北鹿さんのレビュー一覧

「悪女」と一口に言っても色んな形がありますが、この作者さんの描く悪女の特徴は割と男女の別なくヒドい目に遭わせてしまうことだと思います。
計算高い彼女達の手にかかれば、清純そうに見えていたあの子達もたちまちに本能を曝け出し、時には陥れた本人すら驚くほどの才能を開花させてしまいます。
同性すらも手玉に取り男を貪る狡猾な女の子が好きな方にオススメです。

かなり筋金入ってる感じのスクリプトに定評のあるサークルさんによるM向け音声です。
ラジオのMCであるヒロインに、作者さんのブログで作品として公開されている「告白」を見られた主人公が、体験版の番組で示されたキーワードをもとに本編の音声で責められる…といった、かなり変わった感じの3重構成になっています。
主人公のM性に毒されたのか、はたまた彼女自身の素養なのか、段々とSに染まっていくヒロインの変化や、日常の「癒し」であるラジオ放送の中で、ただ一人自分だけに伝わる淫猥なメッセージなど、臨場感溢れる物語が楽しめるので、しっかりとした「流れ」のある作品が好きな人にオススメします。

今や音声作品の中で一大ジャンルを築き上げている耳かき音声、その黎明期の名作であり、関連作を含めればなんと100本を超える超大型シリーズの一作目です。
音質などでやや時代を感じる部分もなくはないですが、作品の基本的な流れはこの時点で確立されており、完成度の高さが伺えます。
演技自体も紅月さんによる安心のクオリティであり、今聴いても十二分に実用的な一本と言えると思います。
最近はシリーズ初期作品ということで大幅な値引きをしていることも多いため、この機会に、音声作品の「古典」とも言えるこの作品を聴いてみてはいかがでしょうか。

自身のサイトで小説も公開されているサークルさんによる音声作品です。
まず一つ言っておくと、この作品はR-18にカテゴライズされてはいますが直接的表現はほぼありません。
シチュエーションこそ、結界に囚われた人間と、その主人という人外モノとしてオーソドックスなものですが、
実際に作品の中で行われる行為は核心に触れることのない愛撫程度に留まっており、非常に甘口かつソフトなものです。
それでも、紅月さんの質の高いささやきがもたらす、その「甘さ」は、否が応でも危険な堕落への誘いを感じさせるものであり、R-18作品であることに強い説得力を与えています。
そしてその危うさは、むしろ行為が直接的でないからこそ、かえって抗いがたいものとして仕上がっているように感じました。
「堕とされる」のではなく、自ら「堕ちる」快楽を味わいたいあなたに。

巷で人気のあのコやこのコに隠れているけれど、実は結構キャラが立っている。そんなGジ。ネガールズをフィーチャーしたCG集第4弾。
このサークルさんのGジェ○シリーズに共通して言えることですが、ちょっとマイナー(相対的)なキャラクターも押さえてくれているところが高感度高いです。
最新作でも活躍している娘達の中に混ざって、声無しだったPS時代のキャラがいたりするところに、作者さんの愛情を感じずにはいられません。
元ゲームのファンに是非オススメしたい一本です。

今や押しも押されぬ人気シリーズとなった道草屋さんの夏休み音声です。
今回は年少組二人&おか…お姉さんという珍しい組み合わせで癒してくれます。
大きく分けて3本のシナリオで構成されていますが、特筆すべきは二本目の花火大会のトラックです。
三人が同時に近くにいるというこれまでに無い構成で、いつにも増して賑やかな時間が流れます。
そのため店員さん同士の掛け合いも豊富であり、接客時の丁寧な態度のみならず、作品付属の4コマ漫画のような、コミカルな一面を音声で堪能することができます。
いつものように「旦那様」として作品に浸る気持ちよさは勿論、ちょっとした日常系ボイスドラマとしても、楽しく聴ける一本に仕上がっています。

ジャケ絵で一目惚れして購入。お面少女はよいものです。
雰囲気から察せられる通り狐っ娘に弄ばれる作品ですが、実戦経験の無い耳年増という設定なのでそこまで一方的だったりハードだったりするわけではなく、また「あなた」へのスタンスも割合好意的です。
とはいえ基本的には男性受けシチュであることに変わりはないので、無邪気なソフトSロリが好きという方にオススメしたい一本です。

積極的な女の子の描写が魅力的なサークルさんによる某スクールアイドルのフルカラー本第3段です。
フルカラー作品ということで頁数はあまり多くありませんが、その分1キャラ1シチュでギュッと凝縮されており、どこから見ても使える実用的な仕上がりになっています。
いい意味で細かいことはヌキな作品なので、原作未見の方でも問題なく読めるかと思います。オススメ。

あまり注目されない存在ながらも、実はなかなかのポテンシャルを秘めているGジ○ネのオリキャラ達にスポットを当てたCG集第三弾です。
今作はル○(二人とも)に○ーランさん、マリ○さんと、お姉さん成分増量中なラインナップとなっています。
個人的にGジ○ネオリの真骨頂はおねーさんキャラだと思っているので、今作はまさに俺得な一本となりました。
素敵なお姉さま達のやわらかな体に溺れたい人にオススメです。

この音声は紹介にもあるように、いわゆる「催眠音声」ではありません。あくまで雰囲気を出すためのエッセンスとして、催眠「風」のテキストを一部に使っている、という感じです。
私自身あまり催眠にはかかれない性質なのですが、この作品はあくまで「風」であると割り切って聞くことが出来たためか、紅月さん演じるダウナー美少女の紡ぎ出す世界にかえって深く没頭することができました。
実際にコトに及ぶ時の音声はストレートに「使える」ものなので、催眠音声はちょっと苦手、かかれない…という人でもイケる一本だと思います。