ragzaさんのレビュー一覧
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女の子とのラブ&イチャに定評のある藤和工場さんの新作です。
イラストどおりの可愛い付き合いたての彼女と昼食後のひとときをマッサージや耳かきしてもらってすごします。
藤和工事さんの甘々なシナリオにCV小音さんが初々しい彼女を見事に演じてます。特に各トラックにそれぞれ彼女が恥ずかしがるポイントがあるのですが、そこがまたくすぐったくて良いです。
また、特徴的なのが耳かきトラックです。ザラザラ、カリカリした作品はよくみかけますが、本作は重めの「ゴリゴリ」音です。同じ箇所を複数回こする、言い方を替えれば耳垢をこそぎ落とすような音にかなり近く、私のような耳かき中毒者にはたまりません。さらに取れた耳垢をティッシュで拭き取る音も忠実に再現されており、いかにも「耳掃除」という感じがでてます。そして、耳かきの最後にはお約束のアレが…。
癒しや、萌えを求める方はもちろんですが、毎日「耳掃除」をしてしまう中毒の方にもお耳の健康のために、耳かき棒の代わりにこちらをおすすめします。
発売から少し時間が過ぎてしまいましたがレビューします。
「田舎の無感情」シリーズのファンのため迷わず購入。
今回も少年少女の少しいびつな形での心と身体の触れ合いを、にこみどりさんの特徴でもある薄暗い雰囲気で描いています。
ストーリーは、真面目な保健委員長が部屋にやってきて義務的に…というものですが、最後にほんの僅かに見せる「デレ」?な部分がまた絶妙です。
また、お馴染みCV蝉サブレさんの起用による雰囲気作りが秀逸です。
当サークルさんの他の作品でも多数出演されてますが、特に「せつなげな少女の吐息」に関しては、すぐ間近に少女がいるかのような錯覚に陥ります。まさに他の追随を許さないクオリティです。
環境音に関しても風や木の葉が擦れる音などが雰囲気作りだけにとどまらず、非常に耳に心地よいです。
ノスタルジックな雰囲気を醸し出す設定に加えて、少しクセのあるとヒロインですが、シナリオ・音質・演技、全て高いクオリティを備えており他の「田舎の無感情」シリーズと同様、買って損はありませんし、今まで無感情系に興味がなかった人にもぜひ聴いて欲しい作品です。
幼なじみの後輩とテスト勉強をするという、なんとも甘酸っぱい青春の1ページを切り取ったような作品です。
前作「雨と還る」とは一転したほのぼのしたストーリーです。
穏やかなポツリポツリした会話の中に後輩の淡い恋心が見え隠れしていて、普通くすぐったくなってしまうところですが、そこは添音亭さんの巧みなセリフ回しとCV浅見ゆいさんの名演により、ナチュラルな癒しに変わる…やはり流石です。
他のレビューにもあるとおり、会話は少な目かもしれません。でも恒例のヤミさんの抜群なイラストのおかげで、劇中の雰囲気は充分に表現されていると感じました。
個人的に最もツボだったのは後輩の女の子のセリフが、敬語を基本としつつ、たまにそれが崩れて幼なじみの雰囲気を醸し出すあたりが…たまりません。
これから聴かれる方にぜひ注目して欲しいところです!
DLが1番だったのを記念してレビューします。
よくあるお店での癒しを扱った作品ですが、なんとお店の子が膝枕をして「噺」をしてくれます。
今回は笑い話が得意な子だったので古典の「刻そば」など名作を噺してくれます。あどけない声での噺というのは未経験だったのでとても新鮮でした。CVがどなたなのかわかりませんが、ジャケットの雰囲気に声がすごくマッチしていて…今までの癒しを扱った音声作品とは違う種類の癒し効果があります。
次回作も予定されているようですので大変楽しみなシリーズです。
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幼い頃から大事にしてきたぬいぐるみの擬人化作品です。
派手な演出があるわけではありませんが、『赤』のセリフの節々に思いやりが溢れており、とても心に染みる作品です。
クリエイターさんの吟味したセリフを声優さんが巧みに読み解いて演じています。とくに付喪神になることを決意する件は何度聞いても泣けてきます。
誰にでも勧められ、かなり感動できる作品ですが、幼い頃から大事にしてきた何かがある人や、幼い子が身近にいる方にはよりお勧めです。
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素敵なジャケットとCVの餅よもぎさんのファンのため即購入。
彼女との初の海デートという、ちょっと変わったシチュエーションの作品ですが、懐かしいような、恥ずかしいような…解説にもあるとおり、付き合いたてのお互いの気恥ずかしさを随所に表現してあります。
ヒロインのキャラ設定も独特です。
これまでの自分から変わろうとする健気なヒロインをCV餅よもぎさんが演じていますが、淡い淡い雰囲気を醸し出す演技が秀逸で…「悶える」という、音声作品ではあまり経験しなかった感覚を堪能しました。
10代後半~20代前半までのわずかな期間でしか感じることのできない感覚( 大げさかもしれませんが… )を追体験できる貴重な作品です。
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またもや約1年振りの「紫陽」の新作です。
ささやき庵シリーズの中でもここまで季節感にこだわった作品は見当たらず、キャラクターとCVにあさんの声とのマッチングを含めて完成度は極めて高いです。
内容は耳かきや耳舐め、もちろんR18要素もありません。
ですが、CVにあさん独特の間の取り方で囁かれる寝物語と歌に癒されること受け合いです。
また、「ささやき庵 紫陽」の壱弐を絡めたvoiceloverさんの流石のシナリオがまたニクいです。
ネタバレになるので詳しく書けませんが、紫陽の恋の思い出を語る部分は素晴らしいです。
今作は単体でも十分楽しめますが、既存作品をお聴きになってからの方が、より紫陽の語りに入り込めるでしょう。
今後とも、まだまだ続編を期待します!
添音亭さんの、季節に合わせた発表のため温めてあった渾身の作品です。
当サークルさんの特徴でもあるリアルな環境音と本当に会話をしているような自然なセリフ回しや、おなじみのCV浅見ゆいさんのナチュラルな語り口調はさすがとしか言いようがありません。
内容はシリアスなので好き嫌いが分かれると思いますが、それを差し引いても十分にオススメできる作品です。
個人的なことになりますが、大事な人を亡くした経験のある方…少し心の慰めになるかもしれません。
ミミアイブも4作目。藤和工業さんのR18の看板作品ともいえるでしょう!お姉ちゃんの弟ちゃん好きも更にパワーアップしており、ここまでハイテンションなブラコンお姉ちゃんの作品は珍しいです。
今回も随所に音のこだわりがちりばめられていますが、特に印象的なのは、導入部分のお姉ちゃんにクンクンされるところはゾクッとします。
また、同サークルさんの全年齢作品の代表作ともいえる「ご耳愛部」の主人公愛莉についてのくだりもチラッと現れます。お好きな方は是非探してみてください。
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待ちに待った、京の続編。
夢見亭らしく会話の間、を重視した作りに加えCV西浦のどか様の演技力も相まってかなりのクオリティに仕上がっています。
特に不器用かつ性格に陰のある女子な好みの方にはたまらないと思います。
前作より一歩進んだ二人の距離にグッっときますので、やはり前作と合わせての方がより楽しめるはずです。
また、前作とあわせて両方とも物語のキーに「月」や「料理」出ていることもあり…二人の仲の進展を含めて更なる続編が期待できます。