トワイライトエクリプス的鑒賞一覽

新イベントとボイスが加わり、大幅にパワーアップする事間違いなしのとても良い追加パッチ。

本パッチでは他ではあまり見ない様なマニアックなプレイも含まれている。それ目当てに購入する変態紳士なら興奮する事間違いなしであるし、それ目当てで無くても興奮すること請け負いの内容となっている。

総じて本体を買った人は勿論、サムネやサンプル絵が気に入った紳士は是非とも本体と共に購入するべき一品であると言えるだろう。

ゆっくり実況で見たことがある方も多い、クトゥルフ神話TRPGをコンピュータゲームとしてのRPGに上手く落とし込んだ作品です。

クトゥルフ神話を知らない方向けに言うなら、自身でキャラを製作して恐怖の存在に立ち向かっていくホラー探索ゲ―です。ホラーとはいえ、そこまで怖いものでは無く、メインは探索と言ってよいでしょう。

今作は前2作と比べるとクトゥルフ神話の設定をより活かしたものとなっています。また、前2作よりも制限が緩くなっており、綿密な計画を立てずともトゥルーエンドに向かう事も十分可能な難易度になっています。

バグ等が有っても細かいアップデートによりすぐに無くなってより快適に遊べるようになっているので是非一度、やってみて下さい。

本作単体で完結しており本作だけでも十分以上に面白いですが、前作の舞台やキャラが端役として登場しているので、前2作もプレイする事をおすすめします。

少し触ってみた程度の段階での感想となります。違う点が少々あるかもしれませぬ。

アプデ前の物をベースとしつつ、よりユーザーフレンドリーになってはいる。特に商人は品切れになる事が少なくなり、欲しい物をより早く手に入れやすくなったのではないだろうか。

高難易度が追加されていたりトロフィーが追加されていたりと、初心者からやり込み勢まで幅広く楽しめる要素が有るのもとても良いと思う。

一つだけ残念なのは素のセーブデータを使う事が出来ない点か。お気に入りまで育て上げた魔物娘を+に引き継げないのは戦力という点を差し置いても、少し残念に思う。データ上は変わりない娘を育てる事は勿論可能だが、初期の初期から育て上げた娘を使えないのは、とてもとても残念に思う。

ホラゲとしても、エロゲとしてもかなりの出来。エロは普通のCGとドットを切り替えれる方式。

エロは寝取りや寝取られ、強姦、BL等の人によっては忌避されるシーンも有るが、BLは設定でオンオフ切り替え出来、それ以外については所謂バッドエンド的な要素が大半。仲間を大切にしつつ進めばそこまで警戒は必要ないだろう。

一週目はかなり苦戦すると思われるがセーブデータをこまめに分けておき、回復アイテムやベッドを温存しつつ進むといいだろう。

真エンド(?)を目指すには最低3回の周回が必要。周回はレベルやアイテムは一部を除き引き継がれるので2週目以降の難易度はかなり下がる。色々と隠し要素が有るので幾度も周回すれば新しい発見があるだろう。

Hシーンも実用性はきちんとあるがメインは格闘ゲームとしての方が強い。

　それゆえ、Hシーン見たさに格ゲーが苦手な人が買った場合、Hシーンに行くまでの手順が少し難しいと感じると思うのでご注意を。

　格闘ゲームとしての出来はかなり良い。あまり格ゲーをやったことが無い初心者も戦うだけなら直感操作で良い。逆にHシーンを狙ったり魅せプレイをするにはそれなりにやり込まないとキツイと思う。

　良い意味でも悪い意味でもエロゲでは無く格ゲーメインのゲームだと思う。

闘技場で闘い、勝ったら相手を奴隷に出来るというシチュエーション。

　ドット絵が好きな人ならH方面での実用性も充分に有る。

　おすすめな理由は単純にゲームとして面白かったからだ。あまり複雑な操作は必要とせず、難易度もそこまで高くはない。やりこみ要素もそこまでない。が、単純なゲーム故か、気がついたらやりたくなっている様な面白さが有った。

まず、何よりもHシーンのボリュームがすごい。同価格帯のゲームの中でなら1,2を争う程にボリュームがある。正直、桁が一つ違うのでは?と思う程だ。シーンも実用的なものが多く、人外娘好きにはたまらないだろう。

　ゲームの難易度としては、一度も倒れずにクリアを目的に考えた場合だと救済措置を使わなければボス戦は正直キツイと感じる。が、敵が使う技はパターンが有るのでボス相手でもアイテムを使うことを前提に戦略を練ればなんとか勝てる。
ただ、どうしてもキツイと感じた場合や、金策が面倒くさくなった場合は素直に救済措置に頼る事をおススメする。そうすれば負けることはほぼ無くなるし時間もかからない。

　悪いと思った点を無理にでも挙げるとすれば、セリフや演出の間が微妙に長く、サクサク進めたい時に少し邪魔に感じる場合が有ることくらいだろう。

　最初から回想のみを見ることが出来るセーブデータも同梱されてはいるが、是非ストーリーを自分の手で味わってほしい。