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2012年09月30日
デビュー以来一貫して「女の子に押しまくられる」コメディをリリースしてきた脳内彼女さん。
その中でもっともこだわりのあるのは「妹」。第一作「絶対★妹至上主義!!」第四作「シスターまじっく!」そして、第七作である本作「絶対★妹原理主義!!」だ。(たぶん次の妹ものは第十作目になるはず)
七作も同傾向のものを作っておいて、なお飽きさせないのは、他ではお目にかかれないヒネリの効いたヒロインたちの魅力と、シナリオ・テキストの良さだろう。
今回特に魅力的だったのは、長女の瑞と三女の奏。
武術の達人である瑞は、幼いころから表情を表に出さない修行をしてきたため、人からも感情が読めない上に、自分の感情もよくわからなくなってしまっている。しかし武術家として「勝つためには手段を選ばない」思考のため、兄へのアタックも恐ろしく過激なものになってしまう。「無感情?なのに情熱的」という一筋縄ではいかないヒロインである。
奏は単なるバカ妹である…はずだったのだが… (おっとこの先はプレイしてのお楽しみだ) プレイ前とプレイ後の評価がガラリと変わること請け合いのヒロインだ。
本作はコメディとして楽しめ、かつ実用度も高いという素晴らしい作品。「けっこう強引だけど可愛い妹」が好きな人なら大いにお勧めだ。
女教師モノというと、先生がヒドイ目にあわされるものが多いんですが、こちらの作品は甘い純愛のみで構成されています。甘い純愛といっても、ひたすらラブラブなんという、地に足が着いていないお話ではありません。先生が主人公との年の差をつらく思ったり、恋愛とキャリアとの板ばさみになったりと、大人の女性らしい悩みが織り込まれております。それがまた「先生との恋愛」という気分を盛り上げてくれます。
ほぼ全シーンで「中・外」が選択可能なのも、地味にお勧めポイントです。
残念なのが、妊娠してくれるのがメインヒロイン?の千晶先生のみというところです。ああ冴子先生のマタニティ姿を拝みたかった……。
2012年08月12日
「ちちみこ!!」のアペンドディスクなのだが、ヒロインは燈華ではなく(ハーレムエンドエピソードに出てきたのみの)燈華の娘の鏡華となっている。
燈華には「主人公の祖母」という強烈な設定があったが、今作ではその設定は表に出さず「主人公の妻」という立場で終始する。甘いが落ち着いた関係である。
話を引っ張っていくのは、鏡華との父娘関係である。「妻に隠れて娘と…」という(父娘モノでは案外見ない)シチュエーションである。結局は燈華に見つかって親子丼状態になるわけだが、よく考えると「妻娘で親子丼、しかも妻は祖母」なのである。カオスだなぁ。
シーン数は11。鏡華6、燈華5。燈華の分には二人一緒のシーンも含まれているから、シーン数のほうも鏡華のほうが優遇されている。
今作では「ちちみこ!!」であった妙な儀式でのシーンなどはなく、個人的にはこちらのほうが好印象であった。
「父娘モノが好きで、娘が金髪巨乳、中だしオンリーならなお良し」という人なら、「ちちみこ!!」をやらずとも今作のみやるのもアリである。
2012年08月05日
義母と叔母がお相手だが、あまり背徳感はない。可愛い年上女性とひたすらイチャイチャする感のほうが強い。
義母は「可憐で包容力のある女性」。こんな女性に甘えたい!というのは男子の夢であろう。ひたすら甘えてイチャイチャ路線である。叔母は「スーツの似合う厳しい女教師」。しかし主人公の前では乙女なので、ギャップと優越感を楽しむことができる。
シナリオはきわめてオーソドックス。これといった山谷はないが、破綻も無い。安心して年上女性とのイチャイチャを楽しむことができる。CGもなかなかキレイで、価格もそこそこなので、サンプル画像が気に入った人、かつ年上女性好きな人にはお勧めである。
2012年07月29日
2012年07月29日
2012年07月27日
2012年07月27日
肌の質感が凄い。特に胸の表現が素晴らしくいい。プルプルモチモチでなんとも美味しそうだ。
シーン数も多く「前戯」「ぱいコキ」「フェラ」「正常位」「騎乗位」「バック」と6シーン。
各シーンごとに場面が4つほどあり、各場面ごとに細かい動きが4つほどある。つまり6x4x4パターン以上の動画があることになる。残念なことに、フィニッシュはシーンごとに1つしかない。場面ごとにあったら完璧だったのだが。しかし、このクオリティ・この大盤振る舞いボリュームに文句を言ったらバチが当たるだろう。
(まー、フィニッシュシーン追加の完全版が出たら喜んで再購入しますが)
2012年07月26日
終始明るい調子で進むが、お相手との関係はどこかしらアブノーマルな一面がある。(それがRAPAPURUさんの芸風なのだが)
母・祖母とは近親関係なので、まず普通とは言いがたい。
学生6人ともどこかしらの方向に振り切れる傾向にあり、ノーマルな関係ではない。
愛華・高嶺・向日葵は完全肉食系で、こちらは受身一方となる。
罵倒されるかおもちゃ扱いされるか、どちらにしろこちらが貪られる側なのである。
悠華・撫子・綾は受身系で、肉食系相手とは反対にこちらが相手をいぢめる展開となる。
特に被虐妄想少女の綾に対する主人公は、完全S方向に振り切れており、無慈悲なご主人様になりきってしまう。
アブノーマルといっても重くは無く、ちゃんと愛情あっての関係なので、あくまでプレイの一環である。ライトなアブノーマルさを軽く楽しんで欲しい。
2012年07月25日
下流どころかノー階級な、流浪の民の主人公。そんな彼が上流の貴族や姫と恋に落ちて、相手を身ごもらせてしまう。まあ男子の夢ですな。
お話は嫌味や引っかかりも無くスラスラ読めるが、ちょいと超展開気味。しかし、この価格帯ゲームではあまり長いシナリオは実装できず、かつ後味悪くならないようにという条件を考えると、いい仕事をしているなと感じる。ご都合主義展開はいい夢を見せてもらっているんだと思えばいい。
プレイヤーの分身たる主人公の性格がなかなかよい。ぎらぎらした野心は無いが、一国の姫に一目ぼれしてなんとか近づこうという大胆さと一途さがある。基本女性には優しく、人並み程度の誠実さを持っている。おかげで陰で泣く女性も出てくるわけだが。
CGはとにかくキレイ!で気分を盛り上げてくれる。セリフ・断面図も表示オンオフ可能。女性はしっかりした肉付きで健康的に描かれている。
お相手の女性は、貴族の娘・女騎士・姫君の三人。
貴族の娘は、自然な権高さとうらはらな健気さがとてもいい。惚れた男が他の女と会いたいというのを手助けしてやったり、立場が悪くなって逃げてきた男を匿ってやったり。いい女だ。もちろんファーストエンドはこの娘と迎えた。残念ながら一番CGの少ない娘である。
女騎士殿は、最初あまり興味が無かったのだが、プレイしてみると可愛くなってきた。しかし子供を孕んでいる時に無茶はしないでほしい。
姫君は、無垢で可憐でふくよかで、実に「王女らしくて」よかった。(単なる「姫というラベルの貼ってある普通の少女」では興ざめじゃないか)禁断の恋をする気分が味わえる。しかしこんな娘を持った父親(王)にはおもわず同情してしまう。相手の男なんぞ賽の目に切り刻んでやりたくなるだろう。