なまえなしs recensionslista

4と銘打っていますが今作を初見でプレイしました。気丈な女捜査官が嬲られるだけというシンプルなシナリオなので途中からでも十分楽しめました。一言に嬲ると言っても多種多様にシチュエーションが用意されており、単純に犯すだけではなく、というよりもむしろ犯すことはどこか添え物のような印象で、殴りつけたり自分のショーツを嗅がせたりといったシチュエーションにぐっと力が入っており、女捜査官の心をへし折ることに対する並々ならぬ情熱を感じます。フェチズムかくあるべしと思わせる逸品です。

アプリの力で大好きな親友を人形化して性欲の赴くままにレズエッチ。物語の半ば、実は両片思いで互いに同じプレイを行っていることが判明します。美しき愛の形であるはずなのに、この作品はそう一筋縄ではいきません。脇舐めから始まる変態的プレイの数々…プレイの業が深いその一点だけで麗しき愛は、どこか下劣で歪んだ特殊性癖に変貌してしまいます。

合意なきセックスが合法化された世界。即座に順応し野生に帰る男たち。地獄の正解でまともな貞操を握りしめて慄き苦しむ女たち。
大ボリュームで描かれる本作は、無数のヒロインが登場するにも関わらずそれぞれに嫌なのに感じてしまうイッてしまう描写が実に丁寧に、扇状的に描かれています。泣いている女の子が好みの方におすすめです。

理不尽にも地下オークションに囚われた恋人未満の百合ップルの物語。第一ラウンドは乳首イキするまで責められ続ける無間地獄。第二ラウンドも完全拘束、逃れられない状態で合意なき中出しエッチ。両手を枷にはめられ、想い人の目の前で惨めで恥ずかしい姿をさらすのがたいへんグッド。
物語のラスト、恋人未満のふたりがもはや叶わぬ互いの好意に気付いてしまう、その儚さがシコリティ。

夏のバカンス。眩しい空、広がる海、果てしなく開放的なリゾート地であるはずなのに、どこへも逃げられずに絶頂地獄に閉じ込められた女教師の物語です。前作からより一層激しさを増すプレイが光ります。
プレイそのものも最高ですが、有給休暇を取得して、宿泊期間を延長して、自ら地獄に足を踏み込むように強要されるシチュエーションが実に秀逸。エロはシチュだということを実感させます。

ひよこちゃん、レズビアン、マゾヒスト…それぞれ素晴らしくエッチで、ある程度メジャーな性癖だと思います。しかしそれらがひとつの身体に掻き集められたときこれほどまでにド級の変態性癖になろうとはだれが想像できたでしょうか。教え子に飼われる女教師が溺れる狂気的性体験は「煮詰められた」という言葉が似つかわしい度を越した濃厚さで我々読者を魅了します。

『妹友レ○プ』とその続編『償い』の2本が一体となった総集編です。2本分の内容となるためボリュームは抜群です。流されやすいにもほどがある妹とその友達。妹友は兄と、妹は隣人の知らないお兄さんを相手にあれよあれよという間に犯され、セックスに溺れてしまいます。完結編となる第三部が出ているようです。予習に最適のお得パックです。

展開は若干強引で生徒手帳をなくしただけの妹の友達に返してほしければパンツを見せろとわけのわからない因縁をつけ、そのままの流れで犯します。しかもそのラストには犯した相手と交際にまで至ります。トンデモストーリーですがしかしその強引さ、都合の良さが却ってストレートに我々の性欲に訴えかけてくる魅力があります。

不可逆の入れ墨をその身にまとってすっかり犬扱いが板についてしまった囚われの姫。自分を知るものに犬である自分を晒されて姫が涙します。堕ちに堕ちたその先でいまだ羞恥を感じる人間性を残している。実に踏みにじりがいのある良いキャラクター造形です。一方捧げ物となった女王は物語の最後に衝撃の姿に変わってしまいます。ここまで読み進めてきた読者諸兄でも驚愕すること間違いなし。はじめからこのラストを決めていたというのだから二重に驚きです。

尊厳破壊のオンパレードとなった1冊です。囚われた姫は命乞いのために人間をやめて犬へと転身します。性器を晒して屈服を示し、床に落とされたパンを食む姿はおよそ文明の中にはありません。亡国に残された姫もまた命乞いのために衆人環視の中裸体を晒して汚物を振りまき惨めな降伏宣言を行います。女性のプライドを踏みにじる背徳感が最高です。