はや歩きさんのレビュー一覧

最初に、分かりづらいこの作品の構成について書かせてもらいます。僕は作品内容に書いてある物語の構成が分からずに、買うかどうかを迷いました。なので、これから買いたいと思っている人の参考に、このレビューが少しでもなればと思います。

物語自体は、全5話+おまけです。まず、本編である5つの物語は、それぞれ独立しています。作品内容では、『全部が合わさって1つの物語』みたいな書き方がされていますが、どちらかというと、『世界観が同じ別の物語』という印象でした。また、おまけはその中の1つの後日談です。

5つの物語に共通していることは、『ヒロインの容姿』と『物語のシチュエーション』です。逆の言い方をすれば、5つの物語では、『ヒロインの態度(性格)』と『物語の内容』に違いがあります。つまり、『一つの世界観で5つの話を描いた作品』ということになります。でも、5つの物語ではあるのですが、1人のライターが全部の物語を書いているので、言い回しや物語のキーワード的なものは少し似通っています。

ヒロインのつばめは、物語によって主人公に対する態度が違います。そのため、おそらく各物語ごとに違う印象を受けることと思います。しかし、彼女が本来持っている性格のようなものは、全ての作品で共通していたように感じました。ヒロインの色々な表情が見れるという点においては、この作品の出来は良いといえると思います。また、別作品から登場の2人は、本当にチョイ役で、深い関連性はありませんでした。

シーン数は、物語が重視のため少ないですが、CGの出来は良かったです。ちなみに『みちくさ』だけにエッチは全て、道端や森などの野外系でした。

最後に、本編とは別の本当のおまけで、声優さん2人(主につばめ役の西野みくさん)のボイスが付いてきました。

とにかく妹にエッチなことを仕込むAVGです。

とにかく無駄な話はなく、妹にエッチなことを教え込んでいきます。内容的にはそれだけなんですが、無駄が無い分エッチに集中できます。妹、ロリ好きなら好きになること間違いなしです。シーン数は全部で約10シーンで、エンディングは2種類でした。エッチシーンのほとんどには、アニメーションが採用されており、CG閲覧でいつでも見られるようになっていました。

多少値段は張りますが、全体的なCG、CV、アニメーションの出来は、良い方だと思います。

母親(候補)と幼馴染に挟まれて恋愛するAVGです。

まず最初に、この『もえママ!』という作品は、「父親に隠れて義母との愛を深め合って駆け落ちする」的な作品ではなく、「純粋に相手を好きになって結ばれる」作品です。要するに、この作品は、純愛作品であって、ドロドロな展開は無く、ラブコメ的なもえもえ要素がタップリです。

幼母となる麻美衣は、正確には『義母』ではなく『母親候補』であって、特に結婚しているわけではありませんし、しかも、処女です。また、幼馴染の亜弥衣とは、実は姉妹であり、「幼馴染→主人公←母親」ではなく、「妹→主人公←姉」の印象が強くなっています。

ストーリーは、この手の話らしくしっかりして、エンディングも、麻美衣エンド、亜弥衣エンド、姉妹丼エンドがありました。また、CGもきれいで、量も結構ありました。さらに、CVに至っては、麻美衣の舌っ足らずな声や亜弥衣の素直になれないいじらしい声だけでなく、ストーリーを盛り上げるサブキャラ男性陣にも音声がしっかり入っていたのでビックリしました。

ファイルサイズの大きさは、CG、シーン数にそのまま反映されていると考えてほぼ間違いないです。この値段で、これだけ揃っている作品はそうはないでしょう、お得です。

伝奇もののAVGです。途中で分岐は無く、ノベルに近い形式の作品となっています。

10年ぶりに故郷に帰ってきた主人公と従妹の結衣との、淡い恋愛模様を描いた作品です。物語を重視した作品で、村の言い伝えである『御逸れさん』と10年前に起こった事件を軸として、話が展開していきます。選択肢の分岐も無く、『起、承、転、結』どれもうまく出来ていて、プレイしていて引き込まれてしまいました。

いわゆる獣耳とかが好きで購入しようと思った人は、要注意です。物語はすごく出来ていて良いのですが、その分エッチシーンを入れ難かったのか、シーンとしては1箇所のみです。でも、どちらかというと自分もそれを期待していた方だったんですが、物語が自分の好きな描き方をしていて、かなり満足しました。

ヒロインの結衣は、元気で恥ずかしがりやな、まさに『仔犬』といった感じで、とてもかわいかったです。エッチシーンは、本編1箇所、おまけ1箇所と少なかったのですが、そのシーンにも結衣のかわいさが良く表れていました。親友を見ている明日菜の方は、ちょっと切なかったです。

CGのボリュームからすると値段がやや張りますが、最近プレイした中では、物語の出来具合がズバ抜けて良かったと思います。

学園最後の夏休みを描いたAVGです。攻略キャラは6人いますが、基本は幼馴染と義妹の2人を中心とした物語となっています。

物語は、基本的に朝と夜の2回に場所移動をして進行していきます。その後、移動した場所に出てくるキャラ(いない時もありますが)と会話を進める形式となっています。

攻略キャラは6人おり、幼馴染の明日香と義妹の千夏のグループと、それ以外の4人のグループに分かれます。明日香と千夏の場合は、選択肢による好感度変化によりエンディングが決まってきます。その他4人の場合は、基本的に何回も会っていけばエンディングにたどり着けます。エンディングは、その他キャラの4つと、明日香が2つ、千夏が2つ、明日香&千夏が1つです。明日香と千夏の好感度は、日常会話やエッチの有無(やらないでおくこともできます)などで決まり、ゲーム中に確認することが出来ます。

CGとシーン数は、明日香>千夏>>その他のキャラ、といった感じです。明日香は、スタート時から彼女なので結構多めです。その他のキャラのシーンは、やはりメインの2人と比較すると少なかったです。全CG&シーンをコンプするには、結構時間がかかると思いますが、やりがいはあります。システムにオートモードが無いので大変でした。

少し(というか、かなり)変わっている双子の女の子との恋愛を楽しむAVGです。タイトルにあるとおり、孕む描写があります。

「『ヤンもえ』ってどんなものかな?」と思いプレイしてみました。個人的な感覚で言えば、『言動がかなり普通とずれてはいるが、一途な女の子』といった感じでした。病んでいるといっても、その根底に主人公への愛があるので、そこまでイヤな印象は受けませんでした。どちらかというと、心を病むというより、激しい嫉妬に近い感じかもしれません。

ヒロインは、姉のルリと、妹のリリです。ルリの方はSっぽい、リリの方はMっぽいHシーンが多かったです。また、基本的に姉妹で別々のルートなのですが、姉妹共通ルートもありました。Hシーン(CG)には、ぼて腹の表現が多く、半分近くはそうだったと思います。そのためか、ぶっかけのシーンはほぼ無く、中出しオンリー感が強い作品です。

ここの作品は、多少値が張りますが、クオリティーは高いです。心の底から愛してもらいたい人にはオススメの作品です。

妹2人を自分のものに調教するAVGです。

物語は、両親の介入によって紅音が彼氏と別れさせられたことをきっかけに、主人公が少し壊れる感じで始まります。その後は、蒼羽の調教をメインに物語が進んでいきます。それは、H数にも影響していて、紅音:蒼羽=1:2ぐらいの割合になっています。なので、蒼羽の方が、より気に入った人の方が楽しめると思います。

CGとCVは、いつも通りの良い出来だと思います。前に書いたとおりHシーンは、蒼羽メインとなっているので、蒼羽のようなおとなしい娘を調教するのが好きな人にはお勧めです。

メイドとのエッチな生活を楽しむ、ゲームです。

選択次第でロリメイドが変化する……というわけではなく、どちらかというと、キャラが変化するという感じを受けました。
スタート時、メイドのりんかには秘密が多く、キャラも素なのか、作っているのか良くわかんなくて、その後、選択肢を選んで進んでいくと、どちらが本当なのか決まるという感じでした。
ルート的には、ロリ女王様の方に力が入ってる印象を受けました。なんといっても、ルート決定後のHシーンの数が違いました。なので、もしかしたら、Mの人の方が受けるかもしれません。

CGやCVは結構気に入ったのですが、自分自身はMで無いので、全体的にはそこそこの評価になってしまいました。内容的には、ロリ女王様の他にも、ちゃんとイチャイチャルートもありますので、どちらいける方にはおすすめです。

調教ものではなく、純愛ものです。しかも、ラブラブです。

ぶっちゃけ、調教要素は全くありません。完璧に、純愛ものの作品だといえます。選択肢により、Hの方向性が決め、双子を開発していく話です。全体的に、双子との3Pの展開が多いですが、一応それぞれのキャラ単独でのHシーン、エンディングもあります。

CG、CVの出来は良いです。また、特徴的なのは、動画(アニメ)シーンだと思います。数が、思ったよりたくさんありました。

吹き出し入りのCG集です。全体として1つのストーリーとなっています。

最初は少女をどこからか連れてきたところから始まります。その後、いたずら→ぶっかけ→挿入→3P→4Pと進んでいきます。今書いた通り、話に結構ボリュームがある作品です。

CGは全部で37枚です。ストーリー仕立てで、想像より良かったです。個人的には何も知らない無垢な少女の感じが気に入りました。