どくどくふぉっくすさんのレビュー一覧

催眠セックスものを求めていた矢先、出会えた作品。しかも退行ものというテーマもコンセプトの少年になりお姉さんに教えてもらう内容も大好きです。

催眠は深呼吸で昔に戻ります、ぐらいで少年に戻った感はないがリラックスはできました。そこでお姉さんにあれやこれやを待っていたのですが本編は小説です。ニュアンスで言うと、姉:「いい子にしてた?」ナレ:「お姉さんが頭を撫でてくれます」姉:「撫でられるの好きでしょ?」ナレ:「お姉さんに撫でられ～」と、人物の説明口調を避けるため地の文に任せたつくりに感じました。そのためお姉さんのセリフが自然だが短く、作品の大半がナレーションを聴く流れです。専門知識がないので感覚ですが、催眠としてはお姉さんにもっと指示や煽りをしてもらいたいと。例えば姉:「それじゃあ……」ナレ:「お姉さんが君のをくわえました。突然のことにびっくりして腰を引きます」ではなく姉:「それじゃあお姉さんが君のをくわえるよ。驚かないで。最初はちょっと刺激が強いから腰が引けちゃうかもしれないけど、治すのに必要だから――」と、これから起こることをセリフにしたほうが、ドキドキしていくし優しいお姉さんであることが伝わると思います。
また春日アンさんの熱のこもった嬌声の直後にナレ:「前後に動いてお姉さん気持ちよさそう」……いやわかるよ、と。小説なら言葉が必要でも音声作品なら役者さんの演技力があるので、地の文をなくしてもっと声優さんを頼ってもいいと感じました。
他には体言止めが多く、笑わせにきているワードチョイスも集中を欠くので気になりました。

気が早いですがこの続編の期待を。この作品から続けて、1.性教育を習って意味を知ってからの初えっち。コンセプトを変えて、2.怖い印象のお姉さんに騙されて初えっち。3.マセた少女と手探り初えっち。など。シリーズ化したら積極的に手を出していきたいです。

リライトは奥が深いです。

ドリフトには強く惹きつけられていましたが、リライトはあまり興味が沸かず、『他者のコントロール』なんて自分には合わないな～、などとドリフト単品での購入を考えていました。

リライトは自分を守ることができます。この応用だけで充分に自分にとって価値のあるものでした。他にも様々な応用ができ、基礎技術と言っても過言ではありません。

もちろんドリフトも素晴らしい経験につながります。私と同じように迷っている方がいましたら、参考になればと思います。

『パートナーに委ねる』というテーマの通り、深い安らぎと幸福感を味わうことができました。ストレスや不安などの心の重苦しさがふっと軽くなって、その空いた空間を優しいモノで埋まっていく、そんな感覚に浸っています。

また体験版で「こうなったらもっと素敵な展開なのに……」と願っていたことも、製品版のおまけで満たしていました。ネタバレなので控えますが、同じ嗜好の方の参考になればと思います。

ボイスドラマ編では、山田じぇみ子さんの妹が抱きしめたくなる可愛さでした。じぇみ子さんによる素直になれないボクっ娘や甘々な姉など、このボイスドラマを別パターンでも聴いてみたいと願います。