オヌヌメポイントは以下3つ。
1.透き通る終末観
次第に明かされる本作の終末観。
終末モノと言えば大抵は"町は荒廃"、"終わることに対する怯えを抱えている"ことが音声媒体に限らず特徴として挙げられるが本作はどれも真逆であると言える。例えば、"荒廃した町"という点はこの作品は主に海、プール、夏に鳴り響く涼しげな風鈴、開けた際に「プシュッ」と音をたてるラムネ、カランコロンと音を立てるラムネのビー玉、あげるとキリはないけれどこれらの要素が乾いた終末観を潤ったものにしているし後者は…まぁネタバレになるので控えさせてもらうがとにかくこれらが苦手なので終末モノは聴けないよという人おすすめができる。
3.キャラクターの実在性
奥野香耶さんの甘いお声のおかげか、環境音のおかげなのか、はたまたそれらが一体となっているからか本作のヒロインであるサカナちゃんが先生に甘えたりするビジョンがアリアリと想像ができる。これはイルミラージュの中、音声作品の中だと分かっていてもどこかで実在性を感じざる負えなかった。もしかしたらこの実在性こそが自分を最後まで聴き進めたいと感じさせた一つの要因なのかもしれない。
3.例のパート
とりわけ面白いと感じたのは例のパート。
これには驚かされたが、例のトラックの内容やイルミラージュ・ソーダというタイトルでアレを利用したワケを考えるとこれが実に面白い。
これはネタバレになるので是非聴いていただきたい。
とオヌヌメポイントを書いてきたけど恐らく聴くものによってよかったポイントは異なると思うので再三言ったけど是非とも自分の耳で確認してほしいと思った。