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2020年11月01日
2020年10月30日
すでに数多レビューが投稿されているので、一つくらい適当なものがあってもいいだろう。
以前、エロ音声ではよく「実況」するけど「テグラユウキ」はそれが少ないというレビューしたが、これはフィクションの自己言及の問題である。フィクションでも淫魔が「私はサキュバスよ」と言うのはなんか変だし、「受精感じちゃう」も感じていいけどシチュエーション次第である。
この「私は〇〇です」「私はこう感じています」の自己言及は、RPGが流行ってテキストに起こさないとプレイヤーに不親切である、というゲーム的フィクションが盛り上がったためだ。エロ音声で言えば絶頂を目的として、それをサポート(導く)するためのテキスト、キャラクターに自己言及が強いられる。
そんなことをしなくても、こちらの意思に関係なく体を寄せてきたらギャル風俗のキャラやシチュエーション自体は作れるのではないか。目的が見えにくいが、やりすぎて射精カウントダウンされるよりはいい。
本作はこうした自己言及をなるべく廃して作られている。
念のために言うと、すべて読者の想像力に委ねているのではなく、乱暴な扱い方、中出しを嫌がっても「気持ちよかったけど」と言わせるセリフなど、随所に男性向けのフィクションとして作られている面がつよくある。リアル「系」売春ものとして、欲望を刺激しているからこそちゃんとショックを受けたり喜んだりする人が出ているということだ。
ところが不思議なことに、個人的には嫌がってあれこれ言葉で言及しているアナルセックスが興奮した。
個撮系AVみたいというレビュアーもいたが、だとしたらこれを進化とは言いにくい。プレイヤーが介入できる物語の方へエロも進化したからだ。おっさんが撮ってばら撒いた音声に介入の余地はない。
やはり女子側もプレイヤーの物語でなければ、エロの進化とは言わないだろう。
2020年10月28日
寝落ち系で売り出していたので興味を引かれて購入。差分、重複なしで10時間のボリュームもさることながら、眠れてない人に、眠れてないかな?疲れてないかな?と語りかけるように声をかけてくれるのが素直に新鮮。耳かき系は雰囲気づくりが大事なのだとあれこれ手を出して分かったが、大前提としてそもそもあまり眠れてないからこういうの探してるんだよねという需要をつかんでる感じがある。これでもう1時間早く眠れそう。
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2020年10月28日
2020年10月28日
淫魔の人妻に誘われた旅人、という設定で、旦那公認で抜き抜きされるというエロボイスドラマ。淫魔でノリノリに精子を絞ってくるだけでなく、卵子にわざわざSEをつけてくる。いやらしい演技もよいと思う。
ただ淫魔だから妊娠しない→後半で妊娠する?といった話が入ってきて、なんとなく話運びで混乱した。背景として作品紹介にあるとおりノクターンノベルズを下敷きにしており、これらの設定を飲み込んで視聴するとよく聞ける作品となっている。
あまり気にしなければファンタジー系のエロボイスドラマとしてお手軽に聞けるだろう。
レビュアーが選んだジャンル
2020年10月28日
2020年10月28日
攻略対象1000人と銘打ってあるが、もちろん1000人を一人ひとり催眠していくわけではない。いわゆる統率力のある牝便器を落として拠点にすると芋づる式に周りが催眠にかかり、さらに催眠を広域にかけることで学園&寮&保護者などを陥落させていく……と、システムとシナリオが一体となっている。
キャラはコンパチキャラではあるが、それぞれに関係性があり、全員が孕んで落ちたプロフィールテキストの量たるや膨大である。正直なところ、これを眺めまわっているだけで十分すぎるほどゲーム性がある作品となっている。あえて言うなら、攻略とはこれらのキャラクターを手のひらにのせることなのかもしれない。
むしろこうした1000人分の名簿を横から上から眺めることが難しいので、主人公になるならば根気がいるものだ。
2020年10月28日