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大爆発っていったら、ほんとうに大爆発です。
天空の花嫁の変態ビッチっぷりは、まさに圧巻。
「これでもか」とばかりに、作者様の妄想パワーが、縦横無尽に炸裂しまくっています。
オリジナルのイメージは、小気味よく、粉みじんですね。
(ドット絵に想像を膨らましていた小生(オッサン世代)からすると、
ハードな寝とられを喰らったような感慨が…。)
小生のように、変態OKで、かつ、オリジナルとのギャップを楽しめる方なら、買いでしょう。
変態ビッチなもうひとつのD○世界を、心行くまで堪能できます。
ただし注意。
・ヒロインにビフォア・アフターのギャップは、さほどありません。
(ふたりは、終始、自分の意思でエロ豚へと成長します。)
・被虐、洗脳にかかわる描写は、ほとんど見当たりません。
(泣きません。操られません。そもそも変態行為への抵抗感が希薄です。)
・前作の「とらぶひ」とは異なって、寝とられ成分はかなり薄めです。
(今作は、変態ビッチな天空の花嫁たちの視点で、ストーリーは進行します。
前作では寝取られ男性の視点で、進行していました。
ここに、今作と前作の決定的な違いが生じています。)
被虐属性、MC属性、NTR属性の方は、脳内補完が必要です。
「□男勝りで気の強い幼馴染のお姉さんが年下男の策略に嵌ってセ○クス漬けにされてしまい、辱められる悦びを徹底的に豊満な肉体に教え込まれた挙句、女として屈服しマゾ女子大生へと堕ちていく…」
…という紹介どおりのストーリーが、主人公の視点、つまり寝取られ男の視点から描かれます。
寝取られ界の大御所の筆なる作品だけあって、地雷要素がほとんど見当たりません。
アブノーマル(アナルと羞恥プレイ)は適度、ヒロインの壊れもなく、読みにくい表現や話の破綻もない。
主人公のヒロインへの思いや、寝取り男(弟)のゲス加減、ヒロインの純な性格など、寝取られの前提となる諸要素も、おしなべて過不足描かれています。
分岐が少なく、そこでエンディングのバリエーションも少なくなりますが、寝取られ小説としての完成度は高いと思います。
「さすがは大御所」といったところで、すべてにおいて問題がない。
寝取られスキーなら、どなたでも楽しめる作品に仕上がっています。
そのかわり、意外性はまったくありませんし、ド迫力のエロ調教もありません。
全てが全て、予定調和の範囲内。
たいへんよく出来ているけれども、私に関する限り、印象に残る作品ではありませんでした。
価格相応の作品だと思います。その意味でお勧めです
<まずひとこと>
ダマシ、尻切れトンボ、作者の自己満足、ボリューム不足、流血猟奇
といった「地雷要素」はいっさいありません。
<作品の構成>
台詞付画像の羅列ではありません。
起承転結がキチンと構成されたビジュアルストーリーです。
もっとも、女僧侶のソフィアがいまだ未調教のところをみると、
ストーリーはいまだ完結を迎えていないのかもしれませんが。
<画>
サンプルのとおりです。
良い意味で古典的というかベタな絵柄といえましょう。
しかし古典的な調教ストーリーに、恐ろしくマッチしています。
<ストーリー>
内容は、寝取られ結末がついた、シンプルかつ古典的なエロ調教洗脳モノです。
前作(未見)で調教ズミの女戦士とカンダタが、女賢者を責めて責めて責め抜いて、
カンダタに絶対服従の変態アナル奴隷兼悪の賢者へと洗脳してしまいます。
奴隷化プラス悪堕ちですね。
<特徴>
妻モノのように、ヒロインがジワジワと主人公を裏切っていくコトはありません。
徹底したアナル調教の連続が、賢者の精神を根底から洗脳してしまうからです。
洗脳前後の落差は、破 壊 的 としか申し上げようがありません。
とはいえ、勇者と寝取られ女性の心のつながりは、過不足なく描写されています。
しかも台詞回しが上手なうえ、構成がよくできていますし、調教シーンには有無をい わさぬド迫力があります。
<注意>
寝取られマゾ的な結末が嫌いな方は、パスするべきでしょう。
サンプル3の画像をみて購入を決断しましたが、私には正しい決断でした。
下衆な主人公男性が、自分を見下すエリート美人将校を洗脳して、
調教して、淫乱にして、心と身体を支配する。
—というまことに鬼畜な内容にもかかわらず、残酷なレイプ描写はほとんどみあたりません。
ヒロインが、本気で涙にくれるのは、最後にもともとの人格を消されるシーンだけです(思わず胸がスッとするシーンです)。
土壇場になるまで、ヒロインたちは洗脳されていることに、気がつかないからです。
かといって、エリート女将校が、最初から淫らな下僕になっているワケではありません。
羞恥と快楽に頬を染めながら、着実に変貌していく過程が、キチンと書き込まれています。
バッドエンド好きでMC洗脳好きの私としては、十分に満足できました。
画については、いろいろ好みもありましょうが、
私にはヒロインたちのだらしないアヘ顔が魅力的でした。
ただ、エンディングはややあっさり気味のように感じました。
完全洗脳されたうえ解放されたヒロインたちが、
元の世界でどんな「活躍」をするのか、
もう少し見てみたいような気もしました。
しかし、この値段ではあまり文句もいえないのかもしれませんが。
ともあれ、効用>費用。すばらしい作品だと思います。
2007年07月12日