2024年03月07日
普段はあまり劇画などに触れてこなかった分、こうした本格的にストーリーを読ませる方向性のサスペンスものという傾向にあるエロマンガがすごく新鮮でおもしろいです。
また、画力も非常に秀逸で、どのような時代にあっても見劣りすることのない永遠の美しさをはらんでいるとも感じました。
近年ではデッサンなどがおろそかになってしまっている作家さんも実は多いので、丁寧な女性の美を追求したこうした作画は、本当に感動に価すると思っています。
2024年03月07日
劇画と言うんでしょうか、こういったカテゴリーに属するマンガを普段あまり読むことのない自分にとっては新鮮味を覚える味わいの内容でしたね。
女性の美しさと怖さをテーマにしたストーリーは、安直なエロ本というものよりも、本格的なミステリー要素が強く、そこにどのようにアダルト表現を含むのかと言った部分も、とても興味深く読ませてもらいました。
だからこそ続きに手を伸ばしたくなる作品だと感じます。
2024年03月07日
2024年03月07日
2024年03月07日
2024年03月07日
さいもん先生初単行本になる本作には、半分くらいが人外キャラとの
物語が収録されています。とは言え女性の人外キャラはほぼ人なので、
人外物が苦手な読者にも敬遠されないのでは無いでしょうか。
また、処女率が高いのも特徴です。
絵の美麗さに関してはレビュアーの方々が言及されている通り美しいです。
サンプルを見てイケそうだと思われた方はイッちゃって下さい。
一つ物語を紹介するとするならば、さいもん先生が商業誌で初めて
描かれたトランス物になるでしょう。女性っぽいとからかわれる弟と
それを見ていた姉が性転換出来るという薬でもって一日だけ男女が
入れ替わり・・・な物語です。
あまり詳しくはありませんが、今でこそトランス物は認知され、
一大ジャンルになりつつありますが、10年前にもそこに目を付け、
さらに姉弟の物の要素を付け加えるという慧眼は流石の一言に尽きます。
私が言うのも少々おこがましいですが、先生の最初期の作品なので、
確かに荒削り感がありますが、読者に「これでどうだ!」と挑まれてる
姿勢がヒシヒシと感じられるのではないでしょうか。
2024年03月06日
2024年03月06日