骨格機械さんのレビュー一覧
レビュアーランキング | 61位 | (役に立った数:107件) |
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投稿数ランキング | 230位 | (総レビュー数:78件) |
2015年04月07日
フルカラーの美麗な絵で展開される、妖怪たちとヒロインの交わりをえがく、現代妖怪絵巻。
上位妖怪・リンに妖怪たちの精液収集を依頼されたヒロイン・あかるが、毎回毎回妖怪のアブノーマルかつハードなプレイに晒されて、被虐や羞恥に悶える姿が最大のセールスポイント。
最終的にはリンの助けが入るものの、プレイのハードさ・羞恥感の強さと、時に前後不覚まで追いつめられるヒロインの受難と痴態は、陵辱寄りと思わせるダークさを醸すこともある。
とはいえヒロイン・あかるは、けしからんサイズのふかふかバストを揺らし、恐怖に涙しながら上目遣いで見つめてきたりと、いじめてオーラが凄まじいので、自業自得の感も(笑)。大変えろえろしく妖怪たちと読者を悩殺していく様が、この作品最大の魅力。
表紙のヒロインが醸すいじめてオーラにビビっと来た諸兄なら、手にとって損はないと思います。
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2015年04月07日
キルタイムコミュニケーション系のレーベルで、様々なノベルの挿絵を担当されている絵師・草上明氏の、これまでの挿絵+書下ろしイラスト集。
表紙(書下ろし)を見れば分かる通り、イラストのクオリティは保証付き。
表紙は二次元ドリームノベルズ『神聖騎士オリアナ』から、メインヒロインの修道女・オリアナ(右)と、宿敵の淫魔・アルベルティーナ(左)。個人的にはKTCノベルズの中でもトップレベルに好きな作品なので、こうして再びフィーチャーされ、複数の描き下ろしイラストが見られるのは嬉しいところ。
とくに描き下ろしのオリアナがえろいのなんのって・・・オリアナだけでも個人的には満足です。
草上氏の筆致の魅力は、まずオリアナを見れば分かる通り、マシュマロを思わせる柔らかな肉感描写。『オリアナ』や『妹らぶる』のように、ナイスバディ系ヒロインの隣にロリヒロインを置く構図も、余計に肉感を煽ってくるうえ、大人もロリもお尻のむにゅむにゅ感はたまらない。
加えて、愛液や涎が魅力的なボディを絶妙に彩ってくる。さらに絶頂シーンでのヒロインのトロけ顔は、陵辱では被虐と敗北感、和姦では陶酔と幸福感を煽ってくる絶妙さで、「これぞキルタイム」という出来栄え。
ハイクオリティぶりもさることながら、現在のキルタイム系の傾向を見事に象徴した代表的絵師さんといえるだろう。
前半はドリームノベルズ等の陵辱系、後半はドリーム文庫等の和姦系の挿絵がまとめられ、左頁に絵、右頁に小説本文の抜粋が掲載される。これが、強烈に購買意欲を高めてくるニクい構成で、絵のクオリティにつられ、ついつい未読の作品を買おうかと思ってしまう。
個人的に、『オリアナ』は激しくオススメ。とくにお尻好きの諸兄にはたまらないものがある。オ(シ)リアナ。
表紙、サンプルが気に入ったら、手に取ってみて損なし。まだ見ぬ良作ノベルへの橋渡しをしてくれる一冊。
2015年03月18日
往年の男の子たちのあこがれ、美貌のセーラー戦士が脅迫され、いいように辱められてしまう3Dムービー集です。
えちぃセーラー服コスにつつまれた肢体とあでやかな金髪がぬるんぬるん動いて、凌辱され、嫌悪と快楽の底へ叩き落されるセーラー戦士の姿は、変身ヒロインに邪な目を向けたことのあるかつての男子たちなら、かならず満足できるはず。
トイレの個室・電車内等、恥辱系プレイから入ってきますが、ラストは磔、木馬、触手のアブノーマル責めラッシュは、激しさも満点。拘束・拷問による苦痛に、異形に犯されてお腹が変形してしまうヒロインの痴態は、リョナと凌辱の境界くらいの独特のえちぃさが光ります。加えて激しい動きでのフィニッシュシーンが迫力満点で描写されるのも高ポイント。セーラー戦士にひどいことしたいハードな属性持ちの方でも、期待を裏切らない内容でしょう。
メーカーさんの特長である「シーン集」としての自由度も健在で、心の声のON/OFF、コスの設定、シーン移行やフィニッシュのタイミングなどもクリック一つで自由に決定できます。まさに「お好きにしてください」というユーザーフレンドリー感は、うれしいところです。
セーラー戦士を好き放題してしまう・・・このシチュエーションに反応した男子諸兄には、ぜひおすすめしたい作品です。
全編「和服」にこだわった、異色ながら高い完成度を誇る短編集。作者の処女短編集とのことですが、ストーリーもえちぃさも、クオリティはかなりのもの。
「ヒロインが和服を着ている」という以外は、話の内容はバラエティ豊かで、さまざまなシチュエーションやムードを味わえるため、飽きのこないシナリオの多彩さが魅力。美人でえろい新妻とのらぶらぶなプレイに始まり、美人姉妹との3P、再会した同級生(元気系巫女さん)との洞窟内プレイなど、派手で明るいシチュエーションがあったかと思えば、ダークな雰囲気での乱交、色町の妖狐や氷倉庫に住み着いた雪女との人外女性とのえっちまで、鬱というまでにはいかないものの、暗く幻想的な読後感を与えてくるものまで収録されています。作者の作劇の才能が光る逸品。
絵柄に関しては表紙で保証済みで、きらびやかな和服のデザインと、洋服にはないチラリズムの魅力が満点。それを着こなすのは柔らかくボリュームのある肉感のヒロインが多く、合間に少々貧相なボディの子も挟まれて、着衣えっちの魅力が余すところなく表現されています。
個人的なお気に入りは、ショートボブにミニスカ着物の雪女さんとのプレイを描く「夏になく雪」。姿こそ現代風の雪女さんですが、自分が人外であることに引け目を感じつつも、男への想いに胸を焦がす姿は、古典的な日本の雪女そのもので、たいそういじらしくかわいらしい。ラストシーンまで含めて、18禁でしか表現できないお話だったと思います。
作画とシナリオの2人組で執筆しているというだけあって、絵も作劇も高クオリティ。「和服」という縛りがとれたらどうなるのか・・・作者さんの今後の作品に大変期待を持たせる、高水準の短編集でした。
2015年03月10日
pixivはじめ、ネット界隈で人気の巨大ヒロイン「ウルトラ戦姫」を題材とした、リョナ・ヒロピン作品第2弾。前作でのピンチとリョナ描写の絶望感、圧倒的なハードエロスはそのままに、今回は敗北した戦姫の拷問・処刑シーンが、絨毯爆撃のように押し寄せてくる。
前作であれだけやったのに、全く衰えていないハードさが第一に目を引くところ。前作で敗北した主人公アルファは、冒頭から「死ぬより辛い処刑」という作者お得意の鬼畜展開(褒め言葉)に叩き落され、ここだけでももうお腹いっぱいレベル。
虜囚となったアルファに、捕えられた仲間を救出するために闘う4人のヒロインの合わせて5人のキャラクターが登場。前作の3人からボリュームアップし、人気キャラ揃いの5人全員に、多彩で壮絶なピンチとハードエロスが用意されている。
リョナとエロばかりでなく、作者お得意のバトル描写も非常に多彩。「沼」、「電撃」、「氷山」などの変わり種フィールドから、ヒロインたちの心理の裏をかいた狡猾な罠まで、前作以上にウルトラレディたちを絶望の底へ叩き落すメニューが揃えられている。
今作だけで5人、前作から合わせて7人のヒロインたちは(やられっぷりも)個性豊かで、きっとお気に入りの戦姫が見つかることでしょう。
個人的なお勧めはジェニス(表紙右の水色髪ロング)。前作で登場しなかったので、待ちわびていたところ・・・抜きんでたいじめてオーラと挿絵の苦悶の表情のえろさ、そして終盤のピンチシーンの展開の見事さもあって、ジェニスファンとしては大満足の出来でした。
草宗氏の圧巻の文章力と圧倒的なハードさ、そして原作者であるらすP氏の挿絵が織りなす作品世界は、商業作品にも引けをとらないクオリティ。「ウルトラ戦姫」シリーズを知らない方でも、リョナやヒロインピンチという単語に思うところがあるなら、ぜひ購入して堪能してもらいたい逸品です。
2014年11月11日
エネルギーを吸収されて敗北する変身ヒロインたちの物語三篇。
「エネルギー吸収」とはいえ、基本的には快楽堕ち要素が強く、エネルギー吸収の虚脱感が、即快楽に変換されて悶え狂うヒロインたちの姿が見どころ。
単なる敗北以上に悪堕ち要素も強く、3篇のヒロイン中1人はラストでエネルギーを正負反転させられて完全悪堕ち、1人は先に悪堕ちさせられた先輩に責められる。
とりわけ前半2篇は共通するシチュエーションが多く、触手責め中心。肉体改造で母乳が出る身体に改造された上で、搾乳によってエネルギーを持っていかれて絶頂する場面は、その手の属性好きにはたまらない。
ラスト1遍はヒロインが自分のコピーに自分の存在自体吸収されるという異色のストーリーで、これまで2篇にはなかった「変身解除」要素をカバーしている。
「エネルギー吸収」をキーワードに、短いページ数でどれだけえちぃシチュエーションを構成できるかという工夫の跡が見られる意欲作揃い。Vo2以降にも期待がかかる。
2014年09月30日
どこぞの動悸の激しい朝のヒロインにそっくりな4人組の魔法少女たちが、命がけの戦いの中で、友情と恋と凌辱に乱れる、直球の魔法少女凌辱譚。
敗北後は触手・異種姦、変身前は敵の罠にはまっての人間相手の凌辱。
戦闘パートは基本は運任せのじゃんけんだが、こちら側がHPに余裕があるうえ、コンテニューし放題なので詰むことはない。降参して凌辱シーンを回収しつつ、コンテニューして戦闘を進めれば、コンプリートまで時間はかからない。
登場ヒロインは4人、個性豊かな美人揃い。
・ユナ
ピンク担当、属性は「普通」。巨乳。
注目すべきは、お腹に突っ込まれた時の、低い唸り声のようなバックグラウンドボイス(最初聞いた時、誰の声かわからなかったほど)。この苦痛ボイスに、通常のハイトーンボイスと、凌辱時の快楽極まったラリボイスが相まって、ものすごくえちぃことになっており、声優さんの熱演が光るキャラ。
・シズク
青担当、属性は「秀才」。爆乳。3人or4人まとめて凌辱されるシーンでは、ケタ違いのサイズに胸にばかり目が行く。初敗北シーンが肛門凌辱なのも印象的。
・アリサ
黄色担当、属性は「お嬢様」。美乳、箱入り、気弱、ちょっと天然、快楽が極まると一人称がファーストネームになるなど、本家さながらにあざとかわいい。変身前の凌辱シーンが多いが、それ以上に後半は失禁シーンが印象的。さすが黄色。
・ユカリ
紫担当、属性は「クール」、だが実は寂しがり、抱え込み体質と、実に魔法少女しているキャラ。貧乳。声優さんの演技のレベルが高く、普段のクールボイスと、凌辱時の絶望ボイスのギャップが素晴らしい。貧相なボディに、4人中もっとも苛烈な凌辱を受けるのも高ポイント。
華やかでキュートな絵柄に、グロテスクな触手絵、悲壮感と苦痛と望まぬ快楽に彩られた凌辱シーンと、高水準でまとまっている良作。
2014年05月08日
特撮ものの文法を用いた変身ヒロイン調教を得意とするブランドの、宇宙刑事もの、ひいてはメタルヒーロー系の第二弾。前作「ソルディバン」は未プレイだったが、前作とのつながりは大まかな設定と敵キャラ一人だけで、問題なく楽しめた。
メインヒロイン2人にサブヒロインとして司令官と女幹部という王道構成。シナリオ進行に従って、要所でヒロインとエイリアンの戦闘が発生し、主人公はそれに干渉するかどうかを選択する。大抵干渉しないとそのヒロインはエイリアンの手に堕ちてしまい、個別バッドエンドへと進む構成。さらにバッドエンドを見ると、その後のエスカレートしたえちぃシーンを見られるおまけつき。
メインヒロインは、先輩赤と後輩青の二人。
カナタ(赤)は淑やかビューティお姉さんで、仕事はきっちりこなすが、どこか天然で、えちぃピンチでも「そんなこと言ってる場合か?」などとついつい考えてしまうような言動が魅力。
個人的な一押しはアミィ(青)。主人公の幼馴染で淡い恋愛感情があるというおいしいポジションかつ、兄の仇であるエイリアンに対して憎悪を向ける新人戦士。憎いエイリアンに敗北し、強制的に快楽を叩き込まれて、悔しさと憎悪と羞恥に彩られた表情、望まぬ快楽に身をよじらせる姿は、大変にえちぃです。とりわけあるバッドエンドでは、エイリアンに見初められて、敗北後さらわれ、花嫁にされてしまう展開があり、嫌悪感に身を焼きながらも、最後は心も体もエイリアンの虜になってしまう姿は、えちぃさと悲壮感があいまって絶品でした。このため、ついついアミィを助けたくなくなる始末。
声優さんの甘めの声質も、「一生懸命マスコット」という称号にぴったりで、えちぃシーンでも光っている。
ヒロインのえちぃピンチと快楽堕ちが好きな方にとっては安牌間違いなし。
2014年05月08日
特撮ものの文法を用いた変身ヒロイン調教を得意とするブランドが、とうとう伝説のセーラー服美少女戦・・・に手を出した。ゲーム起動直後に聞こえてくるOP曲を聞けば、まぎれもなく「あの曲」で、最初は誰もが噴き出すだろう。
かつて少年たちは、おおっぴらには恥ずかしくて見られないけれども、羨望・崇拝・欲望・興奮と、さまざまな感情が入り混じった視線を、テレビで活躍する美しきセーラー服の戦士たちに向けていたはず。時が経ち、彼女たちが痴態をさらし、調教に屈していく姿をその眼で見られる時代が、とうとうやってきたのだ・・・。
相変わらずMAIKA様の仕事は少年たちのロマンにあふれています。
キャラクター性も本家へのリスぺクトがすさまじい。明るく朗らかな学園のアイドルだが隠れ犬気質のルビー、お嬢様で生徒会長(ほとんど水星)だが隠れSで女教師気質のサファイア、武道少女で凛々しい(ほとんど木星)が隠れM気質のエメラルド。どれもお決まりだが魅力的なヒロインたちがそろっている。
三人のヒロインの内、最初に調教する戦士を選ぶことで、後の展開が変化するシステム。
一人目は、隠された性癖を暴き、念入りに調教し尽くし、悪堕ちさせて側近に。
二人目は、さっぱりめに調教して部下に。
三人目は、一撃で屈服させて破壊し、パワーアップの生贄に。
三人のヒロインの運命は調教順によって変わりますが、基本的には、一番のお気に入りの子を最初に堕として、側近になってもらうのがいいでしょう。
ツボったのは、自分を犬、主人公を飼い主と思い込んで使えるようになるルビーのシナリオ。ルビー役の声優さんのファンであることも手伝って、蕩け顔での飼い犬プレイはたいへんにえちぃ。
セーラー服の戦士たちを調教し尽す・・・これに反応したならぜひお試しあれ。
2014年05月04日
いろいろな意味で、表紙イラストがすべてを物語っている短編集。表紙のとおり、キューティフェイスとむっちりしたボディを兼ね備えた美少女達が、さまざまなシチュエーションで快楽責めを受け、タイトル通りに「敗北」の向こうまで叩き落されるのが基本の筋立て。
作者のふたなりへのこだわりが光っており、ふたなり少女が登場しない話は1つだけ。ふたなり化の過程がしっかりえがかれ、男性器から送り込まれる道の快楽に悶絶しながら蕩ける表情は秀逸。
ふたなり以外の部分でも、ヒロインのコスチュームのバリエーションは非常に豊か。表紙の対○忍から、メカ少女、巫女さん、変身ヒロイン、西部劇風ガンマンまで。作者の各話解説の中で各ヒロインのデザインモチーフが語られて楽しい。
性癖別アンソロジーへの掲載作品もあり、表紙の子はスライム、ガンマン少女は丸呑み、変身ヒロインの黄色の子はひょっとこフェラに特化している。ふたなり快楽堕ちを基調としながら、ここでもバリエーション豊か。
ツボった話は、仲間を人質に取られた変身ヒロイン(気弱健気系)が、敵の女幹部(当然ふたなり)にフェラを強制される『魔法少女シャイニー・イエロー』。赤・青の子よりも弱くて健気系の黄色、という構図はまんま某フレッシュなプ○キュア。お口責めの一転特化のため、穴という穴を責められふたなり化させられる他の話よりもマイルドではあるが、その分終始ヒロインの顔がアップで描かれ、呼吸もままならないまま喉まで押し込まれたり、2本同時に押し込まれて頬が変形したり、目をむいて苦しむヒロインの顔が、大変にえちぃです。
シナリオとしてはどの話も比較的一本調子ながら、ふたなり描写にハードな快楽責め、ヒロインのデザインの細部へのこだわりが光る一冊。表紙買いして損はないでしょう。作者の今後に期待です。