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2016年01月28日
前作へべれけに続いてプレイ。
戦略SLGとしては(設定次第で)極めて難しいものとなり、最高難易度ではクリアすら至難のやり応えあるものとなっている。
改良されたゲームバランスに加え、高速戦闘モードによって操作性が改善されている。Hシーンスキップモードも便利。
さて、色々な方が本作品のレビューをされているようなので(内容が被ってしまってもしょうがない)、ここからは公式でもあまり言及されていない「技術ツリーシステム」の導入に絞って感想を述べたいと思う。
前作では年数が進むごとにラインナップが入れ替わる兵器を購入・売却することで装備を入手することが出来たが、今作は売却が出来ずやや収支が苦しい。
売却機能の削除は改悪といえるかもしれない。
一方で年数制限がなくなったことで「モスクワ攻略戦にパンター戦車を投入」といったIFも実現が可能になり、プレイスタイルにより幅を持たせられることが可能となった。
また技術ツリーのUIであるが、ツクール製ということを鑑みればかなり努力の後が見られるものの「装備を購入しようとする度一時借り受け状態となり、購入を中止すると返還操作が必要」という点でやや煩雑な印象。
この辺り次回作ないしアップデートがあるならば、より直感的な操作に改良をお願いしたいところである。
とはいえ、1つのゲームとして価格に見合うだけの価値はある(もっとも純然たるエロ要素目当てで購入する客層も少ないだろうが……)。
上記の技術UIの微妙な操作性もゲーム中常に触れているものではないため、些かもソフト自体の面白さは損なわれないレベルだ。
今までに系列のゲームを買ったことがある人もない人も、是非この機会に購入して「武藤節」に触れて見てはいかがだろうか。