やるをさんのレビュー一覧

いわゆるバカゲーです。主人公はかなりレイプまがい(というかレイプそのもの)なこともやりまくるのですが、女性の方もなんだかんだ気持ちよくなって…みたいなノリのシーンが多いです。本気で抵抗する人もいますが大体最終的に堕ちます。
どう見ても強姦だけどなんとなくラブラブな感じで許される路線を求める方にはよいかと。

言わずもがなですが、主人公が日常の中の様々な品物や時には女性の着衣にまで変身して、密着した状態でこっそり性交を行う描写は、独特のフェティシズムがありふつうの設定では得難いものがありますね。
男は完全に画面から消して、女の子だけが人前で密かに原因不明の快感に悶えるという展開が好きな方にもオススメできるかもしれません。ほぼそんなのばっかりですので。

ただし攻略はたしかに面倒で、システム上何周もする必要があります。毎回違う選択肢を選んでも何周かすると選び尽くしてしまうので、スキップが増えます。
その辺は残念ですが、スキップを使用すれば一周が死ぬほど長いわけでもないので許容範囲かと。
不思議系エッチが好きな人にはオススメできます。

このゲームのレビューで必ず言われることですが、催眠の描写そのものに力が入ってて面白いです。
ガラクタにすごく価値があると思わせたり、海にいる幻覚を見せたりと、まあありえないことではあるんですが、実にもっともらしく描かれており、物語としての説得力があります。
さらに、ゲームの特徴としてただちに催眠で好き放題!ではなく、最初は簡単な内容の催眠から始まるのですが、人の感情を左右することそのものに背徳感があり、それが徐々に陵辱シーンに発展していきます。

各ヒロインに決定的な陵辱を行って堕とすシーンがあるのですが、体の自由が効かないヒロインが主人公を全力で罵倒するその描写もなかなか強烈で、印象的でした。

原画はねこパラで活躍中のさよりさんです。絵の可愛さ、うまさは保証できます。

かなり真剣にSFな内容です。性に関する技術が異様に発達した謎めいたディストピアのお話です。
設定も大変本格的で、貧富の差が拡大した世界は現在の延長のようなところもあります。

画力といい、作り込まれた世界観といい、全体的にただならぬ迫力を感じます。ふつうにSF漫画としてもなかなか類を見ないもので面白いです。
エロ漫画としても好みがあえば使えると思います。どちらかというと陵辱路線です。

萌え系のエロ漫画であることと、本格劇画風のSF漫画であることを、ここまで高いレベルで融合させた漫画はなかなかないでしょう(というか前代未聞では?)。これを連載したLOもすごいですね。
なにか表彰とかされてほしいです。一読の価値はあります。

東山先生の描く女の子たちは二次系ロリ的な無知な女の子というよりは、エッチに積極的で主体性がある、芯のある女の子たちという感じがしますね。
絵柄も萌えとリアルの中間な感じで素晴らしいです。

個人的には最初のネコミミとバイブつけたまま買い出しに出されるお話が好きです。