残念なことに、現代大戦略の続編が途絶えてしまった今、本作品がこのシリーズの最終作となってしまっています。
とはいえ、最終作にふさわしいシナリオの濃さやシステムの充実度となっているのも事実です。
大きな改良の一つは、戦闘攻撃機にも迎撃範囲が設定されたことです。これにより、F-18やF-2、F-35等お馴染みの兵器が航空戦でより活躍できるようになりました。
また、地雷や機雷の設置ができるようになったことで、劣勢時の防御戦闘での幅が広がっています。同時に、敵の機雷原が存在するマップもあり、掃海艇にも活躍の場が与えられています。
敵AIもだいぶ賢くなってきていて、AWACS等が無防備に突っ込んでくるというような現象はだいぶ減っています。
兵器の3D描写に関しては、全部というわけにはいかなかったようで、2Dと3Dが混在している状況です。
歩兵なども2Dのままで、被害を受けると謎の炎上グラフィックが発生するのが少し違和感があります(慣れます)。
個人的に3Dにした意味が一番感じられたのは、水上艦でしょうか。被弾時に艦が揺れ、黒煙を吐き出すエフェクトは、被害を受けていく様子が伝わってきます。
シナリオに関しては、自衛隊があり得ない戦い方をするのはお約束としても、未来予知かと思ってしまうほどタイムリーなものがあり、驚きました。そう、ロ〇アがク〇ミアに…
そのほか、兵器としてF-15FXやタイフーンJといった、話題の(?)ユニットも実装されていて、このあたりを探してみるのも面白いかもしれません。
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