W/Bs recensionslista

あまりこの手の音声作品は聴かないのですが、何故かおすすめに上がってきて興味をそそられたので試聴してみたところ、サンプルがツボだったので購入してみました。

内容としては飲み会の約束を、住所も日付も間違うというダイナミックなポカをやらかした女の子と一緒に飲んだり食べたりする作品です。
女の子の愉快なキャラと声優さんの好演もあって心地よく聴く事ができました。

個人的な素敵ポイントは「聴き手側の設定に融通が効く事」です。
性別や年齢を限定させる発言はなく、お酒が飲めないならジュースでもいいなんて発言もあるので、どなたにでもオススメできます。
ものを飲む音や咀嚼音を聴くのが好きという嗜好の大前提は当然ありますが(笑)

再会を期待できる終わり方なので、続編を期待する次第であります。

最近はプロ声優さんが参加している同人作品も増えてきましたが、まさか声優さん自ら主催するとは……時代も変わったものです。

さて、内容についてですが。百合好きの共通願望あろう「ただそこにいて、見守るだけの存在でありたい」という希望を、「ユーザー=二人が大事にしているぬいぐるみ」という形でうまく落としこんでいるのが素晴らしいと思います。
キャラに関しては丹下桜さんの甘々ボイスもさることながら、原田ひとみさん演じるボーイッシュな女の子は非常にツボでした。
短いながらもフリートークも面白可愛く素敵です。
値段は張りますが、見合った内容だと思います。

それにしても、ゲスト的に登場する喜久子さんが美味しい所全部もっていった気もしますね(笑)

まずは逢坂成美さん、新サークル立ち上げおめでとうございます!
秋野かえでさんとの黄金タッグは最強です、本当。

逢坂さんというとあざとく可愛いキャラ役というイメージが強いのですが、今回はうってかわって不器用なメンヘラ女子を見事に演じておられます。個人的に今回の声音は非常にツボでした。
逢坂さんの演技力もさることながら、秋野さんの書くシナリオのまぁ見事な事。よくもここまでメンヘラという難しいキャラをうまい事表現できるなと感心しきりです。
といいつつも。思いの外メンヘラ感は薄めだったように思います。
彼女の一挙手一投足すべてが主人公を愛し、愛されたいが為。その愛し方の一歩目が暴走気味だっただけなんだろうなー、と。
…そう思えてしまった私は最初の一手で調教完了だっただけかもしれませんが(笑)
個人的にはちょうどいい塩梅でしたが、もの足りないという人もいるかもですね。
こだわりポイントにもある通り、食事や排泄といった生活感を感じさせる要素があるのは没入感が増してポイント高いです。

気になったのはトラック6の水音が控えめで物足りない感があるのと、後日談の耳掻き音が紙を擦るような音で違和感あった事ですかね。

聴き終わった勢いで書いたのでまとまりのない感想になっちゃった気ががが。
なにはともあれ、今後の活躍に期待と応援を!

いちのや2作目、おめでとうございます。
どこかしんみりしつつも、まったりのんびりとした雰囲気に満ちている作品。そこにりとさんの甘やかな声が合わさって、実に眠気を誘ってくれます。特にトラック3の添い寝パートはかなり寝れます。
全体的に「聴きどころ」に偽りのない作品になっていると思います。
是非またあやめさんに再会したいですね。

発告待望の第二段! 再会を待ってたよ、家守。
完全に続きものですが、今作から聴いてもある程度は楽しめるかと思います。
……が、それだとやはりヒロインへの思い入れ度合いが違ってきますし、何よりただの「不思議ちゃん」で終わってしまうので前作も聴きましょう(ダイマ)

今作では「発狂」要素が薄まり(前作でそう呼ばれている理由を知ったというのもありますが)、ヤンデレ要素が強調されたエピソードも。
しかし何より可愛さが超アップ。たびたび笑うようになり、結構な頻度で主人公をからかってきて、でも肝心な所では照れるという……たまらん。
声優さんの澤幡かえでさんの演技も素晴らしく、不安定なキャラである依知を見事に演じておられます。

前作含めプロローグとエピローグを聴いていると聴き手(ユーザー)=主人公とは限らず、自分は第三者的な立ち位置にいる気分になったりするのは私だけでしょうか。
こういった不思議な感覚もこの作品の魅力だと思います。

前作分も含めたネタバレを避けるてレビューするとなかなか難しいですね…(苦笑)
何はともあれ、今後も続いて欲しい作品です。
個人的には前作と今作の間、直接会うようになり始めた辺りのエピソードなんかも書いて欲しいです。

怪我して入院したらゆるふわ天然看護師さんに性処理してもらえましたーという、この業界ではありふれた…というより既に溢れかえりつつある内容の作品。
シナリオもシンプルで特筆すべきものは正直ありません。
……じゃあ評価低いのかって? いいや違うね! このシンプルさがいいッ!

個人的に最近(でもないか)流行りの耳舐めやら乳首いじりやらといった、ちょい特殊なプレイってあんまり好きじゃないんですよね。
なんなら露骨な淫語猥語もそんなに……という、傍から見たら何でエロ音声を聴いてるの?って感じであろうユーザーとしては、その手の要素が薄めなのも良き。
シナリオもシンプルがゆえに分かりやすく、状況が想像しやすいので入り込みやすくグッド。
また、耳元で囁く声から主人公の布団に潜り込んだ状態へ……と声の聴こえ方の変化にも強い拘りが感じられます。
そして何よりも沢野ぽぷらさん演じる看護師さん。
可愛さ7:えっちさ3くらい(当社調べ)のちょうどいい案配で始終癒しを提供してくれて非常に素晴らしいです。

強いて残念な点を挙げるならボリューム不足というか、各トラックの尺の短さでしょうか。物足りないというよりも、そんなに早くイケないんだよなぁ…という。

続編に期待できる終わり方なので、是非ともまたお世話されたいですね。

一之瀬りとさんの個人サークル処女作という事で楽しみにしていましたが、いやー、待った甲斐のある素晴らしい出来でした。

りとさんと言えば、「◯◯ですかぁ~?」といった長音の甘々さが特長(だと私は思っている)ですが、今回はりとさん自身が台本を書いている事もあってかさらに濃厚になっている気がします。それはもう、あまーくねっとりと絡み付いてくる精神的ローションみたいなものでして、何とも堪りません。
本番シーンがないので若干物足りなさもあるのですが、そこは今後シリーズ化されたりする事に期待熱望する次第です。

総じて(あくまで私主観の)りとさんの特長と得意分野であろう、良い意味でのあざとい甘々感・後輩キャラが楽しめる作品だと思います。
りとさんをご存知ない方にこそ強くオススメしたいですね。

さて、しいて気になる点を挙げるならば。既にご指摘されているレビュアーさんがいらっしゃいますが、絡み始めの本棚でのやり取りがピンと来なかった事でしょうか。
肩を貸してパンツが覗けるとなると立ち肩車でもしてたのか…そりゃガン見もしますわ(笑)

なにはともあれ、個人・他サークル問わず、一之瀬りとさんの今後の活躍を応援すると共に期待させて頂きます。

ダウナー気味なパーソナリティー「いつもの私」さんによる道路情報番組の詰め合わせ……という体の小ネタ集といった趣。
各トラック2分前後と短めながら、くすっと笑える小話やらほっこりできる小ネタやら中身のないグダグタ話(褒め言葉)やらで溢れており、ちょっとした間や寝る前などにぽけーっと気軽に聴ける作品です。

……というかもう、ぶっちゃけ和鳴るせさんによるアドリブ&フリートーク集のようなものですので、狙った訳ではないであろう、不意を突いてくる笑いや癒しを提供してくれる良作です。
るせさんをご存知ない方も、試聴分(特に01mdnr)のノリが続くと思えば間違いないかと。
108円とお安い価格ですし、まずは試聴してみて少しでも刺されば購入される事をおすすめします。

待ちに待ったお芝居色薄め?なR-18作品。
斜め上な設定に始まり、脳内ちゃんのキャラ付けや会話の話題に言葉選びなど、そらまめ。さんの類稀なる魅力とセンスが炸裂しています。こいつぁいいものですわ。

他にオカズを用意しないと駄目かも?と心配しておられるようですが、脳内ちゃんの可愛らしい喘ぎ声だけでお腹いっぱい食べられるってもんです。
というか、パン☆工場さんによる、いい感じに脳内ちゃんへの想像を膨らませてくれる素敵なイラストという一品がありますからね(この作品のファンとして、この場を借りてお礼を申しあげたい)。むしろフルコースですよ。
真面目な感想としては、動作の指示などが少ないのは自由に想像しながら動けるので良いものだと思います。むしろオカズとしての音声作品とはこういった形の方が正しい気も…?

さてさて。脳内ちゃんが可愛いって話はもう既に皆さんが熱く語っておられるので。
過去作品のフリートークで続編希望の際はネタ出しもあるとありがたい的な事を仰っていたので、私はその辺を書いてみようと思います。
……レビューに書いていいものなのか分かりませんけれども。

1.現実で感動的な再会をしてイチャラブ
2.なんかあってまた脳内に来ちゃいましたーと感動ブレイクしつつイチャラブ
3.いっそ聴き手が彼女の脳内にインしちゃって女体の神秘に感動しながらイチャラブ

…とか、どうでしょうね?
個人的にはなんやかんやで現実ではなかなか会えないけど脳内でイチャラブし続ける、というのが脳内ちゃんとの正しい付き合い方な気もします。

ジトメイドのフリートークにおいて作品名に触れられており、それを聞いた時は何かの冗談かと思いましたが、真実だったか…と(笑)

それはさておき。逢坂成美さんと秋野かえでさんが演じるビッチ二人に、文字通り精魂尽き果てるまで搾り尽くされる作品です。

ビッチと言うと悪印象を持つ人もいるかもしれません。実際、私も購入するまでは「ビッチかぁ…うーん」と思っていました。
が、声優さんの演技力もあって非常に可愛いらしく、発言内容はゲスい所があるものの、不快なキャラにはなっていません。
お話の内容も主人公は単にラッキーマンといいますか、逆レイプ感はあまりなかったですね。若干のM向け要素はあるものの味付け程度なので、万人向けなのではないかと。

各トラック20分程度で手軽な点も、抜き作品としては良ポイントだと思います。
…いやでも、さすがに18分で4回は無理ですわ(笑)