ホトギリスさんのレビュー一覧

夜勤雀棟壱: ご褒美シーンはすべてムービー
夜勤雀棟弐: ご褒美シーンは基本 ADV で、一部ムービー
夜勤雀棟壱+: 本作用に追加される。ご褒美シーンは ADV。声優のキャスティングが変わっている。
雀棟シリーズ初作となった『夜勤雀棟』では、OHP 等にあったサンプルから見られるように、ムービー中のモザイクが極端に大きかったが、今作のリメイク版では、そういうことはない。
3 人の対戦相手を自由に選べる「フリー対局」は、かなり遊べる。

ショタっ子が、才色兼備のクラス委員長に責められる、SLG 色の強い ADV ゲーム。クレージュ作品でよく見られるゲームシステムで、ゲームを進めていくうちに、やれることのレベルがあがったり、やれることが増えたりしていく。
男の子の主人公にも音声がついているが、ON/OFF 設定ができる。
ゲームはなかなか難しいのだが、エンディング後アドバイスをもらえたりして、考慮されている。
主人公がショタっ子らしいものの考えかたをしたり、ヒロインのふだんの行動がふつうの女の子らしかったり、プレイしていてなんだか甘酸っぱい思いがした。

話がちゃんとしていて、ただのエッチなゲームで終わらせたくないという気概を感じる。主人公がきちんと書かれており、地の文では主人公の内面の思考が、くわしく語られている。探偵という職業にある人らしい、考えかただった。
後輩の綾子が、実際にこういう人がいていそうで、とてもかわいかった。シーンが少しだけだったのが残念だった。

どちらかというとコスプレものというカテゴリーにはいる。
さすがに「boin」を標榜しているだけあり、あの乳は反則ともいえるほどの綺麗さだ。大きいだけでなく、柔らかそうで、重力と反作用しているさまが、グラフィックからにじみ出ている。

2人打ちの麻雀。勝てばご褒美シーンになって、アニメが売り。エッチシーンだけではなく、こういった脱衣シーンもちゃんと描いてくれているのは嬉しい。麻雀の難易度は、かなり高い。
このゲームのキャラの出ている『Piaキャロットへようこそ!!G.O.』はプレイしたことがなかったが、それでもキャラの魅力はよくわかった。

夜勤シリーズには興味があったのだが、本編の鬼畜っぷりやスカトロっぷりに敬遠していた。そこへ、この雀棟弐では、主人公は入院患者であんまりどぎついことはせず、女の子キャラの魅力がよくわかる程度の内容で、このくらいのでちょうどよかった。麻雀は四人打ち、いかさまなしの本格志向で、これ単体でもわりと遊べる。

ショタっ子が主人公の、受けゲー。
気弱な男の子が、このままじゃいけないとお屋敷に奉公に出るという設定で、
ヒロインがおねえさんでかつメイドさんで、主人公がメイドさんに仕事を
教えてもらうという関係はめずらしい。
利発そうなおねえさんが、慰めたり励ましたりしてくれるのは、なかなかツボだった。

肉付きがよく再現されているところには感心した。が、行為内容がちょっと痛々しく、もとネタの雰囲気にはそぐわないように思った(むしろそのほうがウェルカムという人もいるだろうが)。
わりとマシンスペックを食うので、サークルのホームページで公開されているデモ版で確認しておいたほうがよい。アニメもので 800x600 の解像度なのは、かなりのアドバンテージだと思う。

真摯なバカゲー。
行く先々でエッチなことをされまくり、そしてそれに逐一感応。
「いったいどうなってんの、わたしの体」
とは本人の弁だが、それはわたしも知りたいです。
だが、どうせエロいことを乱発して終わりだろうという予想とは、ずいぶん斜め上のところを行っていた。
かなり古いゲームなので、CG の塗りかたが現在とずいぶん違っている。
レズもの好きなかたにお薦め。

麻雀に勝てばエッチなシーンが見られて、しかもアニメもの。ムービー形式なので、こまめなスキップができない、音声のキャラごと調節がない、という不便があるのだが、動いて、声も同期するのはやはりいい。
声優のレベルは、主人公となる比良坂を含め、かなり高い。