●小倉 朝陽 (CV:遥うみ)
本名:桜小路 才華
「僕は世界を全肯定する」
・女子部しか存在しない「フィリア学院デザイナー科」へ通うため、素性と性別を隠して「エスト」の付き人兼メイドとなった主人公。
・幼少期を日本で過ごすも、アパレルメーカーを経営する両親の仕事の都合により、一家全員で渡米しニューヨークで育つ。
・世界的服飾デザイナーとして既に名声を得ている母親と比べても、同等かそれ以上のデザインの資質を持ち、研鑽を怠らない努力と意欲を持ち合わせる服飾業界のサラブレッド。
・母の実家となる「桜小路家」は旧華族の流れを汲む名門、父の実家となる「大蔵家」は世界的な大富豪と上流階級に属しており、血筋、環境の面でも隙がない。
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販売日 | 2017年09月29日 |
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シナリオ | 東ノ助 |
イラスト | 鈴平ひろ / 西又葵 / 白羽奈尾(サブ原画) / 羽純りお(サブ原画) / ごろう(サブ原画) |
声優 | 遥うみ / 野々山紅 / 遠坂リリ / 奏雨 / 遥そら / かわしまりの / はるかめぐみ / 桐谷華 / 佐々留美子 / 川崎美鳥 / 藤咲ウサ / 深水もみじ / ビッグバン平太 / 鳩万軍曹 / ういろう / 堀川忍 / ほうでん亭センマイ |
年齢指定 | |
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作品内容
2012年10月に発売し、好評いただいております『月に寄りそう乙女の作法』、
その翌年2013年7月に発売した『乙女理論とその周辺』に続くシリーズ三作目となります。
※『月に寄りそう乙女の作法2』は単独でのプレイも可能ではありますが、
同一の世界観、前作キャラとの関係性などから、シリーズ各作品のプレイを『推奨』いたします。
ダウンロード版FullVoice Editionについて
●『月に寄りそう乙女の作法2』小倉朝陽フルボイス
ご要望が多かった主人公『小倉朝陽』がついにフルボイスに!!
●パッケージ版の特典コンテンツ『月に寄りそう乙女の作法 ルナアフターアフター アペンド』も収録。
(『月に寄りそう乙女の作法』桜小路ルナ アフターアフターストーリー、エイプリルフール企画『従兄妹理論とその中心』)
※パッケージ版とはデータの互換性がございません。
ストーリー
ひとりの青年が帰国した。
十数年ぶりに日本の土を踏んだ主人公「桜小路才華」は、燃えるような意思を胸に秘めていた。
世界に名立たる芸術総合学院「フィリア学院」で最高の成績を収めること。
すなわち、年末に行われる学院のショーで「最優秀賞」を獲得する。
尊敬する両親と同じ道を通り、彼らを超えること。
それが才華の夢の始まりだった。
いや、始まりになるはずだった。
才華は、懐かしき生家「桜屋敷」で再会した伯父に、学院のある変化を告げられる。
「フィリア学院デザイナー科は、来年度より男子部を廃止する」
男子部の廃止が、どうあっても撤回されないと知り、一時は一年の浪人生活を検討する。
しかし自らの容姿が女性そのものであることを自覚する才華は、三年の間は性別を捨てて通学することを決意した。
「フィリア学院」開校時から続く「主従制度」を利用すれば、素性を隠したまま、付き人という立場で学院へ通うことが可能となる。
かくして才華は、以前に在籍したという伝説のメイド「小倉朝日」の名を借り、二代目「小倉朝陽」に扮して、上流階級の子女である「エスト」に仕えることとなったのだ。
だが入学に成功はしたものの、本当の困難はこれからだった。
最高の衣装を着ても、ひとりでランウェイを歩くだけでは、世界有数の「芸術総合学院」で最も輝くという夢は叶わない。
「服飾」「演劇」「音楽」様々な要素を選び、絡ませ、最高の舞台を演出しなければならない。
そのため才華(=朝陽)は、自らの用意した66階建ての高層マンション「桜の園」へ集まった才能ある少女たちと、交流を深めていくことになる。
果たして才華は、性別と素性を隠しつつ、最高のパートナーを見付け、見事「最優秀賞」の栄誉を勝ちとることができるのか?
登場キャラクター
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●エスト・ギャラッハ・アーノッツ (CV:野々山紅)
「これから三年間、私の掛けがえのない人になって」
・主人公が仕えることになる雇用主。子爵位を持つ家に生まれたアイルランド貴族。
・ブロンドの美しい髪を持ち、外見上は非の打ち所のない完璧なお嬢様。
・実家のアーノッツ家は何度か家運を傾かせており、現在は裏社会と癒着し、利用されることで裕福な生活を保っている。
・家名を保つためとはいえ、裏社会と関わることで実家の人間が他人を苦しめることに抵抗を覚え、その反動から底抜けに親切。
・デザインに関しては非凡な才能を持ち、ファッション誌のコンクール上で、まだ見ぬ主人公と何度かグランプリを争っている。
・主人公のデザインは認めているものの、お互いにグランプリを攫われた経緯を持つため犬猿の仲。 -
●八日堂 朔莉 (CV:遠坂リリ)
「あなたに一目惚れしました。私の子どもを産んでください」
・主人公たちと同じマンションで暮らすことになる、女優科所属のお嬢様。
・入学する以前から映画女優として成功しており、国内よりも海外で高い評価を受けている。
・天才性と同時に変態性を持ちあわせ、周囲に「キャラを作っているんじゃあないか?」と言われるほど、突飛な行動や言動が目立つ。そのため国内では、共演者やスタッフの受けが良くない。
・同性愛者ではなく、同性「でも」食べられる両性愛者を自称する。恋愛遍歴に関しては「演じた役の数だけ経験したわウフフ」と嘯くが、彼女のマネージャー曰く「恋愛どころか現場でいつもぼっちですよね」とのこと。
・幼少時に、月明かりの下でウィッグを外した主人公を見掛け、その美しさへの憧れを今も抱えている。 -
●銀条 春心 (CV:奏雨)
「どうしようもない女です」
・入試を免除されている主人公たちとは違い、一般受験に合格したデザイナー科の一年生。
・あだ名は「パル子」。
・基本的にどんな場面でも楽しげ。興奮を隠せない性格で、全身で感情を表現する。
・頭の中でデザインを意識し始めると、授業中や、友人と会話の途中であっても、見て分かるほどにそわそわし始める。
・喋り方に幼稚な部分があるものの、得意科目の成績は抜群に良い。その反面、苦手科目は致命的なまでに理解できない。
・友人の「一丸弓」に誘われ「ぱるぱるしるばー」というブランドショップをネット上で開いている。 -
●大蔵 ルミネ (CV:遥そら)
「未熟者め。判決、串刺し刑」
・前作主人公「遊星」の実家となる大富豪「大蔵家」の一員で、前当主「日懃(にちぎん)」の娘。
・「日懃」が90歳を超えてから産ませた長女。「日懃」のひ孫にあたる主人公との関係は、すなわち「大叔母⇔甥孫(てっそん)」。
・年の近い親戚である主人公は、幼い頃から気心の知れた仲。彼の素の性格を知る数少ない人物でもある。
・本人の希望する将来の夢はプロのピアニスト。
・経営者としても優秀で、一族内においてその手腕を認められており、女社長としての一面も持つ。
・幼い頃に、とあるミスで体を傷付けてしまった主人公に対してのみは、自分の主義を曲げてでも協力を断ることができない。そのため、彼の女装潜入計画への助力を依頼された時は、社会の規則に反すると理解しつつも協力者の一人となる。 -
●梅宮 伊瀬也 (CV:かわしまりの)
「そうする。狭い部屋と不便な生活はイヤ」
・主人公の暮らすマンション「桜の園」の住人の一人。
・あだ名は「いせたん」。
・正義感が強く、自分の意思をはっきりと口にする性格。
・しかしお嬢様育ちで周りにイエスマンしかいなかったため「言いかえされる」経験に乏しく、強い口調で反論されるとすぐに折れる潜在的ドM。
・母親は桜小路家出身の人間であるものの、その分家筋に当たる主人公「才華」やその妹「アトレ」とは険悪な関係にある。そのため、梅宮家の人間は、未だ彼らとの面識はない。
・伊瀬也本人は才華兄妹への憎しみはなく、特別な興味もない。 -
●大津賀 かぐや (CV:はるかめぐみ)
「お嬢様がそう仰るなら、いいんじゃないですかねー……」
・伊瀬也のメイド。伊瀬也に従って服飾科へ通っているものの、本人の夢は建築デザイナー。
・ドM。
・より質の高いSを求めるために、普段は澄ました顔で棘のある発言をすることが多い。それも全て自分への倍返しを求めるが故である。
・自分に優しい伊瀬也には物足りなさを感じているものの、メイドという職業を与えてくれるほどの一家は滅多にないため、誠意を込めて主人に尽くしている。 -
●ジャスティーヌ・アメリ・ラグランジェ (CV:桐谷華)
「私は私の好きなペースでやるね。邪魔だけは絶対しないでねー」
・主人公の暮らすマンション「桜の園」の住人の一人。
・あだ名は「ジャス子」。
・パリで服飾学校の講師を務める伯母に師事し、デザイン歴は長い。
・完成したデザインのみで測るジャスティーヌの能力は高く、プロのレベルにまで達している。しかし出来の良し悪しや、取り掛かるまでの時間は気分によるところが大きく、テンションが低いと一週間で一枚も描けないことも。
・フランスを至上とする国粋主義者。にも関わらず日本へ留学したのは、尊敬する伯母の「彼の国の人々と交わることで、貴女に不足しているたった一つのものを学ぶことができるでしょう」という勧めによるもの。 -
●カトリーヌ・コレット (CV:佐々留美子)
「ま、まだ慣れていないんます。どういたしまして」
・フランス(サヴォワ)出身の孤児。田舎の村にある修道院で育った。
・ファッションデザイナーとして大成した幼なじみの友人に憧れ、自らも服飾の道を志す。しかしカトリーヌに才能はなく、現在はメイドとして「ラグランジェ家」に仕えている。
・ラグランジェ家のメイドを選んだのは、ファッションデザイナーを目指すジャスティーヌの付き人となることで、服飾の勉強を続けることができるため。
・現在の年齢になるまで何度も挫折しつつも、デザインの道を諦めずに続けている努力家。
・元は人見知りでありつつも元気な性格だったが、今では都会に揉まれて、すっかり大人しい性格になっている。 -
●桜小路 アトレ (CV:川崎美鳥)
「私はお兄様のお役に立てるならお姉様と呼びます」
・主人公と父母を同じくする実の妹。
・兄と違い、一般的な日本人の容姿で生まれたことで、遠慮の気持ちを抱いている。
・上記の理由から、兄の力となることを生き甲斐にし、彼の目的のためなら協力を惜しまない。その愛情は献身に近いものであり、恋愛感情とは異なる。
・主人公が女装して入学するに当たって、その意思を尊重して協力者となる。
・女装して「朝陽」となった主人公に一目惚れして恋愛感情を抱く。朝陽を「お姉様」と呼び、本人が戸惑うほど過剰に慕うようになる。
・主人公の暮らすマンション「桜の園」の最上階に部屋を持つ。「桜の園」の大家は表向きアトレ(管理業務は別会社へ委託)。 -
●山吹 九千代 (CV:藤咲ウサ)
「さすが若、全く謙遜がありません」
・主人公「才華」とその妹「アトレ」に幼い頃から付き従ってきたメイド。
・先代の桜小路家に仕えているメイド長を伯母に持ち、その縁から自らも同じ家のメイドとなる。
・奔放な主人に振りまわされつつも、諌めるべき場面では物怖じせずに注意をする。しかし押しきられやすく、周りの空気に流されて主人公のわがままを認めてしまうことも。
・主人が女装をして学院へ潜入することに対しても、最初こそ止めようとするが、結局は言いくるめられて協力する事に。
・主人公がエストのメイドとなったため、学院にはアトレの付き人として入学する。 -
●一丸 弓 (CV:深水もみじ)
「そんなおだて程度じゃ機嫌直んないからな?」
・服飾部門アパレル経営科の一般生。
・あだ名は「マルキュー」。パル子のみ「きゅうたろう」と呼ぶ。
・いわゆるギャル。ファッションもギャル系、化粧もギャルメイクと呼ばれるものを好む。黒ギャルは苦手らしく、白ギャルを自称する。
・パル子とは幼い頃からの付きあいで親友。フィリア学院を選んだのも、二人で進学先を打ちあわせた結果。
・「学べることは実践で学ぼう」という意思を持ち、パル子をデザイナーとして誘い、ネット上でファッションブランド「ぱるぱるしるばー」を起ちあげる。
・ビジネスライクが過ぎるため、進行が悪いまま納期が迫ると、気分屋のパル子と険悪な空気になることも。 -
●樅山 紅葉 (CV:三代眞子)
「みんなしてひどい! 私はもう三十代です!」
・主人公が幼少期を過ごした「桜屋敷」の元メイド。愛称「もみもみ」。
・現在はフィリア学院服飾科(特別編成クラス)の講師を務める。
・生まれた当時から主人公の世話をしており、女装して入学する上での協力者の一人。
・人当たりが良く、にこやかで、しっかりした性格。しかし主人公の事情が事情なので、正体を隠すために慌てることも。
・恋愛話を物知り顔で語る悪癖がある。現在まで恋人はおろか、恋愛経験すらない。
・実際よりも年齢を若く見られることが悩み。学生より年下に見られることも。 -
●八十島 壱与 (CV:ビッグバン平太)
「フフ、その喜びよう。まるで七夕乙女ね!」
・主人公が幼少期を過ごした「桜屋敷」の元メイド。愛称「いよいよ」。
・渡米した主人には同行せず、現在は桜屋敷のメイド長を務める。
・主人公のことは自分の息子同然に愛しており、女装して入学する上での協力者の一人。
・現在まで恋人はいない。
・菓子作りの腕は本職にも引けをとらないため、パティシエを目指すアトレとは特に仲良し。 -
●大蔵 衣遠 (CV:鳩万軍曹)
「ほう、この甥は図々しく育ったものだ。だが、それでこそ王者の器と言える」
・世界的大富豪である「大蔵家」の一員。主人公の伯父に当たる人物。
・大蔵家を実質的に運営しており、その才覚と、常人を遥かに上回る仕事量で、前当主の時代を超える繁栄に一家を導いた。
・一族との信頼関係は揺るぎないものがあり、衣遠が現当主を裏切ることは絶対にない。
・以前は周囲から苛烈な性格を恐れられていたが、年齢を重ねた現在では多少だが丸くなった。しかし芸術家肌な部分は相変わらず。
・甥や姪であっても厳しく接すると周囲に言い放っているが、二人から甘えられると大抵の願いは聞きいれている。主人公「才華」も愛されていることを理解した上でよく懐いており、二人の関係は非常に良好。 -
●山県 大瑛 (CV:ういろう)
「あなたの名前だけでも教えていただけませんか?」
・主人公たちよりも学年がひとつ上のピアノ科の先輩。
・主人公の父親やルミネの実家となる「大蔵家」の血を引いているが、私生児であるため、大蔵家の一員としては認められていない。そのため、父親の「富士夫」からは見捨てられた。
・『乙女理論とその周辺』の登場キャラである、兄の「駿我」に拾われ、アメリカで養育される。苗字の「山県」は母方の姓。
・性格は温厚。父親代わりの兄から、他人を信じられる人間に育つことを望まれたため、周囲に対して親切。同級生や後輩、年長者からも慕われている。
・生徒の間では有名であり、学院内で数度のリサイタルを開いて好評を博している。 -
●大蔵アンソニーJr (CV:堀川忍)
「ヘイ、ハニー。あんたの白い髪に心の全てを奪われた。男としての一生を捧げてもいい、その髪に触れさせてくれないか」
・通称「ジュニア」。
・『乙女理論とその周辺』の登場キャラ「アンソニー」と愛人(モデル)の間に誕生した男子。
・母親は他界しているが、父親の存在を遺書にしたためていたため、最近になって大富豪「大蔵家」の一員であることが発覚した。
・現在は大蔵家から苗字を与えられ、多額の生活費を受けとっているものの、一族の集まりには近づかず、一人暮らしを続けている。
・まだ正式な免許は取得していないものの、美容師としての腕は一級品。その華やかな交友関係も憧れの的となり、ジュニアに髪を切って欲しいと望む有名人が大勢いる。
作品情報/動作環境
- ファイル容量
- 総計 5.45GB
- CPU
- Intel / AMD 2.4GHz DualCore以上
- メモリ
- 512MB以上
- VIDEO
- VRAM 64MB以上 (DirectDraw / Direct3Dに対応したもの)
- 必要解像度
- 1280*720 フルカラー
- DirectX
- DirectX 9.0c以上
- ソフ倫受理番号
- このタイトルはソフ倫審査済みです (受理番号1600919D)