LINEさんのレビュー一覧
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もう若いとは言えない年頃になる中年オッサン、定職にもつかずホームレス同然の生活を続けており周囲からも負け犬と蔑称され続けています。ついに日雇いの仕事をもクビになり居候先のボロ物置からも叩き出されてしまいます、さらに家主からは迷惑料と称してなけなしのお金も毟り取られ、明日生きていくこともできないという絶望的な状況から物語は始まります。
主人公のオズワルトはとても弱く、ゲーム再序盤の敵2体を相手してさえも死にかけます、武器を手にしてもザコモンスター相手に体の震えが止まらないというヘタレっぷりで本当にこいつはどうしようもないんじゃないかという不安さえよぎります。そんな最低辺な奴がなんやかんやあって最弱モンスターのスライムに懐かれて……た、所で最低辺のダメ人間と最弱スライムじゃどうしようもないじゃないかと思うかもしれませんがこの最弱スライムがとてつもなくヤバい奴だった…という感じでしょうか。
ゲーム全体の雰囲気、ゲームバランス、キャラクター性、ストーリーにエロシーンと全てが高いレベルでまとまっておりプレイを飽きさせません。そしてなによりもクゥちゃん可愛いし強いし可愛いしエロいし可愛いし…ホントなんなんだこの娘はw
オズワルドも最初こそヘタレで、さいつよのクゥちゃんに比べて見劣りし「おいおい主人公頑張れよ…」と思いがちですが中盤にはオズワルドのサポートがないとクゥちゃんが満足に戦えないという状況もあり、さらに後半にはお互いがお互いを活かして戦うベストコンビの様相を呈してきます。
ストーリーも花丸です。なぜ負け犬なのか、なぜオズなのか、なぜあの人は…。特に、こちらを侮蔑していた周囲を実力をもって、ギリギリと歯ぎしりさせながら認めさせていく様は痛快です。ざまーみろといってやりましょう。
そしておまけルートは最高、苦労したんだからこんな終わりでいいじゃないですかw
レビュアーが選んだジャンル
2017年12月08日
とにかく、なんといってもいきなり始まるBFシーンが特徴でしょうか、起動して10秒でいきなり食わえ込まれています。踏まえて、サクッとHを楽しみたい人にはおすすめでしょうか。
BF物という事で相手を「ブチ犯すっっ‼」みたいなハードで暴力的な物かと思われるかもしれませんがそんなことはないのでご安心を(まあ、サンプルCGを見ればそんなことはないのは一目瞭然なんですが)
バトル中もバトル後もやや甘な感じで進むのも特徴で(一人強気な娘がいますが)攻めるよりも攻められる点が強い印象です、また攻められ方も「私で感じてくれてるんだ うれしい♪ほらイッて、イッてイッてうれしいなぁ」みたいな感じで進むのが甘さに拍車をかけています。
煌びやかな背景と、なんだかムーディな音楽も相まって本当に委ねてしまいそうになりそうなのに、敗北専用アニメが用意されていてこれがまたヤバかったです…とくにサキュバスさんのあれは本当の本当にヤバかった…ぜいぜい。
本番行為がちょっとしかないのが少し残念ですが、それを差し引いても十分エロいゲームでコストパフォーマンスは高めだと評価できます。あなたもお一つどうですか?
2017年05月20日
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大自然の中で気ままに狩猟生活を続けていた主人公が、出会った女の子と交流していく内に…といったゲームです。
日にちと時間の経過こそありますが、経過することでのデメリットなどはほとんどありません、今回だめならまた明日やればいいし、めんどくさいなら一日中ゴロゴロしてても一向に構いません、それどころが起きて即H→寝る→また起きて即…というようなことでも全く問題がなくゲームは進みます。(進むとはいってもエンディングは無し。ヒロインとのエンドレスイチャラブを楽しむゲームです)とりあえずの目標としてはヒロインの親密度を最大まであげてそして…!?というところでしょうかw
序盤にちょっとしたシナリオの緊張ポイントがありますが、それ以外は本当に何にも追われず、捕らわれずのダラダラであまあまな生活なので肩の力を抜いてプレイしたい人におすすめでしょうか。家を増築したり料理をごちそうしてあげたりするとただでさえ主人公の事を好きなヒロインが、さらにダダ甘になっていったりと恋人生活の方も萌え萌えです。
ただ一点、難をあげるとすれば「ゴブリン娘」、所謂モンスター娘的な要素は薄かった所でしょうか。ヒロインは森で生活していた「ゴブリン」ということですが、一番モンスター娘的な要素である外見の違いなどはほとんどなく(耳が長いくらい)もはや人間とほぼ遜色なかったという点でしょうか。ただ、言葉を知らず人間をしらずに森で生活していた「人間の女の子」だったと言われればそうだな、という風な。モンスター娘という部分に期待して購入しようという方は慎重に、まずは体験版を吟味してみてください。
エッチシーンはささやかではありますがアニメーションします。本当にささやかな変化ではありますがこのささやかさが逆にいいかも…。
もん娘という部分に拘らず、スロー&ダダ甘な恋人生活目的なら迷わず買っちゃいましょう。
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素晴らしい!いや、素晴らしい!
こんなことしか言えませんが本当に素晴らしいゲームです。本当にもう、素晴らしい意外になんと例えればいいんだ…。
ストーリーや設定、世界観などには私はかなり厳しい目をもっているのですが、緻密な計算の上で練られ、編み込まれ絡み合い、奥深い世界を醸し出しています。特に終盤付近、ベストエンドに必要な要素を収集していく過程での「そうだったのか!」という気づきの連続には痛快なまでの爽快感を感じました!これはまさに、世の中に名だたる名著の官能小説であると、私はそう豪語しても構わないだろうというぐらいこの作品にほれ込みました。脱帽です。
ゲーム部分に関してですが、たしかに諸般、様々な意見はあろうと思いますが、私は絶妙であると思います。(ver1.10現在)
例えば空腹度に関してですが、彼女達、夢魔は人の精で生きています。踏まえて、次にいつ人に精を貰えるかわからないのに空腹で徘徊するしかなかった彼女が、主人公と出会い、触れ合い、主人公も夢世界を探索するために彼女の力を欲し、これ以降決して、貴女は空腹に苦しむことのないよう自分が愛を注ぐ、その変わり力を貸してくれないか、と契約を持ち掛けたなのだとしたら……これだけでもいいドラマに見えてきませんか?
そんな背景があるとしたら、パーティの空腹度はとてもよいエッセンスに見えてきます、いくら燃費が悪かろうと限界まで空腹にさせることは、そんなことはできません!男が廃ります!w
個人的な体験で恐縮ですが、私はこちらの作品をプレイさせていただき、己の内面の「男」というものが覚醒しました。困難苦難に対する姿勢が改まり、日々を精力的に生きていく力を授かりました。本当に、本当に素晴らしい作品です。
最後に、私はサキュバスロードさんに一票を投じさせて頂きます。インサートからのピロートークが官能的すぎですw
初めて成人向け漫画を手掛けたということですが、基本をしっかりと習得されているのでしょうね。ストーリーもしっかりしておりエロさもGood、絵はたしかに手作り感が滲み出ている感じですが十分に鑑賞できるレベルです。この値段に十分に見合う作品ですね。
主人公がサキュバス少女の触手で凌辱されていたはずなのに、いつのまにか和姦になっていて、最後にはサキュバスとのラブラブHに突入、そこらじゅうにハートが飛び交うように盛り上がった二人はもう止められない……という私好みの展開になっていて、非常に良かったですねw
そしてラストのワンシーンで……なるほど!と納得のストーリー読了感。起承転結がしっかりとしていて好感が持てました。いやぁ、続きも気になるなぁ。
神社へ~という表現があるので主人公が巫女さんかと思っていたのですが、早々に脱がされてしまうので巫女さん成分はありません。まあ、ジャンル一覧にも巫女タグはありませんので問題ありませんね。
一部、モノクロと液体大量な描き方のおかげでどういった体勢で触手が絡みついてるのか、挿入されているのかわかりづらい場面もありましたがエロさは伝わってくるのでヨシwこの辺りは作者様のレベルアップに期待して今後の活躍を見守らせて頂きたいと思います。
2コイン程で買えるお買い得な「girl to depravity」如何ですか?
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190万もの人口を擁する北の大都市ライラック。150年目にあたる節目に、故郷へと戻ってきた主人公と「媒介」と呼ばれる家へと生まれた3姉妹との青春物語です。
190万もの命を背負える覚悟があるのか、150年間護り続けてきた平穏を維持できるのか、誰の命を媒介としてライラックに殉じるのか、というような重た~いストーリー……というものではなくて、初恋と青春の、心がほんのりと暖かくなるような甘い物語でした。
濃厚な絡みを期待していると、あっさりとしたHシーンで「え?それだけ?」と肩透かしを食らいますが、あっさりとプラトニックなシーンを経ることで、その後の「好きで好きでたまらない」というような、嬉しはずかし萌え悶えるような淡いピンク色のほわほわした気持ちが長続きします、そしてその気持ちが残ったまま本番に……うわぁぁぁ萌え死んでしまう!……というような、清純派な展開になっていました。
シナリオに関しては、丁寧に作られているなという印象でした。
他のゲームには、バッドルートに入ってしまうと、シナリオの展開がどれもこれも似たり寄ったりでテンプレート化して、そのままゲームオーバーという流れが多いようですが、こちらのゲームではヒロイン3人ともにしっかりと違った展開を用意しており「はいはいバットルートバッドルート乙」というような嫌な気分にはなりません。ゲーム的にはあまり必要ないような部分でもしっかりと作りこまれているという部分で高評価です。
すべてのルートをコンプリートして、おまけのCG鑑賞モードに入ると、いや、まさかあんな展開を用意されているとは……あのボイスを聞くだけで
「楽しませてもらえました。ありがとう!」とこちらのゲームに感謝の心を抱きました。
さあ、みなさん。若かりし頃の、胸がほんのり温かくなるようなほわっとした気持ちを思い出してみなせんか?
百五十年目の魔法使い、おすすめです。