イッサーさんのレビュー一覧

対象とした人間を生かすか殺すか判断する役目を担う本作のサキュバス。
とてもお淑やかで上品な感じにひきこまれました☆
主人公を蘇生させようと、癒し、励ます姿にとても魅力的です。

以下ネタバレになりますが、
主人公は「死ぬにはまだ早い」と判断されますが、個人的にはこのサキュバスの慈愛ともいえる振る舞いのおかげで蘇生したのではと思います。

別バージョンを作る予定があれば今作と反対の判断が下された時の結末も見てみたいですね☆

本作は、「精液さえ搾れたらよい」ってドライなサキュバスが「愛」を知る、そんな素敵なお話。
普通サキュバスは、「精液さえ搾れたらよい」って思うのは自然かもですが、このサキュバスは自身の劣等感から余計な感情は捨てて目的達成のみを重んじるようになったことが根っこにあるようです。
でもそんなサキュバスちゃんも良縁で感情豊かになっていく、聴いていてほっとします。
ちょっぴり泣き虫だけど、それがまた可愛くて愛おしいです☆

性に目覚めているか否かの少年にお姉さんに取りついたサキュバスが保健の授業と称して、少年を搾精するという、今までにはなかった傾向の作品です。搾精方法は一つだけですが、じっくり搾る感じなのと、作品がほどよい長さということもあり、聴きやすい仕上がりになっております。
お姉さん自身、最初は性に対してはあまり良い印象を持っていないようでしたが、サキュバス憑依後にはそれが変貌している。これも注目点と思います。

序盤では魔力による破壊的攻撃などで恐怖感を与えるような内容ですが、同じ低温ボイスでも主人公を搾精するときは、どこか色っぽさを感じられます。聴いていると、添い遂げることができる相手を探しているようで、そんな相手になかなか出会えず、今回やっと出会うことができたうれしさがにじみ出ているようで、意外とかわいい、乙女チックな一面もあるように思いました。

そのほか、個人的にはラミアとの体格差がキモでした。本番するとき、胸に顔が埋もれてしまうほど、主人公とラミアには体格差があるようです。
そんなシーンを想像するだけで興奮できますし、なんだか母性さえ感じられます。
第2弾もあるようなので、そちらも購入しようと思います。

音声作品でも有名なサキュバスアイリさんのCG・イラストストーリーということで買ってみました。
いつもは余裕たっぷりなアイリさんが初っ端、シスターの罠にかかって困惑している状況。いつもと違うアイリさんを見ることができてよかったのがまず一点。
でもやっぱりすぐに切り替えて搾精に向かう。いつものアイリさんらしさは健在なようで安心しました。
終盤、シスターへの因縁の言葉がありましたが、続編があれば直接対決とかありそうで、機体で胸が膨らみます☆

敗北した勇者くん。魔王とその部下たちになすすべもない。
でも何だか、あまあまな感じです。
特に魔王様の母性あふれる様子が良いですね☆
どれだけ勇者にきつい物言いをされようとも、あふれんばかりの母性で包み込んでしまう魔王様。魔族ではあっても、こういう魔王様が世界を支配するほうが世の中平和になるんじゃない?、って思っちゃいます。
魔族でも、慈悲はしっかりあるようで、読んでいて心地よい気分になりました。

この鬼の娘はとてもよくできたお嫁さん。
旦那(主人公)が、なかなか起きなかったとり、仕事中にも関わらず性欲を抑えられず衝動的に行動してしまっても怒らず、しっかりとしかも優しく対応してくれる。本当に素晴らしいです。また、声優さんのもつ特性がそれを大いに引き出してくれていると思います。
だから、鬼娘が興奮のあまり旦那が気絶するほどの激しいプレイをしちゃっても、自分ならまったくもってOK(実際そんなシーンがあります)。

耳を性感帯にするという点だけをみれば、みみサキュのシリーズと同じように感じますが、本作はあらゆるプレイを「耳」に対して施す新しいスタイルと思います。
登場するサキュバスは、丁寧な口調で控えめな感じですが、最後のほうは主人公の精力の強さに興奮するシーンでもその情愛を保っており、それが何とも言えない良さを感じさせてくれます。
ほとんど耳への刺激メインですが、とても楽しめました。

ジャケット絵とサンプル音声では少し怖いイメージがありましたが、好きな声優さんの作品ということもあって購入しました。
容赦なく人間から搾精・吸血し、時には命をも奪う吸血鬼ですが、気に入った男の子にはとっても優しく、あまあまになっちゃいます。そのギャップがまた良いんです。
最後のほうの多方向からのささやきは最高☆興奮と感動が倍増します。

人間とサキュバスのハーフ・半端ものだから、という劣等感をいただいているサキュバスたち。主人公とのやり取りからも純粋さ、健気さが伝わってきます。聞いていて、「いろんな複雑な思いをしてきたんだろうな」と思いました。もし自分が主人公の立場なら、「愛してええんやで」、「人間でもサキュバスでもない、ではなくて、人間とサキュバスの、それぞれの良いところを持っている素敵な子やで」って言ってあげたいですね。
そして何より全編通して関西弁っていうのがすごく良い☆
ヤキモチやいてるときや、照れているとき、それらがより際立っています。
すごく親しみやすいです!