ひだまり　リニューアルパッケージ

注意:「ひだまり(VJ002531)」と内容の重複があります。

■□■ストーリー■□■
住むと不幸になると噂され、次々と住人がいなくなってしまった平和荘。
ここは両親を早くに亡くした主人公『門松浩平』が学生家主をしているアパートだ。
親が残してくれたアパートの大家としての収入で生計を立てていたのだが、
住人の減少と共に減り続ける家賃収入を補う為に長期休暇をバイトに明け暮れていた。
そんな日々も終わり今日から新学期が始まる…
その朝は平和荘の住人で幼なじみの『早乙女遙』に
「最後の住人が夜逃げした！」と起こされる事から始まるのだった。

浩平には人には言えない能力があった。
それは幽霊の姿を見る能力…とはいえ幽霊と会話出来るくらいで、
他になにか出来るわけではなかった。
けれどこの能力のおかげで天涯孤独のはずが、時おり現れる両親の幽霊と
明るい家庭を築く事が出来たので寂しさを感じる事はなかった。


そんな浩平のクラスに突然やって来た転校生。
それは美少女お嬢様『大宗路有希』とお付の美人メイド『如月亜佳莉』の2人だった。
2人の美少女転校生に興奮するクラスメイト達、
けれど浩平の目には有希の背後に浮かぶ2人の美少女幽霊の姿が…

浩平の能力が呼び込んだのか、平和荘には次々といわくつきの住人がやってくる。
そこには今まで見た事の無かった霊の姿も？
幽霊と女の子達との生活はどんな波乱万丈が待ち受けてるのか！？

■□■登場キャラクター■□■
●大宗路 有希　（CV：風音）
主人公のクラスに転校してきたお嬢様。
自分の願いが何でも叶うのが当たり前だと思っている人格破綻者だが、
その実は箱入りのお嬢様らしく世間知らずで本質的には素直で騙されやすい。
取り憑かれている2人の幽霊に知らない内に憑依され、一見多重人格のようになる。
憑依されている間の記憶はないが、色々な事をしでかしているのは本人も分かっており、
それを解決できる可能性を求めて主人公のアパートに入居する。
初めての庶民生活でそれまでの金持ち暮らしとのギャップに学校でもアパートでも大騒動を巻き起こす。

「庶民の常識など知るかっ」

●大宗路 沙希　（CV：まきいづみ）
亡くなった有希の双子の姉。
上流階級としての立ち振る舞い、教養、学力等を身につけた日本の誇る理想のお嬢様。
人柄もよく、素直でかわいい。
彼女が有希に憑依した状態が亜佳莉にとっては理想のお嬢様である。
早くに亡くなってしまうが、妹が心配のあまりいつも取り憑いて見守っていた。
しかも、有希が困ったときには彼女が憑依して問題を解決していたため、
彼女こそが有希が我が儘かつ何も出来ない女の子になってしまった原因と言える。

「わたくしが、幽霊だからです♪」

●桧林 弥生　（CV：青山ゆかり）
事故に遭い死んでしまった有希とは犬猿の仲だった女の子。
有希には家柄や能力も含めことごとく負けており、生前は幼稚園から続くライバル関係であった。
自分が先に死んだ事が我慢できず、有希の人生を破滅させようと取り憑いている。
しかし、本人もいいとこのお嬢様なので大して悪いことは出来ない可愛い小悪魔である。
彼女が有希に憑依した状態が亜佳莉にとって悩みの種である。

「こんなに可愛い悪霊がいてたまるかっ」

●早乙女 遙　（CV：羽沢月乃）
主人公のアパートに住む元気な幼なじみ。
オカルト好きで、主人公のよき理解者である。
ボーイッシュかつ明るい性格で、心根の優しい乱暴者。
主人公の貧乏アパートに住んでいるだけに本人もそれなりに貧乏が身に付いている。
とはいえそれなりにおしゃれでもあり、色々と気はつかっている。
スポーツ関係は万能だが、成績最悪、料理等の女らしいことは全く出来ない。

「やーっと起きた、寝ぼすけさんっ」

●如月 亜佳莉　（CV：一色ヒカル）
有希の護衛として育てられた同じ歳のメイド。
有希と同等の教育を受けた上で家事全般に武芸八範からA級ライセンスまで取りそろえる。
有希のお小遣いから添い寝に至るまですべてを一手に管理しているため、
メイドといいながらも有希は彼女に微妙に頭が上がらない。
有希の多重人格に深く心を痛めており、
一縷の望みとして主人公にすがってアパートに引っ越しを決意する。

「次はうっかり手が滑って、死んじゃうかもしれませんよ？」