小柳さんのレビュー一覧
レビュアーランキング | 116位 | (役に立った数:223件) |
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投稿数ランキング | 329位 | (総レビュー数:339件) |
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2021年04月20日
TVインタビューの仕事を命じられた主人公「木島ハジメ」がインタビュアーの「おじさん」に催眠をかけられるお話です。
変身ヒロイン陵辱ノベル『シャイニングプロジェクト!』を原作とする音声作品とのことで、そちらは未読でしたが特に問題なく聴くことができました。
主人公はちょっとおどおどした感じの純朴で素直な女の子で、敬語で話します。きわどい質問に答えるたびにおじさんへの好意や興奮が高まっていく催眠によって、だんだん声音も甘くなりすっかり舞い上がってしまう過程が丁寧に描写されており、プレイ内容は特にキスと淫語に重点が置かれています。
真面目な女の子が激しく乱れたり、呂律の怪しい喘ぎ声をあげたりするギャップを楽しみたいかたにお薦めの作品だと思います。
2020年08月12日
主人公「ボクちゃん」と好き合っていた「お姉さん」が寝取られる作品です。
トラック1で二人の仲睦まじさが描写され、以降トラック2~6では他の男たちとの行為が描かれます。
寝取られ作品によくある、意中の人を裏切る葛藤や反発といった過程の部分はほぼ省略されており、トラック2から既に相手に篭絡されている状態で進むのが特徴です。「ボクちゃん」や寝取り男たちは進行上あまり存在感を主張せず、代わりにとにかく気持ちよさそうに行為にふけるお姉さんに焦点が当てられているので、不幸な展開や後味の悪さが苦手というかたでも聴きやすくなっていると思います。
シチュエーションとしては顔射要素が多めに取り入れられており、こちらが好きなかたにもおすすめです。
2020年08月12日
お姉ちゃんにお仕置きとして焦らされながら責められる作品です。
一番の魅力は甘く優しい声音と嗜虐性を感じるセリフ内容のギャップです。深刻なトーンや荒っぽい口調でないぶん、かえって逆らえない力関係やそれに身を任せる背徳感などが強調されていました。
カウントダウンや終盤になるにつれて煽るように加速するセリフなど、20分ほどの時間で盛り上がりがわかりやすく構成されているので、手短に濃度の濃い作品が聴きたい方におすすめだと思います。
2020年07月18日
病気で体が少年にまで戻ってしまった男性教師が、治療として黒髪ツインテールの妹「日葵」と、銀髪留学生「イヴ」に性的な行為を行ってもらうお話です。
女の子二人は本来勤務先の教え子なので、「妹×兄」「年上×年下」「生徒×教師」など年齢や立場がちょっと複雑な関係になっているところが作品の魅力にもなっています。
日葵は兄が好きでイヴも性に奔放な性格と、主人公の病気治療をむしろチャンスと見て様々に誘惑し搾り取ってくる展開です。主人公も一方的にやられっぱなしではなく、女子たちの勢いに流されつつも相手を激しくイカせる描写が出てくるため、完全に男性受けというわけではありません。
趣向としては赤ちゃんプレイやお風呂でのプレイ、二人同時のものや、エプロン、制服、牛耳や猫耳コスチューム、ニプレスなどが登場します。
体格差や年下による責めが好きな方にマッチする作品だと思います。
性力神社の巫女との儀式を描いた作品です。
バイノーラル録音が存分に生かされており、鼻を鳴らして匂いをかぐ音、深く息を吸う音/吐く音、ささやき声、緩急のついた耳舐めなど密着距離でも非常にきれいな音質で表現されています。鈴の音や虫の音、摩擦音など効果音の演出も丁寧に施されており、神社や儀式といった妖しい舞台設定を引き立てていました。
優し気な巫女の序盤、淫魔の中盤、答え合わせ的な終盤と、お話としての展開も面白く、男をたぶらかして堕落させるシンプルなサキュバスものとは少し趣きの異なるものを聴いてみたいかたには特におすすめの作品だと思います。
演出重視のBGM有り版を聴かれたあと、声を集中して聴けるBGM無し版で細部を聴きなおされるのが個人的にはおすすめです。
2020年07月18日
リラクゼーションエステに通い、新人の女学生「理緒」と仲を深めていくお話です。
理緒は入店したばかりで、主人公(聴き手)が初めての客です。
序盤~中盤は緊張やたどたどしさが感じられる演技で、すこしずつ主人公に慣れて互いに惹かれあってくると呼び方も「お客さま」から変わり、感情の起伏が大きく伝わってくる声音やセリフ回しに変化していく過程が体験できる構成です。
全体的に抑揚を抑えた真面目そうな敬語使いなので、主人公に対しては嬉しそうな声を出したり時には積極的に責めにも転じてくれるギャップが魅力となっています。
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2020年07月18日
入院先のナースがたまたま幼馴染の後輩で、骨折して動けない主人公(聴き手)にいろいろなお世話をしてくれるお話です。
主人公のことは「先輩」呼びの敬語で、「小悪魔ナース」の表題通りちょっとからかいや意地悪を交えた看護になっているのが特長です。ただし声音は柔らかく優しさや好意が滲んでおり、かなり甘さを感じる責めです。
趣向としては焦らしや射精管理が主軸に据えられ、カウントダウンが好きなかたなら特に楽しめる作品になっていると思います。
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2020年07月17日
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2020年07月17日
気になる後輩女子がいるものの内気で童貞の主人公(聴き手)が自信をつけるべく「童貞卒業委員会」を利用したのところ、相手が当の後輩で……という筋立てです。
後輩からの呼び方は「先輩」、いちおう敬語で話しますが、冒頭の一言目を聴いた時点で相手のほうが上手である(しかしちゃんと好かれてはいる)ことが容易にわかるシナリオと演技で、ちょっと意地悪な後輩にからかいまじりに甘やかしてもらうというテーマが非常にわかりやすくすんなり入り込める構成になっています。
後輩は常時笑みを含んだ気楽な話し方で、そのぶん余裕がなくなって喘いだり切なそうに愛の告白をする場面が際立って感じられました。
全体的に後輩が主導権を握っていますがリードするといった程度のもので、先輩側が攻勢に出る場面も用意されており、対等に互いを好き合う関係が見たいかたにおすすめだと思います。
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2020年07月17日
将来に備えてのお勉強もかねて、担任の先生に童貞を卒業させてもらうお話です。
先生は主人公(聴き手)のことが好きなので、終始優しく手取り足取りリードしつつ自分も一緒に楽しむ展開です。先生の一人称は「先生」、主人公のことは「キミ」と呼びます。
要所で身体の状態や状況をかみ砕いて説明する場面や、優しく褒めたりあやしたりするセリフが挟まれ、教師と無知な生徒の関係がうまく活かされていると思いました。先生は底無しに甘くゆったり柔らかい話し方で包容力を感じる一方、熱が入ったときの品のない連呼や愛の囁き、強引になる責めなど乱れる大人の女性のギャップが随所に感じられる構成が魅力です。
各トラック30分前後、最長の第4トラックは40分あるため、通して楽しみたいかたはじゅうぶん時間を確保して聴かれることをおすすめします。