●伊庭 八郎 (CV:水菜もやし)
原画:霧生実奈
幼名は八郎治。
諱を秀穎(ひでさと)。
北辰一刀、神道無念、鏡新明智の三大流派に並ぶと讃えられた心形刀流宗家の出にして、天賦の才を謳われた剣士。
学問にも長け、碩学と呼ばれる欧米における学者たちの本を複数蔵書している。
剣聖と讃えられる男谷信友より密命を受け、りんを守りながら京まで連れて行くことになる。
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販売日 | 2021年09月17日 |
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シナリオ | 禾刀郷 / 茗荷屋甚六 / 桜井光 / 岩清水新一(設定協力) |
イラスト | 霧生実奈 / Lem / あきづきりょう(メカデザイン) |
声優 | 水菜もやし / 小倉結衣 / かわしまりの / 杉原茉莉 / 黒衣虹男 / 野月まひる / TAKAO / あじ秋刀魚 / 桜川未央 / 桃井いちご / 小次狼 / 星一人 / 古河徹人 |
音楽 | Rita(Blueberry&Yogurt) |
年齢指定 | |
作品形式 | |
ジャンル |
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作品内容
まてよ君 迷途も友と思ひしに しばし遅るる身こそつらけれ――
■ストーリー
文久三年。西暦にして一八六三年。 江戸の空は昏い。
異境カダスより西洋を経て流入した蒸気機関技術は、
開国から十年という短い期間で、江戸をまさしく「異形の機関都市」へと変貌させつつあった。
心形刀流の青年剣士・伊庭八郎は、ある日、兄とも叔父とも慕う剣聖・男谷信友から、
伊豆国下田である荷物を受け取り、京の都へと向かうようにとの密命を受ける。
伊豆で八郎に渡された荷物とは“鉄の処女”を思わせる大きな鉄の箱。
その仰々しい様相に戸惑う八郎だったが、彼を更に驚愕させたのは、
鉄の箱から現れた、西洋人形の如き金髪碧眼の小柄な少女であった――
登場キャラクター
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●りん (CV:小倉結衣)
原画:霧生実奈
八郎が男谷より託された、謎多き金髪碧眼の少女。
本名はリナもしくはリィナだが、八郎は「りん」と認識し、そう呼び掛ける。
江戸出立当初は言葉を解さないと思われたが、徐々に八郎に打ち解け、言葉を話すようになる。
子どもの様な瑞々しい感性の持ち主で、美しいものを美しいと感じよく微笑む。
江戸の町を襲った巨大な影、“暗密天颶(くらまてんぐ)”とは何か深い関係があるようだが―― -
●土方 歳三 (CV:かわしまりの)
原画:霧生実奈
京都守護職預かりの治安部隊、新選組の鬼の副長。
倒幕の志士から京都を守護すべく、日夜活動している。
女だてらに天然理心流を修めた凄腕の剣士であり、剣の技量は伊庭八郎を上回る。
新選組局長である近藤勇に心酔しているが、機関幕府自そのものへの忠誠心はそう高くない。
冷静、冷徹。
目的のためならば手段はあまり選ばない。
強攻的な手段も躊躇わない。
が、近藤の言葉であれば目的に遠回りする事柄であろうが基本的には素直に聞き入れる。 -
●小栗 上野介 (CV:杉原茉莉)
原画:Lem
幕府の舵取りでは勝海舟と論を二分する、佐幕保守派の筆頭。
若き頃、勝たちとともにカダス北央帝国に使節として派遣された経験を持ち、その国力と技術に脅威を覚え、帰国後は経済・産業の振興を推し進めるが、開国には消極的な立場だった。
勝とはかつて幕論を戦わせつつも惹かれ合った仲であったが、お互い幕閣として立場を得、政策を違えたことで、政敵の立場にわかれることになった。 -
●勝 海舟 (CV:黒衣虹男)
原画:Lem
幕府の舵取りでは小栗と論を二分する、幕府改革派の筆頭。
公武合体による平和的日本統一を企図。
京都から来た土御門一門とも結託しつつも、あくまで徳川幕府も政権関与した新しい日本を目指している。
目的のためには手段を選ばない、大事のために小事を切る程度の度量はあるが、弟子の龍馬ほど振り切れた思想・行動にまでは至っていない。
カダスへ使節として派遣された際に、現地のさる将軍から貰った異国風の鎧を身につけ、異境かぶれと揶揄される。 -
●蓬髪の男
原画:Lem
飛空艇ユニオン号を駆り、江戸や京都、長崎と、忽然と姿を現しては消える神出鬼没の男。
幕閣・勝海舟の下で働いたかと思えば、別の時は朝廷勢力に働きかけ、またある時は倒幕を志す長州攘夷志士の手助けすらする。
その行動原理、目的が一切不明の、蓬髪赫眼の男。 -
●お稲 (CV:野月まひる)
原画:Lem
オランダの医師フィリップ・フランツ・シーボルトと丸山遊女・楠本瀧の娘として生まれる。
本名、楠本イネだが、他者からは「唐人お稲」とも呼ばれた。
さる事件により父が国外追放となり、以後、迫害を受けながら生きてきた。
追放事件前に父から、カダスの先進医術を学び、日本で最初で、現在唯一の女医となった。
そんな彼女は今、江戸の町に隠れるように暮らしているという。 -
●岩倉 具視 (CV:TAKAO)
原画:霧生実奈
公卿。
下級公家の出身でありながら朝廷で大きな発言力を有している人物。
野心溢れた男。
英国風の紳士服に身を包み、頭にはシルクハットを被っている。
多大な自信に満ちて、理想を誇り、日本を作り替えるべく密かに活動を始めている。 -
●桂 小五郎 (CV:あじ秋刀魚)
原画:Lem
長州藩の若き志士。
かつて吉田稔麿らと共に吉田松陰の教えを受けた。
回転の早い頭脳と能弁、そして女という立場を利用して、適所に潜入しての情報収集や工作を得意とする。
神出鬼没にして鮮やかな逃走術から、“逃げの小五郎”と呼ばれる。
親友の吉田稔麿から禁煙を勧められているが、なかなかやめられないでいる。 -
●土御門 藤子 (CV:桜川未央)
原画:Lem
現・土御門家当主であり陰陽頭。
将軍徳川家茂のもとへ宮親子内親王が嫁ぐ際、陰陽頭である父、土御門晴雄と共に江戸に乗り込む。
勝安房と共謀し、旧幕府側にあった天文方を廃止に乗っ取り、以後、江戸城での天文・暦法・呪術にまつわる権限を掌握した。
その後すぐに亡くなった父の後を継ぎ、現在では彼女が陰陽頭として東西の陰陽寮を統括している。 -
●リコリス・B・グラバー (CV:桃井いちご)
原画:Lem
吉田稔麿、高杉晋作、坂本龍馬たちに接触し、カダスから輸入した兵器を売りさばく死の商人トマス・グラバーの娘。
グラバーが商用でカダスを訪れた際、現地の愛妾に生ませたハーフカダス人。
父グラバーとともに“結社”と呼ばれる組織に所属しているらしいが―― -
●葛葉 (CV:かわしまりの)
原画:霧生実奈
古くから京都の信太の森に住むと言い伝えられる妖狐。
現と幻の狭間に棲まう者。
平安の時代に活躍した伝説の陰陽師・安倍晴明の母が葛葉という名の妖狐であったというが……彼女と同一人物であるかどうかは定かではない。 -
●吉田 稔麿 (CV:小次狼)
原画:霧生実奈
長州の尊王攘夷派志士。
かつて松下村塾に入門し、吉田松陰に師事して兵学を究めた。
撃剣はあまり得意でないと自称するが、実は柳生新陰流を修めている。
高慢な性格で自信過剰。
知性こそすべてと謳っており、享楽を好まない。酒も煙草も女も嫌う。
現在京都に潜伏する尊王攘夷派の中核として、同門の桂と共に様々な計画を立案・指揮している。 -
●河上 彦斎 (CV:桜川未央)
原画:霧生実奈
長州志士の中でも最高の剣技を有する寡黙な青年剣士。
長く伸ばした赤い髪を乱暴に束ねている。
高杉晋作がその才能に気付き、桂小五郎に預けられた。
驚異的な脚力と瞬発力を用いた異様な古流剣術を操り、数多くの機関幕府や佐幕派各藩の要人を手に掛けてきた暗殺者。
真剣を向けて、これまでに殺せなかった相手はただのひとりもいないほどの使い手。 -
●男谷 信友 (CV:星一人)
原画:Lem
直心影流の使い手で、剣聖の呼び声も高い当代最高の剣士。
実父である伊庭秀業を機関病により幼い頃に喪った八郎が、父とも兄とも慕う。
八郎も所属する直参旗本子弟の練兵機関、講武所の教授を務めており、流派を越えた八郎の剣技の師のひとりである。
飄々とした人柄で、口調や普段の格好からも、上級武士然とした武張った様子はまるで感じさせないが、しばしば幕府からの密命に従い行動することもあるようである。 -
●伊庭 亥朔 (CV:あじ秋刀魚)
原画:霧生実奈
八郎の弟。
八郎を兄としても剣士としても心より慕っている。
幼少の頃病弱であった八郎とは異なり健康な身体に恵まれており、兄の背中に追いつこうと日々剣技の修行に明け暮れている。
どこか憂いを秘めた兄とは異なり明るく朗らかな熱血青年。
その分、直情的な面もあるのが玉に瑕。 -
●謎の旅人 (CV:古河徹人)
原画:Lem
八郎が江戸を出立した後に男谷の元を訪れた謎の旅人。
彼の古い友人らしいが――
作品情報/動作環境
- ファイル容量
- 総計 3.33GB
- ソフ倫受理番号
- このタイトルはソフ倫審査済みです (受理番号1800429D)