レビュアーランキング:
10位
(役に立った数:5,227件)
投稿数ランキング:
63位
(総レビュー数:2,391件)
エロは、自分で作ったエロトラップダンジョンを心ゆくまで楽しんじゃう悪魔娘の話である。ダンジョン制作で行き詰まっていたところ、自暴自棄になって自分のオナニー趣味全開の配色となっており、それがために一癖も二癖もあるトンデモな迷宮が完成してしまった。
エロトラップダンジョンなので、発想の生き生きとした罠が次々登場する。感度上昇を挨拶代わりに、媚毒性のあるスライムに濡らされ、同じ特性のガスに吹きさらされて、さらには触手群に包まれたりと、絵で見てもテキストで読んでも激しい刺激が伝わってくる描きっぷりだ。
また、「被験者(ヒロイン)が自ら危ない快楽に堕ちてゆく」というシチュも一捻り加えて丁寧に描いている。元々ヒロイン自らが堪能するためのダンジョンなのだから彼女はノリノリで犯されにゆくが、その予想を上回る事態が待ち受けている。予測の範疇から外れた快楽に喘がされる無様さは見物であるため、是非ご一読いただきたい。
レビュアーが選んだジャンル
本作はエロもストーリーも共に作り込まれたエージェント・クロアの再起の物語だ。シリアス・エロがある本編に加えて幕間でのサブエロも豊富なため、語りすぎない意味も含めて本編に絞ってレビューする。
さて、エロは基本的に立絵+カットインの組み合わせで描かれている。スチル絵も勿論あるのだが、メインは通常・戦闘衣装・エロ専用の立絵複数枚(正常位・スクワット姿勢など)と、カットイン絵(触られている胸・尻のアップなど身体の各所)がテキストに合わせて適宜切り替わる形式である。
プレイは多岐にわたっており、おっぱい揉みのようなセクハラから、弱みにつけ込んでフェラ強要のような卑劣な強迫など、飽きさせることなく展開される。昨今流行り?の「セックスしないと出られない部屋」で大騒ぎするギャグテイストなエロもあったりする。
かと思いきや、ボス敗北時の凌辱では敵の極悪な性格故にものとして扱われる悲惨さがよく伝わる描写となっており、メリハリがついている。個人的にはどの敗北凌辱もバッドエンドっぷりがよく、戦闘前からシーン終了まで丁寧な作りとなっており、大変にお気に入りである。
ストーリーについてだが、クロアという人物の物語が広がりゆく流れが素晴らしい。エージェントとしてしか生きてこなかった彼女なので、始めは学校に通うことにさほど関心は無かったが、親友との出会いや各キャプターで出会う人々の様々な側面に触れることで、人々を守るヒーローとして磨き上げられてゆく。
エージェントとしてのクロアもプレイヤーは体験することができ、キャプターで取り組む事件を探偵のように歩き回り聞き回り解決してゆく。この探索が先の交流にも繋がり、クロアの成長をプレイヤーは説得力を持って受け入れることができるのである。
極悪人も弱い人いるけれど、守るべき人も守ってゆく強い人もいる。ごった混ぜのまさに「スクランブル」をゆくクロアの物語を是非、見届けて欲しい。
エロは拘束凌辱作品となっており、人間によるレイプとゾンビ姦が描かれている。
モーションの動きは素晴らしく、おっぱいの表現は大変によい。例えばレイプのされ方に合わせて胸の揺れが反映されている。大きくゆっくり突かれているシーンでは,巨乳は円を描くように揺れ、小刻みに激しく突かれているシーンでは巨乳は上下に揺れる。こういった細かい緩急がエロを盛り上げる。
抵抗から堕ちまでの過程も丁寧であり、威圧的な口調から丁寧口調になり、従順な奴隷になった際に運び媚びで竿役を求める。特に、顔を真っ赤にして全裸四つん這いフェラのシーンは実にグッドだ。
エロはピッチリパイロットスーツに身を包んだ巨根ふたなり爆乳娘が、エロ生物エイリアンたちに犯されながら脱出を目指すactエロゲーである。サムネイルと紹介文だけでもその属性のてんこ盛り状態は察せられるだろうが、実際にマニアックなエロが多い。
所謂立絵+モーションでの表現となっており、敵に接触することで発生する。着衣状態か全裸状態かも対応しており、敵によっては複数エロパターンが用意されている。モーションもおっぱい・巨根ともにぶるんぶるん動き回り、その持て余した身体を遺憾なくプレイヤーに見せつける。
また、臭い責めが大きなウェイトを占めており、本来は遠ざけておきたい悪臭にヒロインが魅了されるというフェチズムが取り込まれている。繰り返し敵の悪臭攻撃を受けると、最初こそ嫌がったり怒ったりしていたのが、頭がぼんやりとしてきて、最後には虜になってしまう。ゲーム的にもデバフが掛かりバッドステータスとしても機能しており、この分野における作者様の並々ならぬ熱意が発揮されている。
エロは無理矢理エッチ・凌辱の動画作品が2編収録されている。第1弾はNTR要素が強め、第2弾はその後が描かれており、ヒロインがさらに女として人として堕ちてゆく内容となっている。特徴のあるプレイとしては、大量膣中射精での精液ボテ腹、出産、巨根腹ボコが挙げられる。どのシーンでもヒロインがだらしなく扱われる悲惨なものとなっており、大変に興奮する。
なお、着衣半脱ぎ(胸と下腹部が破かれている)と全裸が等分に用意されているのもありがたい。
モーションはもっちりかつたっぷりと動いており、特に大きすぎる胸は贅沢に揺れてくれる。表情の変化も評価でき、悔しさに流す涙、苦悶に歪む眉、フェラの時の額に浮かぶ汗など、「犯している」感がよい。一方で、堕ちた後もちゃんと描かれており、そちらでは巨根に苦心しながらも真面目に腰を上下して慰める肉奴隷ご奉仕が拝める。
話が進むに従ってより悲惨な凌辱・出産シーンへと発展してゆくが、その詳細は是非ご自身の目でご覧いただきたい。
エロは、強気女海賊・剣闘士たちが外道な因縁の敵に犯され、その奴隷に堕とされてゆく凌辱作品集である。いずれの作品も抵抗から堕ちまでをじっくりと描いており、それぞれのパートをバランス良く配分して描いている。着衣・全裸もどちらも用意しているのも嬉しい。
ヒロインたちは目を見張るほどの爆乳揃いであり、この胸の動きや暴れ具合は特に気合いが入っている。カメラアングルも上に下にと様々な視点でヒロインの身体を映しており、おっぱい好きにはたまらないことだろう。
また、本作はサークル様の作品集であるため、その映像技術の変遷も楽しめる形となっている。初期作品から後の作品までのデザインやアニメーションの変化も楽しんでいただきたい。
さて、4作品のうち、「ロビン~」を選出する。キャットスーツ的な衣装から覗く乳首、ニラマレプレイ、媚薬を入れられてからの淫売婦キャラへの転落など、敗北までの描かれ方が一番好みであった。
エロは、見習い正義ヒロインが怪人に負けてオナホに堕ちる作品である。可愛らしい娘が巨根に責められるのが主だった内容だ。紹介文にあるPV通り、ハイライトシーンでは敵が巨大化し、ヒロインはオナホそのもののようなレイプが始まる。
概ね抵抗の状態と淫乱状態は半分ずつとなっており、ヒロインの状態の配分は丁度良い。特に、敵の精液による媚毒効果で淫乱になっている状態は大きく性格が様変わりしており、見下げ果てたメスとして犯され悦ぶ。
アニメーション部分に関してはしっかりと滑らかに動き、大きすぎる乳房はブルンブルンと揺れる。わずかに汗で湿った肌の濡れ光りも艶めかしく、こういった表現も好みである。巨根を加えられる際の顔のアヘ歪みも行き過ぎずぬるすぎないのもグッド。
エロは立絵変化で楽しむ戦闘エロ作品である。敵から攻撃を受けて変化するタイプと、トラップに引っかかるタイプの2種類に大別できる。
前者は立絵が差分変化ではなく基本絵自体が大きく変わり、例えば触手に絡まれるとSM風に全身を縛られる絵に変化する。立絵はその敵ごとに用意されているので、満足度は高い。
後者のエロトラップによる変化では、通常の非エロ基本立絵にエロ道具・エロデバフが追加されてゆくという形式で表現されている。例えば淫魔のおもちゃ(バイブローター)ならばこれに引っかかる度に身体につけられるローターのカ数が増えてゆく。このローターまみれの状態で淫紋付与はじめそのほかもヒロインの身体に追加されるため、エロトラップダンジョン的な「エロくされてゆく」を心ゆくまで楽しめる。
ゲームとしては簡単明瞭な作りである。敵との戦闘は四則の計算の正解でヒロイン側の勝利、不正解で敵に拘束エッチされる、これをひたすら繰り返して最奥を目指すという内容だ。時間制限のある中、三者択一計算をするわけだが、丁度良い緊迫感とプレイのしやすさが両立できている。ちょっとしたミスでヒロインたちが次々拘束されて喘がされるのも一興だ。
掌編ではあるがエロの創意溢れる本作、是非ともプレイしていただきたい。
エロは、変身魔法少女ヒロインの敗北凌辱作品となっている。触手プレイが主だが、クズ市民たちによる輪姦も複数シーン収録されており、守ってきた人々による裏切りレイプという、敗北以上の絶望感がある展開が素晴らしい。
ヒロインは見ての通り未成熟な肉体をしたヒロインであり、心も清らかで正義と強い意志を持った造形となっている。そんな心身共にまだ性を知るべきではない彼女に対して、悪徳と欲望の限りを尽くしたプレイの数々が降りかかってくるのだから、背徳感も自動的に味わえる。
本作の特徴としては、変身解除がハイライトシーンとして展開されていることも挙げられる。変身姿はそのヒロインにとって重要なものであり、戦う理由や存在意義といった掛けがえのないものである。それが象徴的に打ち砕かれるのが、変身解除シチュである。このことを念頭に本作の該当シーンを見ると、その練り込まれたシチュ作りにただただ感謝である。
凌辱の果てに力尽きての通常のただの少女の姿に戻るだけにとどまらない。そこから身元バレ、学園という日常空間での脅迫レイプ、加速度的に増えてゆく脅迫者たちといったように、どんどんと悲劇が膨らんでゆく。
変身解除シチュはそれだけでも珍しく美味しいものではあるが、その後もじっくり丁寧に描いてくれるのは変身ヒロイン凌辱ジャンルのファンとしては大変に嬉しい。変身姿を絡めた内容として、このほかにもさらにツイストのあるシーンが用意されており、是非そちらも見て欲しい。