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眠るための音声作品です。
こういうのを待っていた。
声は誠樹ふぁんさん。
誠樹ふぁんさんはいろんな声を使い分けますが、個人的には落ち着いた喋り方の優しい声が一番好き。
今回の作品は僕の好みにかなりあっている。
そういうのが好きな人にお勧めしたい。
値段も安い。
「エロ台詞あり」と「エロ台詞なし」があるのですが、どちらも安眠用ボイスです。
作品内容に、
「エッチな想像をするシーンがあるため、成人向け作品として販売しておりますが、メインではないため、エロはほぼないと考えて下さい。」
とあり、エロ台詞ありでも穏やかな口調。これが実にいい。
穏やかなのもいいものですよ。
レビュアーが選んだジャンル
一般向け、同人作品、オリジナル小説。
この条件での作品としてはかなりの逸品ではないでしょうか。
そもそも小説誌の2次選考を通過するほどだそうですから。
短編で読みやすく、「たまには小説でも」という方にもいいかも。
体験版もありますが、小説はラストが気に入るか否か、というところもあるので難しい。買って自分に合っていたらラッキー。自分にはすごく合っていました。
近所に現れる奇妙な人に興味を持った主人公が、その人の調査と考察をしていく。
序盤は静かに話が進んでいくのだが退屈はしない。けっこう緊張感がある。飽きない。
そもそも読んでいて、終盤まで一体どんなジャンルの小説なのかさっぱり分からなかった。コメディなのか怖い話なのか社会派小説なのか、ハッピーエンドなのかバッドエンドなのか。最後まで興味が尽きることがなかった。
忙しかったので毎日少しずつ読んでいたのだけど、これを読むのが最近の楽しみでした。