レビュアーランキング:
-
(役に立った数:55件)
投稿数ランキング:
-
(総レビュー数:34件)
前提として、悪堕ちも人によって様々な好みがあると思いますが、自分は堕ちる過程とそれに伴う衣装変化を重視しています。
こちらの作品型式はアンソロジーですが、アンソロジーは複数の作家の作品が読める反面、好みが合わなくて後悔された経験のある方もいることでしょう。
そんな中で今作は大当たりと言える作品でした。
悪堕ちの描写に定評のある佐藤空気先生の作品『純白天精ピュアルニア~悦獄の妖精姫~』を収録しているのがその理由です。
著者の悪堕ち作品の中でもトップクラスに好みの合う作品で、変身ヒロインの衣装アクセサリーへの寄生から始まり、聖なる力を吸収されることにより徐々に進む肉体・コスチューム変化、堕ちていく精神(追い打ちあり)、そして最後の結末までを作品内を使って濃密に描いています。
即堕ち作品も多い昨今、過程を重視する方には一押しの作品です。
上記から何かを感じられる方は、是非ともこの作品のために購入してみて下さい。
レビュアーが選んだジャンル
仲間が全員かわいい女の子のWIZ系RPGです。
R指定版もありますが黙々と3DダンジョンRPGをやりたい人は交友イベントの省略されている全年齢版が集中できるかもしれません。
内容はシナリオが導入と最後に僅かにあるくらいで、ひたすらダンジョンに潜っていくゲームとなっています。
難易度もエンカウント率も手軽でサクサク進んでいけますし、仲間になる女冒険者が全員強いため自分好みのパーティを自由に編成できるのが嬉しいところです。
難易度が欲しい方はクリア後の後半以降や討伐クエスト、もしくは1度本編をクリアしてからの2周目でハード以上の難易度に上げると需要に合うかと思います(エンカウント率も通常のWIZ系くらいまで上昇します)。
1つだけ残念な点としては、3周クリアしていても宝箱や敵ドロップから新規アイテムを拾うことがあるのでアイテム図鑑要素が欲しかったです。
総じて、3DダンジョンRPGのライトユーザーからヘビーユーザーまでお勧めできるRPGとなっています。
※下記はプレイ前に知っておくと良いかもしれないQ&Aです。
・最初の仲間は誰が良い?
→お好みのキャラで本当に問題ありません。あえて言うならスカウトが移動関連のスキルを覚えるので早期に仲間にしていると快適です。
・パーティは本当に自由で大丈夫?
→大丈夫です。攻撃が得意でないメンバーのみでもクリア可能です。ただし、クリア後終盤の1フロアのみ特定の攻撃でないとダメージが入らない敵が存在します。そのため2属性以上使える魔法使いを1人は育てておくと対応しやすくなります。一応店売りの消耗アイテムを大量に使用してのクリアも可能です。
あらすじだけだと分かりづらいかもしれませんが、物語として独立した悪堕ち作品2本立ての構成となっています。
1本目がリリィネイチャとスライムのお話、2本目がリリィパッションと催眠怪人とのお話です。
両作ともお勧めできますが個人的には1本目のリリィネイチャの堕ち描写がツボでした。
今作は聖華快楽書店さんの他作品を購入されている方なら間違いなくお勧めですし、初見の方でもサンプル画像で気に入った、他のお試し作品が好みに合っていたなら購入して間違いないかと思います。
クオリティの高い悪堕ち作品を2本続けて是非お楽しみください。
丁寧かつ堅実に描かれた個人的悪堕ち作品の傑作です。
ここ数年で悪堕ち作品の数が激増していたのは同好の方ならご存じかと思います。しかしながら、悪堕ち作品は人によって求めている嗜好が違うことも多く、自分自身も「悪くはないけど物足りない」と思うことが過多となっていました。そんな昨今、ようやく自分の求める悪堕ち作品と出会うことができました。
個人的に求めていたのは『悪堕ち過程の濃密さ』『堕ちたとはっきり理解できる場面やギャップ』の2点で、更に言うなら悪コスや女性同士の複雑な感情からの連鎖堕ち等があると嬉しかったのですが、今作にはその全てが詰まっていました。最高です!!
そんなわけで同様の嗜好の方は是非とも手に取ってみてください。特に過程重視派にはお勧めです。
今作で完結はしていますが、サブキャラや世界観的に続編も十分ありえそうですので作者様の今後の作品に期待しております。
まさに『タイトル=内容』の作品となっています。
正確には『サキュバスにより淫紋を刻まれたシスター(描写あり)が男性を複数回逆レイプして完全なサキュバスになってしまう』そんな内容です。タイトルに偽りなしですね。
淫紋を刻まれた段階で悪堕ちはほぼ完了ですが、好みのイラストということもあってか淫紋を刻むシーンはグッときましたし、想像以上の回数あった逆レイプも優しめでしたので安心して読み進めることができました。
サンプル画像を見て絵柄に惹かれた方やタイトルが気になった方は是非ともプレイしてみてください。
2018年09月04日
悪堕ちや堕落を扱った作品だとダークなイメージであることが多いですが、この作品はそんな路線から良い意味で少しだけ外れています。
いえ、作品自体は間違いなくダークな雰囲気なのですが、堕とす悪魔、堕とされる主人公の双方に愛情があるためそう言った印象になるのでしょう。
かと言って、堕ちる過程の背徳的な感覚はきちんと存在していますので、絶妙なバランスの後味の良い、悪堕ち作品に仕上がっています。
総じて、悪堕ちや堕落をテーマにした作品に興味があっても今まで罪悪感や後味の悪さで敬遠していた方にもお勧めのできる良作です。
興味がある方は是非ともお手に取ってみてください。
2018年08月20日
2018年08月20日
原作は知らないのですが黒魔女の恍惚シリーズを作成されたサークル様でしたので購入させていただきました。
今回もいつものように悪堕ち視点で楽しませていただきましたが、後半の思考を狂化へと侵していく場面が実にネットリ描かれており特に嗜好があっていたように思います。
また、個人的には前半のマッサージパートの描写が良くて、これを真面目マッサージに変え按摩の気持ち良さがストレートに伝わる全年齢版で読みたいと思ってしまいました。……本当にツボを押さえた描き方でしたので半ば本気で出してくれないかなと密かに期待しています。
総評として、悪コスがあるわけではありませんが、明確に教育によって歪み植え付けられた悪の思考、そこに至るまでのねっとりとした過程。この辺りに何かを感じた方は是非ともこの作品をプレイしてみてください。私と同じく贅沢な要望を抱くかもしれませんし、作品自体のまとまりの良さに感心しているかもしれません。
レビュアーが選んだジャンル