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当作品のメインは、『オトカン8』から続く「あなたの知らないネトラレ妻の顔」の番外編である。
かつての上司である倉根部長に弱みを握られてしまい、関係を持ってしまった由貴さん。今度は、近所の男の子に倉根部長との関係がバレてしまい、Hな要求を受け容れてしまうお話です。従来からの「ネトラレ」成分に加えて「人妻×年下の男の子」成分も加わり、より満足できる内容になっている。
「ネトラレ8」から続く当シリーズの影の主役であるおっさんこと、倉根部長もゲスト出演しているので、オッサンファン?も安心。前作を知らなくても十分楽しめるし、前作を知っていればより楽しめるに違いない。
おまけも、「メロンちゃんご指名です」がコミカルさが光る。一粒で違う味が楽しめる『オトカン』シリーズはこれからも続きそうだ。
当作品のメインは『オトカン8』から続く「知らないネトラレ妻の顔」の完結話。作品内容にもあるように、前作までのあらすじがきちんと書かれているので当作品だけでも楽しめる内容になっているのがうれしい。
前回、とうとう夫の上司である倉根部長に完全に堕とされてしまった由貴さん。舞台は、かつての由貴さんの職場だった夫の働く会社。机の影に隠れ、倉根部長へ懸命に奉仕する妻とそれに気がつかない夫の姿が「ネトラレ」をうまく醸し出している。
やがて、夫の仕事上のミスを償う形で由貴さんは取引先の人間へ性接待に供されてしまう。ようやく、そのことに気がついた夫は妻のあられもない姿を想像し壊れていく様は、物語の帰着点が何処にあるかをうまく暗示していたと思う。
ダークな「ネトラレ」ストーリーが当作品のめいんであるが、清涼剤のようにエッチでコミカルな4コママンガ「メロンちゃんご指名ですよ」も配しており、作者の違った作風が楽しめるのも当シリーズの魅力の1つ。
どちらをとっても楽しめる作品に仕上がっている。
『ヒ○ルの碁』に登場する主人公の母美津子さんを描いたCG集。過去に発売された『美津子さんらくがきCG集』シリーズと内容が繋がっているものの、このCG集単体でも充分満足できる内容になっている。
なぜなら、登場人物のみならず、背景やモブキャラに至るまで細かく書き込まれているからである。アニメのワンシーンから切り出したかのような錯覚さえ感じるほどの出来栄えである。セリフは一切無いが、完成された一枚絵が読者の妄想を誘い、セリフが無くても全く気にならない。
個人的には、義父との房事の後、衣服を整える美津子さんの何気ないシーンがツボだった。
今回は、着せ替えのオマケがついており、オマケだけをとっても芸の細かさが光っている。
CGサンプルを見て、興味を持ったならば是非手にとってほしい。期待を裏切らないはずだ。
当作品のメインは、「あなたの知らないネトラレ妻の顔〜二人の主人〜」。
前作、『オトカン8<ネトラレ>』収録の「あなたの知らない妻の顔」の続編にあたる。
紹介文にあるように、前作のあらすじがうまくまとめられており、本作から購入した人
にとってもわかりやすい親切なつくりになっている。
あらすじは、紹介文の通りであるが、24ページの中に、主人公と「おっさん」のカラミ
が2シーンもある。「夫との電話中」・「熟睡している夫との夫婦の営みの最中」とい
う、ネトラレもの好きにはたまらないシーンになっている。特に主人公である由貴の
独白から、「おっさん」に身体を許して以降、主人公と「おっさん」が何度も性関係
を持ったことが想像され、「おっさん」の粘着質な性格と間男ぶりが強調されている。
主人公由貴の内面も前作同様に独白という形でしっかりと描写されている。前作から
「身体は許しても心だけは…」と心に誓っていた主人公であるが、熟睡した夫の前で
「おっさん」に「服従宣言」をさせられてしまう。身も心も「おっさん」を受け容れ
てしまうのである。
物語は、翌朝、昨夜「おっさん」の子種を、そして、おっさんを「もう一人の主人
」と受け止めたことを確認するかのように下腹部を撫でるシーンで終わる。余韻のある
終わり方は、物語の帰着点がまだ先にあることを予感させている。
個人的には続編と、「ネトラレ1」から「ネトラレ2」までの間の主人公と「おっさん」
の関係を描いた「アナザーストーリー」を大いに期待したい。
おまけのFLASHは「ヒント」付きの親切設計で、「ネトラレ妻」読了後なら「おっさん」
の気分も体験できて、「オトナの感詰」を標榜する当シリーズの面目躍如だろう。
「ヒ○ルの碁」に登場する主人公とそのライバル
の母親と碁会所受付の女性が陵辱される同人作品
です。
元ネタを知らなくても、人妻・熟女モノが好き
ならば十分に満足できる内容となっている。
ただ、原作を知っていればいるほど、原作の人物
設定とのギャップにより興奮を覚えるはずだ。
個人的には、清楚な日常から、快楽の底に堕ちて
しまう過程が良かった。堕ちた後、二人の人妻が
どのようになっていくのか気になる。同サークル
が崩れた偶像をどのように再構築するか興味深い。
あらためて、パロディモノ二次作品の放つ魅力と
「ヒ○ルの碁」に対する根強い人気を感じた。
2010年09月21日
妹モノと聞くと、近親相姦というインモラルな雰囲気を醸し出すものだが、
2作品とも、コミカルテイストに仕上がっていて、マイルドな出来に仕上っている。
そのため、妹モノ好きでなくても、「Hな読み物」として十分堪能できる内容である。
メイドモノのマンガもあり、一見「年下好き」だけをターゲットとした作品に見えるが、
人妻や熟女の一枚絵もあり、「年上好き」も見逃すことができない。
「ファーストフード店員のしくみ」や「ATM画面に登場する案内嬢の脱衣」といった、
大人のエロスを刺激する作品もあり、「オトナのカンヅメ」という作品表題に恥じない出来栄えだ。
2010年09月15日