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添い寝ものを探していて目についたので購入しました
この作品は他の作品とは趣旨が異なり、お兄ちゃん(視聴者側)が妹に添い寝を辞めさせようとするところから始まります。
とはいっても本編中何度も添い寝をするわけですが、どうにかして添い寝を辞めさせたいと思うお兄ちゃんに妹はこう問いかけます。
「――お兄ちゃんの言葉が聞きたい」と
添い寝を辞めさせたいと思うお兄ちゃんの中には、社会の一版常識や倫理感などに基づいた言葉で説得しようとしたのでしょうが、妹にはそれが通用しません。
だって妹からすればそれらの言葉はすべて借り物で、お兄ちゃんの意思はどこにもないからです。
普通に考えたら妹の言葉は屁理屈に聞こえるかも知れませんが、私は妹の言葉について深く考えさせられました。
恐らく、この兄妹は昔から添い寝をするほど仲のよい間柄だったのでしょう。しかし、ある時お兄ちゃんは妹を1人の女性として意識してしまったのではないでしょうか?
「間違いが起きる前に何とかしたい。でもありのまま伝えてしまっては妹に嫌われてしまう。」
そんな葛藤の中、何度も妹にアプローチをかけますが失敗しては添い寝の繰り返し。
そして今回の内容に至ったのでは無いでしょうか。
お兄ちゃんの作戦が成功した否か、
それは本編を聞かなくてもだいたい察することはできます。
しかし、妹のお兄ちゃんに対する感情の変化や兄妹の距離感というものは本編を聞いてみないと分かりません。
本編は2時間と少し長めですが、とても丁寧に作られてあって妹好きや背徳感を味わいたいという方にはぜひお勧めです!
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