Liste der Rezensionen von目薬一等賞

川で涼んだり、線香花火を楽しんだり、タイトルの通り夏を強く感じさせる作品です。特に前者はまだ暑さの残る今の季節が一番楽しめるのではないでしょうか。

聴いていて心地の良い声質、テンポ感。
川や虫の鳴き声、風鈴など環境音も良質で、とても良い雰囲気が出ています。
収録時間も長過ぎず、短すぎない丁度良い長さで、昼過ぎに少しうつらうつらしながら聴くのに最適でした。

また、前作『春の出会い』の続編です。この作品単体で聴いても不自然はありませんが、先に前作を聴いているとより一層、菖蒲と打ち解けた感じを味わえると思います。

春を聴いてからずっと続編を心待ちにしていたのですが、非常に出来が良く待った甲斐がありました。
次の作品も楽しみにしています。

このゲームは、主人公を男か女か選ぶ事が出来ます。
最初は全く異なる場面から始まり、システムも男では「逃げる」、女では「諦める」となります。
一見繋がりが無いように見える二つのシナリオですが、終盤になると世界観がわかってくるかと思います。

そして、最大のみどころはやはりジレンマ。
男女共に、快楽を受け入れるとゲームオーバーとなるのですが、男では「逃げれば勝ち」。女では「諦めなければ勝ち」と勝利条件が変化する為、新鮮な気持ちで両者プレイする事が出来ました。
特に、男サイドでは、プレイヤー自身も「逃げなければいけないけど、ギリギリまでテキストを読んでいたい」ジレンマを味わう事が出来、マゾ傾向のある方には非常にオススメです。

操作は基本、キーボードの十字キーのみとなっていますが、特に不自由は感じませんでした。Ctrl押しっぱなしでスキップする事も出来ますので、逃げたタイミングで微妙に変化する敵の台詞も是非、見てほしいと思います。

斬新なシステム、充実したテキストにより、値段以上に遊ばせて頂きました。今後の作品にも期待しています。

すずなの前作「囲炉裏」が大好きで、ずっとすずなの新作を待っていました。

今作は自然の音が多く、「良い天気の中、草の上に寝転んでお昼寝…」なんて事に憧れる人にはとてもピッタリだと思います。

また、今作ははこべらも登場します。
公式HPや作品内に同梱されている数コマ漫画を読んでいると、二人の関係がよくわかり、より一層楽しめるのではないでしょうか。

サムネイルで一目惚れしました。
サンプルを見て、真っ先に思ったのが「エロい」。
キャラクターの可愛さは勿論の事、独特な質感がグッと来ました。

本編は13ページと少なめですが、前戯から本番、お尻までと豊富なシチュエーションを取り揃えていたり、読んでいて心地の良いテンポで描かれている為、少なさを感じさせない、非常に素晴らしい作品です。
お値段以上のクオリティだと思いますので、絵柄に惹かれた方にはとてもお勧めです。

「日常を楽しむ」「リアルさ」と豪語しているだけあり、催眠に入るまでの日常パートの内容が濃く、とても長いです。
そらまめ。さんの作品は初めてだったのですが、けだるげなキャラにとてもマッチしており、日常パートだけでも大満足です。

肝心の催眠パートもいつも通りのサイミーさんで、とても親切な導入でした。
ただ、直接的な性表現を避けているのか、遠回しな言い方や、比喩表現が多かった所は賛否両論かと思います。
今後も是非、そらまめ。さんとサイミーさんのコンビによる作品を期待しています。

過去にとらいあんぐる!さんの作品を読み、「絵1枚1枚に差分を付けて、シナリオがあれば良いのに」と思っていた所、まさに求めていた物が出てきたので迷わず購入。

同梱されている同人誌版が16ページなのに対し、DL版で追加されている差分有版は266ページと、10倍以上。
内容もかなりしっかりしていて、最後まで屈辱的な表情をした物もあれば、快楽堕ちする物まであり、非常に満足です。

絵のクオリティは言うまでもなく素晴らしいので、絵柄が好みの方や、過去に私と同じ感想を持った方には、是非オススメです。

前作「淫魔の遊戯」と同じ、セミリアルタイムバトルを採用したRPGですが、かなり改善・変更点があり、新しいゲームをプレイする気持ちで攻略しています。

今作では、プレイヤーの好きなように冒険出来るフリーシナリオとなっている他、コンフィグで10種類近くの要素を自分好みにカスタマイズ出来ます。
また、仲間が二人になっていて、戦う方を任意に切り替え出来るので、戦略にも幅が広がり、まさに「自由度の高いRPG」となっていると思います。

まだ最初の方しか見れていませんが、敗北時の逆レイプシチュも相変わらず素晴らしく、非常に満足です。
難易度変更は健在ですので、RPGの苦手な方や、サクッと遊びたい人にもオススメです。

事務的と聞くと無感情というイメージが強かったのですが、この作品は事務的ながらも感情が籠っており、良い具合でした。
1トラック辺りの時間も15分前後と程良く、淫語の種類が切り替わるタイミングも丁度良かったです。

92分と大ボリュームなのもあり、値段以上の満足度でした。
淫語好きの方には是非オススメしたい作品です。

自然体彼女を視聴したレビューです。
CVの三森愛乃さんの声が好きなので購入しました。

ピロートークからどのように催眠要素を取り入れるのか気になっていましたが、催眠をかけられると言うよりは、催眠の手法を取り入れたボイスドラマといった感覚でした。
所謂「催眠音声」として期待して聴くと少しがっかりするかもしれませんが、ちょっと変わった催眠音声として楽しむ事が出来ました。
所々登場する、彼女らしい台詞も必聴です。

この手の趣向の作品の殆どは、初めから主人公がロ◯コンであったりすると思うのですが、この作品の主人公はロ◯コンではないです。寧ろ、やってはいけない事として認識している常識人で、ゲーム開始数分でシーンに入るといったことはありません。
そんな常識人の主人公と似た心境の方には、より一層この作品を楽しんで頂けるかと思います。

このサークルは「萌えて思い入れてヌける!」をコンセプトとしており、普段の作品以上に、思い入れの要素が強く感じられました。
哲学的な話が出てくるので、無条件に眠くなってしまう方は覚悟が必要かと思いますが、「ちょっと考えてみたけど、よくわからないぞ?」くらいの苦手意識であれば、問題無く楽しめるでしょう。

だめなおとなにはならんと抵抗する気持ちが大事です。
その気持ちを強く持ち、徐々にだめなおとなにされていく快感に酔いしれてください。