ここのアンソロ掘ってた時からお気に入りだったTAKE先生の短編集単行本。この人個人的に長編のがエロ作品として良いと思ってんだけど、コレにはシズネ 女退魔士淫虐秘録って全三話作品があるのも嬉しいところ。
やってる事は腹パンとか無理矢理とか孕ませとかあって、ホントに耐性なかったらきついとは思うけど、なんか作者も竿役もなんとなく微笑ましい気がしてしまうのが好みな部分。どの作品も、竿役がめっちゃこの女ヤリて~って感じで、ニタニタ顔で迫ってくるのが面白可愛いとこある。そこがほどよく悲壮感を和らげて、エロい感じを醸し出してる。
電脳捜査官エレナの、ヒロインの記憶に干渉して大切な思い出まで汚すって流れ、酷くなりそうなんだけど、「ここの囚人全員、エレナをレイプするために捕まってやったんですからねえ」って台詞とかちょっと微笑ましいくらいだもんな。
総じてレビュータイトルみたいな流れが良い意味で統一されてる感じで、シチュのハードさとムチムチ体型ヒロインと汁まみれが程よいバランスで、あと竿役の台詞も味わい深さとエロスがあって、とても好きな作家です。
Wahl des Genres Durch Rezensenten