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2010年01月28日
私ごときが今更語るまでもないであろう傑作。
私が初めて手にしたエロゲであり、最初がこれでなければここまでこの世界に入ることもなかっただろうと確信できる作品。
これは、宇宙に満ちた圧倒的な邪悪に立ち向かう、ちっぽけな人間の物語。
どんな絶望の中でも、億に一つの勝ち目のない戦いの中でも、諦めない者達の物語。
誰にも消せないいのちの歌。大いなる人間賛歌。
様々な一般作品と比べても全く見劣りしない、スーパーロボットものの最高傑作の一つです。
やったことのない方は、一度プレイしてみてください。
そして気に入ったなら、続編の機神飛翔デモンベインも是非。
張り巡らされた陰謀を、世界に満ちた悪意を超えて、ただ蒼い空を飛び続ける少女たちの物語。
この作品はエロゲーである前にジュブナイル小説であり、胸の空く冒険活劇です。
特に、物語の第一章ラスト、黒煙に覆われた灰色の空を抜けて、目の前に広がる蒼い空。
個人的にはその蒼天に対する感動を味わうためだけでも、買う価値のある作品です。
登場人物も一人一人が魅力に溢れ、なぜ男に声が入っていないのかと本気で嘆いてしまうほど。
最後は風呂敷を畳み切れていない終わり方で終わってしまいますが、
世界はライアーソフトのスチームパンクシリーズとして続いています。
いつか、この先が描かれることもあるのでしょう。
…一つ問題点を挙げるなら、アドベンチャーパートが簡単すぎることかな?
気楽にやれる抜きゲーであるかのようなメーカーホームページを見て、気軽な気持ちで購入…完全に騙された。
中身は見事なまでの正統派熱血SFロボット純愛巨編でありました…印象並べただけとかの突っ込みはやめてください。
人工的に作られた、新たな生命であるAIの葛藤と、それに対する人類の葛藤。戦いの中での信念のぶつかり合い。
…これ、2クールくらいのアニメにしても十分いけると思います。戦闘シーンのかっこよさも素晴らしいクオリティですし。
また、カードバトルと淫具開発はやりこみ要素が高く、どちらも本編そっちのけで高スコア目指してひたすらやり続けてました。
エロも十分なクオリティであり、キャラの魅力も、燃え萌えどちらをとっても高水準。
全力でお勧めしたい作品です。
無敵の絶対地球防衛機を駆る、底抜けの馬鹿でお人好しな熱血青年の物語。
絶対に戦わず、決して傷つけず、相手を笑わせに行く。主人公のこの姿勢は、英雄の理想なのではないだろうか。
まあ、いつものノリのライアーソフトなので、基本的には馬鹿ゲーですが。
でも、馬鹿ゲーだけで終わらないのがライアーであるわけで。
エロ部分がエロくないのもまたいつものライアー。しかし、絵はあっさりとして可愛く、個人的には◎。
難しい事を考えずに、往年の熱血ロボットアニメを見ている感覚で楽しめる作品です。
…そういえば、実はこいつら全二次元作品中最強クラスなんじゃないだろうか。戦わないけど。
レビュアーが選んだジャンル
吸血鬼を狩るもの、怪物を屠る怪物の物語、シナリオ第二弾。
ゲームブックとしては、個人的に未プレイの長靴をはいたデコを含めて三番目です。
その分システムは少し改良。ステータスシートや消費アイテム表、メモ帳がゲーム内に組み込まれています。
なお、使用する必要性はありませんので、自前で用意したい方は紙とペンをお手に。
そしてまた、ゲーム内で行われるのはダイスを振る所までですのでそれに従うかはプレイヤー次第。
買ったか負けたかアイテムを使ったかどうか、どこから読み進めるのかさえ自由です。
やっぱり、ランダムにパラグラフ移動などすればわけのわからないことになりますが。
もちろん、今回も14は健在。何度も何度も(14)へが立ち塞がることもあるでしょう。
物語としては前作の直後、あの後日本に渡ってからすぐよりの開始。
前作で生き残った登場人物は全員登場に加え、一名がまさかの復活。新キャラも多数で誰も魅力的。
雰囲気として、古城が舞台であった前作と比べればかなり現代的。
前作ではシナリオ全体に存在した狂気も今回は薄いですが、それは前作が狂気過ぎたせいか。
吸血鬼ハンターという題材が好きな方、ゲームブックに興味のある方には文句無くおすすめ。
2012年06月28日
2012年06月28日
前作である隷妃双奏と時系列的な重なりがありつつ、異なる視点の物語。
濃厚なエロと奥行のある舞台にそれを表現する描写。魅力的なキャラによる日常の掛け合いと戦い。
それらの要素が違和感なく混じり合い、生み出される世界観は見事の一言。
ファンタジーとしての世界観はこの作品で一気に広がり、完成度を上げたようにも。
そして戦闘シーンやその前段階の表現力は画面演出、文章力、音楽共にとても高レベル。
シリーズファンとしては、鏡の騎士の体術の由来やそれぞれの出会いなど、見逃せない部分も多々あり。
前作では予想もしなかった活躍を見せるキャラや、より人間味を増した鬼畜もいたり。
単体の作品としてもシリーズとしても面白い、上質なファンタジー、気になったなら是非に。
既に過ぎ去ってしまった出来事と、その精算のお話。
シリーズ中では最もエロが「濃い」のではないか……という程の陵辱続きです。
耐性が無いと読み飛ばしたくなるほどの陵辱調教には辟易しかかるも、
そこを飛ばしてしまったらラストの盛り上がりは無いだろうという作りも見事。
登場キャラもそれぞれ魅力があり、下衆にはそうであるが故の理念や生き方があるのも好印象。
クライマックスとなる戦闘描写は独特の体術、魔法が実によく伝わってくる。
端々から伝わる世界観の完成度も素晴らしいファンタジー。
シリーズに興味を持った方も単体でやってみたいという方も、どちらも満足できるのではないかと。
サークルお姫様倶楽部のキャラから派生して出来た物語。
世界観の良く作られた上質なファンタジー、日常の掛け合いと戦闘、どちらも面白い。
主人公の過去の後悔や、破天荒な姫様のキャラクター、その他登場人物の描写が丁寧で魅力的。
特に剣舞の描写は見事。思わず叫んでしまうほどの盛り上がりを得ました。
ライトファンタジーが好きなら間違いなくおすすめの作品です。
あと、画像を見ればおわかりの通り…エロも濃厚です。陵辱等苦手な人はダメかもしれない程に。
用語や設定を見れば、エリュズニールシリーズとの繋がりもあり、主人公はその後も時々登場。
まあ何より言うべきことは—おっぱいばんざい。
2012年06月27日
2012年06月27日
2012年06月27日