さかな2的鑒賞一覽

税務官が凌辱される表題作が2話と、プレイ的な露出系が1話、不倫物が長編で入っています。

表題作がすごく好みで、税務官というありそうで珍しい題材なのが良いです。少女マンガチックなタッチのヒロインも個人的にはむしろ好きです。腰に手を当てて脱税者を威圧してるカットが好みでした。

凌辱のシーンについては、アングラサイトではあるもののネットで一部始終を中継されるという1話のシチュエーションがドストライクでした。その後の2話では、ネットの痴漢されたい掲示板になりすましで書き込まれ、集団で襲われます。その場で酷い目にあうだけでなく、ヒロインの人生そのものが壊れていく感じが良いです。

税務官の話は続編をほのめかす終わり方であるものの、現状この2話以降は描かれていないので、作者にはぜひ続編を描いてくれたらなぁと思います。

この作品の魅力は何と言っても敵キャラクターの数が豊富なことです。次はどんなクリーチャーに犯されるんだろうとドキドキしながらプレイできます。

また、装備(グラフィック有)の種類も多く、素材を集めて武器や装備を作成するというのはゲームとしても楽しめます。

心残りは、クリーチャーの大半が挿入か搾乳か茸責めなので、責め方にもっとバリエーションがあっても良かったとも思う点です。

世間一般的に男性受けする(と思われている)ヒロインがあまり好きではないという人におすすめです。自分は子どもの時からそういうタイプで、この作品にでてくる女性キャラクターは自分が昔からこういう女性キャラが居ても良いのにと思っていたものにすごく近いです。

既存の女性像へのアンチテーゼであるものの、ポリコレ的なものともまた違います。むしろ本当の意味で男らしいです。山賊に犯されたことをネタに大声で話すキャラなんかは、男性受けでもポリコレでもない第三極的な存在だと感じます。

ギャグ漫画なんですが、キャラクター表現とジェンダーについてけっこう深く考えさせられる作品だと思います。

戦闘中のやられを重視した作品です。戦闘中に目隠しや拘束具を付けられるなどハードな行為をされてしまうのが良いです。SMチックな要素が多いです。

戦闘中のやられは一枚絵の表示中心で、台詞や状況を説明する文章があっさりなのは少し物足りないかもしれません。

類型化された責めだけでなく、他ではあまり見ないような責めがあるのが魅力です。電流やかゆみを引き起こす体液を持つ虫や、低温監禁、蜂にたからせるなどの責めが特に好きでした。

いろいろなシチュエーションがあるのが良いです。

その代償か、一つ一つの責めに裂けるコマが少なく、責めによっては一枚絵で終わってしまうのは残念でした。虫の体液や低温監禁、蜂のシーンは、珍しいだけにもう少し本格的に見たかったです。

ソフトリョナに特化した作品です。この作品の良いところは、イラストが美麗でヒロインや敵キャラのデザインも練られていてるので、一般漫画でのヒロインのやられを見ているような気分になれることです。戦闘内でのピンチもあまり不自然な感じがありません。

小型ひょうたんによる責めは類型的ではない責めとして貴重だと感じました。

今回責められるヒロインは軍人、アイドル、警官の三人です。

軍人のヒロインへの責めなんですが、腹パンをされながら上からも下からも排泄しないよう我慢しないといけないというシチュエーションが最高でした。こういうシチュエーションでは、やられるだけではないヒロインの強さというのも感じられるのが魅力です。ただ、わりと早く限界が来てしまうので、タイムリミットギリギリまで耐えられたという展開であれば最高だったと思います。

アイドルはバラエティ番組的なソフトリョナで、興奮までいかずとも萌えるシチュだと思います。

警官は女性が直接の責め手なので、自分の好みではありませんが、オーソドックスな感じの物理戦闘でのやられでした。

主人公が相当に悲惨な改造をされます。万人向けを狙いがちな商業作品でここまでするか(誉め言葉)と思う程に、再起不能という印象が凄いです。 現実舞台でありながらも、ファンタジーが混じっているからこそできる責めもあり、とことん さくら が酷いことになっていくのが良いです。

痛覚を強化された状態での電流や腹責めなどの物理ダメージもあり、ヒロインがそれに耐えられる強いヒロインというのも魅力です。

二次元ドリームだと明るい感じに描かれがちな描写も、リアルドリームだからこそ陰惨な雰囲気で描かれていて、二次ドリの明るい雰囲気に違和感を感じる人にもオススメです。

マイナスポイントとしては、実名顔出しで動画をアップされるというシチュが好みだったので、未遂に終わったのが残念というのが一つ。エンドは救出されるも、その後も別の人に監禁され続けるというものだったので、このヒロインがその後どう生活していくのかといった妄想ができないというのが一つです。

「全世界に中継された後記憶消去なしで復帰」という作品を探す中でたどり着いた作品の一つです。

イラストは好みが分かれるかもしれませんが、上記のようなフェチの人にはおすすめします。エンディングの記載上身バレはしてるとは分かるものの、凌辱シーンで「バイザー」が連呼されるのは個人的にはマイナスポイント。

戦うヒロイン主人公で実名入りで全国中継された後復帰というのが性癖にドストライクでした。

二次ドリームノベルズは全国中継はあっても、その後記憶消去や正体バレ無し、堕落エンドに行きがちですが、この作品はそうならない。その後の羞恥の中で頑張るヒロインを想像するから興奮するんですよ。

同じようなフェチの人の中でも、有名になってもヒロインがケロっとしてることや、表サイトに割り込むのはヒロインの意志によるものであることは、評価が割れるかもしれません。

自分も最初はその点微妙に感じましたが、気の強いヒロインの造詣として良いと思います。ヒロイン自体も見た目と性格が自分の好みで、やられっぱなしではない強さがあり魅力的です。

特に小説となると抜き用の作品のキャラクター自体が愛されることはあまりないのかもしれませんが、私はこの高須賀エリカというキャラクターが大好きです。