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近年ネット上で人気の創作コンテンツとなっている「ウルトラ戦姫」を題材とする小説作品。挿絵イラストを手掛けているのは、「ウルトラ戦姫」の創始者らすとがーでぃあんP氏。小説を手掛けるのは、長年個人サイトにてヒロインピンチもの・ハードリョナ系の小説を発表してきた草宗氏。pixivでは本作の前日譚である「ウルトラ戦姫物語」が公開されている。個人的には、草宗氏はヒロインピンチを描く書き手の中では、商業も含めて屈指の筆力と情熱の持ち主と考えている。
ビキニ+アーマースーツを纏った巨大美少女ヒロインたちが、敵怪獣・星人たちの姦計にはまり、絶望的なピンチへと陥るという流れ。圧倒的なハードリョナ描写と、それ以上にハードなえちぃ描写は、いつにもましてこの作品に賭ける筆者のパワーを感じさせてくれる。
本家ウルトラ戦士をモチーフにしたヒロインたちは、戦闘の方法や傾向までも本家さながらであり、ピンチのみならずバトルの機微もしっかりと描かれる。それぞれのヒロインの能力に応じた弱点を突かれ、傷の癒えぬ満身創痍の戦いを強いられ、必殺光線もエネルギー吸収能力によって防御される、圧倒的な絶望感。そして共通にして最大の弱点であるカラータイマーへの攻撃を受けて激しく散っていく戦姫たちの姿は、まさに「ウルトラ戦姫」だからこそ表現できるもの。
本作だけでもかなりハードで満腹感を感じるレベルだが、なんと三部作構想とのこと。続編に期待がかかるところ。
ヒロインのピンチとリョナというワードに興味のある方、またそうでなくとも「ウルトラ戦姫」という言葉に引っ掛かりを感じた方は、ぜひ手に取ってみてほしい。正直言って、ヒロインピンチものとしてもウルトラ戦姫ものとしても、マスターピース(古典)となるべき作品である。
2014年04月14日
お口プレイ属性がないので、発売当初は購入せず、しばらく経ってからたわむれに手に取ったところ・・・これがなかなかの逸品。
舞台は隣国との戦争が長く続く国、兵の士気を支えるために戦場で歌うヒロイン・シャンテが、育ての親でありながら欲望を向けてくる上司や、ライバルの荒くれ歌姫に、あの手この手で凌辱されていき・・・という流れ。
歌姫というだけあって、お口を責めるプレイが盛りだくさん。人間相手のフェラチオが基本ながら、汚物・多人数・獣相手まで、徹底的に歌姫の口を嬲り回すフルコースがそろっている。
お口以外にもスカトロや、かわいがっている後輩歌姫の前で・・・など、シャンテの嫌悪感や悲壮感を煽り倒すシチュエーションが満載。口を汚され、嫌悪する男に犯され、後輩を傷つけて・・・精神的にも容赦なく追いつめられていくシャンテの姿がなかなかにきめ細かく描かれる。ヒロインの精神を責めるプレイが好きなら、一見の価値ありかと。
挿絵の出来は秀逸なのだが、この手の本では珍しく、表紙で若干損をしている印象あり。サンプルをはじめ、本文中の挿絵の方がかなり綺麗で、しかもえちぃ。特に蕩け顔の出来が秀逸。8割の挿絵でお口が塞がっているというシーンチョイスも爽快。買うかダウンロードするかしてみないと、挿絵の美麗さがわからないのはもったいない! ぜひ挿絵サンプルを覗いて検討してみるべし。
2014年03月29日
このレーベルでは定番の絵師さんの淫靡で美麗な表紙が目を引きますが、前半はかなり「骨太」な魔法少女もの。この手の魔法少女/変身ヒロイン物は、最初からヒロインたちの能力設定や関係が出来上がっている状態からスタートすることが多いが、この作品は「魔法少女コンビが出来上がるまで」を丁寧に描いている。
不思議な雰囲気の町に転向してきた美月と、その町の資産家令嬢・紗雪の出会いから、美月の魔法少女としての覚醒、街そのものが謎めいた雰囲気をかもしながらも、性格の違う2人の少女が距離を縮め、共闘するという骨太展開は、某ま●かを彷彿とさせる読み応え。
中盤以降はスライムに寄生されて自慰にふける展開から、美月は弟との、紗雪は父親との近親相姦えちぃを叩き込まれ、雪崩式に快楽に染め上げられていく。
姉弟プレイは、なんと弟が犬に変えられ獣姦プレイを兼ねているという重装構造。それだけに美月が「雌犬」と呼ばれる展開は、格別の悲壮感とえちぃさを引き立てています。雄犬状態の弟君から想いを告げられて、蕩けた頭で受け入れてしまう美月の姿がとりわけ秀逸。
一方の父娘プレイはスタンダードな行為ながら、箱入り令嬢が父親との行為の背徳感に打ちのめされながらも快楽に落とされていく様は文句なしのえちぃさ。
さらに要所での挿絵のクオリティは表紙で保証済みで、近親相姦の背徳的な快楽に染め上げられる2人の少女の蕩け顔は、実用度も満点。
前半では魔法少女物語としての完成度を、後半で獣姦と近親相姦での一点突破えちぃを楽しむ、二段構えの構成です。ラストでもラスボスの意外な正体と、完全な快楽落ちへのジェットコースターが用意され、シナリオとえちぃのバランスを取っています。シナリオがしっかりしている分、えちぃシーンは中盤以降が本番である点には注意。
挿絵が気に入り、魔法少女ものと背徳えちぃの両輪で楽しめる人なら、ぜひオススメ。
2014年03月16日
天使と悪魔が入り乱れて魂狩りのシェア争いに明け暮れる世界で、巨大な力をもった第三勢力が現れて・・・。同著者の前作「サキュバス・ディストーション」から、世界観とキャラクターを引き継いでいます。
前作から続投のサキュバス「マーニャ」に惚れて購入しましたが、十分満足の逸品でした。
巨乳分を天使が、ロリ分を悪魔が供給してくれる素敵な構成ですが、前作が悪魔っ娘メインだったのと比べ、今回はメガネ天使がメイン。冒頭から武器製造のための苗床にされてしまいます。
ファンシーな絵柄に反して、プレイは前作に引き続き超絶ハードで、「人間だったら死んでる」レベル。触手や特大性器相手の壮絶な凌辱が展開されます。著者お得意の尿道責めや、聖水を膣内に注入されて悶絶するサキュバス、アヘ顔どころか白目をむいて痙攣するまで行き着くヒロインたちの様は、まさに圧巻の一言。ハードなプレイが目当てなら外しません。
ハードを極めるプレイの合間に展開されていくストーリーも意外と練りこまれていて、終盤は敵にまつわる驚愕の事実も判明し、神魔入り乱れる壮大な戯曲の様相を呈していきます。
ストーリーはほぼ本作で完結しているものの、情報量が多く、キャラ付けは前作によるところが大きいので、前作から読むとキャラに愛着がわくこと間違いなし。悪魔っ娘とメガネ天使はライバル関係にあり、前作では互いに凌辱し合った仲ですが、本作では共通の敵を前にして共闘する胸熱展開も存在。
ハードなエロス、神魔入り乱れる世界観、メガネ巨乳にロリ悪魔が悶え狂う姿に興味があれば、ぜひ。
2014年03月14日
美少女巨大ヒロイン、ガーネットの受難を描くCG集第3弾。
ねちねちと追いつめた前作の「捕食」から一転、強烈な攻撃で大ダメージを受け、一撃で行動不能に追い込まれてしまう姿が描かれます。
定番の腹パンチに始まり、ドリルでバリアごとぶち抜かれたり、拘束されて鐘付きされたりと、ハードパンチで一瞬にして意識を吹き飛ばされ、その後も必死級の攻撃を叩き込まれ続けるガーネットの姿は、悲壮感とえちぃさを見事にかき立ててくれます。
そして、今回も胸のクリスタル(いわゆるカラータイマー)への責めは健在。しかも今回は即死攻撃を急所に叩き込まれる形になるので、絶望感が半端ない。そりゃ失禁もします。
少女らしい体つきのヒロインに容赦なく注がれる手加減なしの大打撃、大ダメージにあえぐガーネットの表情が余すところなく描かれます。「ヒロインピンチ」の語に反応する方は、買って損はなし。
2014年02月14日
二次ドリ期待の新星、火村氏の、「ピュアハート」に続く2作目。
「レズプレイ」「コスチューム汚し」に特化していた前作に引き続き、今回も変身ヒロイン物の基本線を押さえつつ、一定の属性・テーマに特化させた作品。
ずばり、テーマは「産卵」、「エネルギー吸引」、「変身解除」の3つ。
物語前半で卵を植え付けられながらも真の力(二段変身)を解放して宿敵を打倒、しかしっ公判では子宮に残った卵に容赦なくエネルギーを吸われていき、とうとう出産による快楽地獄へ堕ちたところで宿敵復活、変身も第一段階まで弱体化し・・・という流れ。
「変身解除」については、二段変身が解けて第一段階の「スク水フォーム」へと弱体化してしまう、という意味ですが、そのシーンはクライマックスということもあって、快楽攻めのボルテージは最高潮。圧巻です。
前作「ピュアハート」同様、ヒロインが怒涛の快楽の責めにあえぎながらもなかなか堕ち切らず、結果さらに凌辱のボルテージが上がっていき・・・という形で全編にわたってハードな攻めが繰り広げられていきます。
そんな中、中盤で二段変身を遂げて敵を倒し、自分の部屋へ戻って、子宮の卵から押し寄せてくる快楽に耐えるシーンが秀逸。前後にハードかつ終わりのない快楽攻めが控えているだけに、このシーンの悲壮感が際立っています。
常時変身して卵を抑え込まなくてはいけないのに、自室で誤って変身を解き、瞬間的に強烈な快楽に襲われて失禁してしまうシーンは、短くも出色の出来。
えちぃさもさることながら、全編にわたって、作者の変身ヒロインものに対する思い入れが伝わってくるようで、今後の可能性を感じます。その点では、「ユミエル」シリーズの黒井氏と通じるところがあるのかも。
「変身ヒロインが快楽攻めに叩き落される」このフレーズに反応した方は是非お試しあれ。
2014年01月21日
「異種姦」と「孕ませ」をキーワードとした短編集。
若干頭身低めではつらつとした少女たちが、様々なシチュエーションで犯され、快楽の底に叩き落されて終いに化け物の子を妊娠させられてしまう。
ヒロインたちは、顔は幼さを残しながらも、身体はゆったりとした肉付きで、バストもそれなりのサイズ。表紙の犬耳くのいちのほか、探偵助手の犬耳少女、悪魔少女、さらにTSまで、ヒロイン自体が人外の気もあるが、お相手はそれ以上にバケモノばかり。狼男、エイリアン、虫の群れなど、攻め方はハードかつバリエーション豊かで飽きさせない内容。
異種姦・妊娠といったワードに抵抗のない方、表紙の子が気に入ったなら、買って損はないでしょう。
2013年12月27日
2013年10月27日
キルタイム系の雑誌で精力的に作品を発表しているぱふぇ氏の新刊。
ふわりとした線で描かれるスタイル抜群の美女たちが、快楽攻めにあって感じまくる、というのがアウトライン。バッドエンドも多め。
基本線はいつもとたがわず、しかし短編のバラエティは豊か。学園、現代劇、ファンタジー、時代劇などなど、様々なシチュエーションで、攻め方もいろいろなので、飽きさせない内容となっています。
お気に入りは『くノ一艶闘帖 ~忍ノ姫、花地獄ニ堕ツ~』。ヒロインは表紙の子で、秘場に塗った毒で男を毒殺するハニートラップの使い手ですが……菊門責めには手も足も出ず……。あにゃる責めのみで快楽地獄に叩き落され、密書を奪われていくヒロインの姿は大変にえちぃです。
ぱふぇ氏の絵柄が気に入ったなら、表紙外でも損はないでしょう。
2013年10月19日
二次元ドリームノベルズと比べて、全体的にマイルドなシリーズとされる「あとみっく文庫」。絵師の方のファンだったため、試しに購入してみたところ、大変にえちぃのなんの。
「ヒロインはすごく強いのだが、相手を浄化するため、浄化の直前までされるがままに快楽責めを受ける」、「浄化の力を保つために、処女を死守しなくてはならない」という二つの根幹になる設定があり、「最後は浄化で勝つ」「本番はナシ」が決まっているのでヌルい、と思っていたら大間違い。
この設定を守って3巻目まで来たためか、前巻までに生半可なシチュは使い終えたらしく、かなりハードなシーンがそろっている。普段は余裕綽綽とした美少女ヒロインが、強烈な快楽責め・連続絶頂によってよがり狂わされるシーンの数々は、壮絶なまでにえちぃ。基本相手が聖なる存在のため、強気な態度にも出られず、「処女だけは奪わないでください」と懇願するシーンなどはストライクでした。
挿絵はロリ系のキュートさとえちぃさを最大限に両立させている或十せねか氏。ボンテージ×黒髪ロング+ハードな快楽責めという要素が、まさしくせねか氏の得意分野であり、挿絵と本文がみごとに調和している。
人間関係もそれほど複雑ではないので、3巻だけを購入するというのでも十分堪能できる。挿絵に惹かれた方、是非お試しあれ。