K沙的赏析一览

お姫様モノですから、独占したい人も輪姦でもOKな人も、どちらもあるかと思いますが、本作のメインは輪姦なのでそちら向けです。
ただ、本作は主人公の物語上の立場の関係で、大勢の中の一人でありながら、最終的には他の男たちとは一線を画す、特別な存在として姫は扱ってくれます。そのあたりの優越感が好きな方には特にハマると思います。

また、妊娠後のシーンの比率も高めなので、そちら方面でもお勧めできるかと思います。

もちろん、メインの6人が中心ではありますが、彼女たち以外の女のコのシーンも充実していると感じられる結構な回数盛り込まれており、“町ごと感”がしっかり表現されています。また、こちらの他の作品の学校乗っ取りモノと比べても多く盛り込まれていますから、範囲がグレードアップしている分グレードアップしている、細かいところに配慮されていると思います。
さらに、「やっぱりメインの子たちのがみたいんじゃ!」という人に向けた配慮もあり、寄り道が長すぎないというのよかったと思います。

対価を払えば願いをかなえてくれるランプの魔神を、うっかり他人に利用されてしまう王道作品です。
しかし、そこはR18、願いの対価はエッチなもので、結果、娼館送りとなっても意外とあっさり順応してしまうあたりは、R18としては王道でも、一般的な王道からは離れて行きますが、ラストは両者を尊重した展開で、綺麗に終わったかなと思います。

ということで、ぶっちぎった世界観をとるために少子化対策をネタにする作品が結構な数ありますが、その中には、目的達成となる妊娠して~というところまで描かない、言ってみれば尻切れトンボな作品も結構あったりするのが、このネタだったりします。
しかし、本作はそこまできちんと描かれるのはもちろんのこと、最初から妊娠中の子がいるというのは、世界観が機能しているのを感じられるポイントで、素晴らしい采配だと思います。

導入のプレイでおさわりとセットであるので、それなりのボリューム且つインパクトで、印象にも残りますが、やはり基本的には普通のアイドルモノADVです。
また、Jというのを大きく主張するだけあって、それが強調される衣装でのプレイも取り揃えられているのがポイントです。

漫画形式のページとノベル形式のページが同じ配分になっているので、流石にノベルの方が情報量が多いです。まずは一度、そちらを読んで、話の細かいところを把握したら、あとは漫画でさらりと振り返れるので便利でした。

TSモノとしては、最後に選択をしないタイプなので、少し違った毛色の作品になっています。

前を使うためには後ろを開発しないとダメって設定の話なので、後ろをいじるシーン自体は多いですけど、本命ではないことは気に留めておいた方がいいかなと思います。
とはいえ、半ば悲愴感漂わせつつ、自分で頑張る姿はかわいいと思います。

説明にも書いてますが、加担していたわけですから、無理矢理は無理矢理ですが、本番行かれちゃうぐらいのしっぺ返しで、気にする人はほぼいないレベルじゃないでしょうか。
まぁ痛い方面もお尻ぺんぺんぐらいですし、そっちの意味でも心配する必要はないかと思います

過去の経緯によって、躰が言うことをきかなくなっていて、かなりとんでもないことまでやらかしてしまうヒロインです。
しかし、だからと言って、躰だけで繋がっているかと言うとそうでもなく、仄かなものではありますが、それ以外の繋がりも見えるのが、嬉しいポイントでした。

家畜化やペット化のネタの多くは、あらゆる面でその者たちが“同じ人間であること”を前提にしたものですが、この作品は、生物として完全に違うものとして彼女らを扱っている点で特殊です。
故にそう認識できない者は、という展開はブラックですし、また魅力だと思います。