とりたちよさんのレビュー一覧

友人の女の子との何気ない会話から始まるのですが、もうそこから声優さんの距離感というか気安い女友達という感じの演技にドキッとなりました。
自然に夜のバイトの話になり、あるワードからマゾバレしてしまう…。
このマゾバレシーンにもゾクッとさせられます。
そこからは自宅へ呼んでのオナクラプレイ。もう全てを知り尽くして何枚も上手の女の子の掌の上でサクッと抜かれます。この圧倒的な力の差を見せつけられる感じもマゾにはたまりませんでした。

短時間でサクッと抜かれたいマゾ向け音声です。
聴き手が貢ぎマゾや罵倒好きになっていく過程などはなく、最初からそういう人種向けと割り切っていきなりフルスロットルで抜きに来るスタンスは嫌いじゃないです。
罵倒ワード連呼、心をえぐってくる言葉のチョイスなどは相変わらず期待を裏切りません。
おまけ音声までついて、貢ぎ作品にこういうのもなんですがお得感満載です。

素材用ということでいくつかのマゾ向け罵倒ワードをトラック毎にただひたすら繰り返すという内容の作品です。
同じ罵倒ワードを何度も繰り返し浴びせられることで、一種のトリップ状態のような感覚になることがあります。
また単調にならないように声優さんの緩急の工夫が素晴らしいと思いました。強めに言ってみたり冷たく吐き捨てるように言ってみたりと同じワードですが最後まで飽きません。

かなりこじらせたマゾにとっては、一風変わった「使える」作品として聴くことも可能かも知れません。
個人的に好きなのは二つ目の幼馴染ちゃんのトラックです。
声優さんの、相手が嫌いすぎるあまり感情が高ぶった際の演技や、かと思えば怒りを吐き出した後、いったん冷静になってネチネチと罵倒するような部分はすごくゾクゾクしました。
ただ、聴き手のキャラ付けが細かく、体型等の見た目にからめた罵倒も出てくるのでそれに当てはまらない部分があるとあまりピンとこないかもしれませんが、そこはなりきりましょう。
逆に当てはまりすぎてクリティカルヒットする場合もあるでしょう。そのときはタイトル通り無事心が折られます。

包茎にフォーカスしたマゾ向け言葉責め作品です。
ダウナーで静かな雰囲気で、ゆっくりと言葉で追い詰められる感じがたまりませんでした。
自分いかに弱虫かどうか、あらゆる角度からの罵倒によりじっくりと自覚させられます。
最後にはカウントダウンもありますが、それをいいところで一度止めるかんじがマゾ心を理解していてよかったです。

少し低めで高圧的な、まさに「妖艶」という言葉がぴったりなマゾ好みの声質でいじめてもらえます。
ねちねちとした罵倒責めで追い詰められたと思ったら、ひたすら笑われて惨めな気持ちにさせられる。この緩急が作品のスパイスとなっており、気づくとこの世界にはまってしまい、まさに屈服させられてしまいます。
そして、屈服したいという気持ちになったのを見計らったかのように、その屈服自体の許可をもらえないというギミックは、とてもゾクゾクしました。

サークルさんお得意の一つのフレーズを繰り返し脳に浴びせかけてくるスタイル。
声優さんのゾクゾクするささやきボイスと相まって、不思議なことにとても抜けます。
例えるならなんかこう怪しい組織に捕まって、ひたすら洗脳音声を聴かされているような…そんな感覚になれます。
最後には言葉通り出させられてしまうことでしょう。

非常に安価ながら、約24分とそれなりにボリュームもある今作。
中身は説明にもある通りひたすら辛辣な罵倒で、そういうのだけを聴いていたいマゾ諸君は買ってみて損はしないでしょう。
怒られたり、笑われたりといろいろな手でマゾを惨めな気持ちにさせてくれます。
声優さんは明るめの声質で、発する言葉の辛辣さとのギャップがよかったです。

使われるフレーズはサークルさんが考案されているようで、あくまでその言葉の組み合わせやタイミングを声優さんがアドリブで演技されるといった内容です。
それでも決められていないランダム性のようなものにワクワクする方にはお勧めできる作品だと思います。
声優さんは妖艶な雰囲気でネチネチと責めたり、冷たい雰囲気できつい罵倒ワードを言ったりと作品にピッタリでした。

女の子のおもちゃになるというワードで色々と妄想が膨らみますが、その妄想を叶えてくれるようなソフトなマゾ向けプレイが基本となっています。
舞台が電車内ということでスリリングな気分も味わうことができます。
女の子はテンプレ的なツンデレキャラで、古き良き(?)様式美も楽しめます。
プレイ以外の会話の内容も割と豊富で、キャラクターの解像度が高いことも作品の魅力の一つかと思います。