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レビュアーランキング: - (役に立った数:4件)
投稿数ランキング: - (総レビュー数:4件)
2008年02月01日
弁護士の色部の家には、同じく弁護士の直江、高校生の千秋、それに新しくワケありの○学生の高耶が引き取らるが、新しく編入した学校でも高耶はトラブルに巻き込まれ・・・というお話。 傷いた野生動物のような高耶さんを、ゆっくりゆっくり慣らして、甘やかして甘やかす直江がv ジグソーパズルを組み立てるのが趣味の直江と、それを通じて徐々に警戒を解いていく高耶さんとの関係が穏やかで幸せです。 窮地を助けてくれる千秋も色部もカッコいい。 読み終わった後、完成されたピースが嵌るように、満足のため息がつける作品です。
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淋しさを抱えた二人、いつか欠けた部分がぴったりと嵌り合う。年齢も状況も性別も超えて・・・って直高だったら大前提だったりするのですが(笑) 謎めいた高耶さんに自覚なしにメロメロな直江が可愛いですv 少年課刑事の開崎と弁護士の直江の、微妙に緊張感のある友人関係も楽しい。 ミステリーぽい仕立てで、だんだんと解き明かされる謎もワクワク。微妙に距離を詰める二人にもドキドキ。 一粒で二度美味しい♪素敵な作品です。
2008年01月17日
日本画家の直江さんと、療養にくる高耶さん。 とにかく、優しい優しい直江さんに、だんだんほだされ、甘えていく高耶さんが幸せなのですが、直高だけでなく同時並行の千×綾がツボです。 特に、綾子のフェミニスト論はなかなか深くて同じ女として共感。 ぱろ小説の域を超え、存分に世界に堪能、満足しましたv
赤毛のアンとか、傷ついたトラウマを持つ主人公が、周りの環境に癒され健やかになっていく。そういう、上質の少女小説を読んだ後のような、優しい気持ちにさせられる素敵なお話しでした。 ピアニストの直江さんが物凄い紳士。高耶さんは健気で可愛い。 最後まで安心して楽しく読め満足ですv
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