Liste des critiques de ひよりん

サークル・ダンボールマンションの3作目。
この作品の前に過去の2作『ゴーストパーティー』と『プリティ・プリンセス・パーティー』をプレイしておくと、より楽しめる。
両作品からの再登場人物がいるので。
GPのヒロインがお気に入りだったので、次作以降の活躍(?)にも期待している。

今作の内容は、GPの世界観にPPPのシステムを掛け合わせたものとなっている。
これまでよりもストーリーに少し力を入れているので、できればエンディングがほしかったところ。
ゲームを起動するのに難しく考えなくても良いし、攻略も難しいものではない。
これまでのパーティシリーズの特色が踏襲されているのは大事なところ。

前作の『デモンズパーティー』と違って、レベルの要素と戦闘があるRPG。
ライト間隔は前作と同じ。
軽妙で笑えるテキストが散りばめられている。
(されていることは酷いのだが)

レベル上げは躍起になってやらなくても良いのだが、要所要所でやっておきたい。
この手のゲームでつきものなようにセーブはこまめに。

難しいことは考えずにプレイできてエロい。
1990年代前半のMS-DOS時代を思い起こす。
かといって古臭いわけでもない。
最近の大手はこういうゲームを作らなくなった。
今の時代に生まれるべくして生まれた原点回帰のようなゲーム。

小さいアニメは小さすぎたのではないかと思う。
そのあたりはサークルの後の作品で改良されつつある。
今後も同じような感覚の作品を作り続けていくようなので、体験版でヒロインが気に入ったなら、記念すべきこの一作目から順番にどうぞ。

色々とジャンルのタグを付けたが、ポニーテールとリョナが印象深い。