とらまほ's Review List

シリーズ八作品目、本ウェブページ紹介文にはありませんがついに真ルートでアナルが解禁されています。

とはいえいつも通りの雰囲気で汚い描写はありません。
前シリーズを知っている人はいつもの展開を期待していいと思います。個人的には街なかで触手に弄られるシーンがツボでした。

前作は大雑把にいえば戦う美少女が敵にやられちゃう展開でしたが、今作に明確な敵はいません。
日常の中で一般人のおじさんに弱みをつかれてエロエロなことをされてしまいます。なので触手の出番はほとんどありません。

ifのお話なのでさっぱりとなんの展開もなく終わるノーマルEND以外はすべて堕ちENDです。嫌がりつつも徐々に身を委ねていく様子が丁寧に描かれていてなかなかエロいです。このサークルさんの他作品にも共通していえることですが、堕ちて快楽に身を染めてもキャラクターが崩れずにいてくれるのは嬉しいですね。

原作は昔のエロアニメです。
序盤の展開は独自設定を多少盛り込みつつもわりと忠実に再現しています。急展開っぽく感じられるところもあるかもしれないですけど、それも原作通りなので元ネタは知らなくてもまったく問題ありません。

GOOD以外のルート分岐はほとんど快楽落ちですが、元の性格が豹変したりすることはありません。卑語を連発したりキャラクターが壊れたりする展開に飽々している方にはお勧めできます。
うっすらと理性を残していても快楽に抗えない少女の諦めと開き直りの新城描写がとてもエロいです。

前作までも以前の作品から引き続き登場する間男たち(?)はいましたけれど、今作からは流れを踏まえた続きを期待させるような伏線っぽいものが敷かれるようになりました。
なので前作までの流れは掴んでおいたほうがいいです。

あとBADENDが導入されたので堕とされてしまう姿を見れるのも個人的にはとてもグッドです。
堕とされても淫語を発したり、性格が豹変したりしないところもよりそそられます。

作者さんの看板シリーズ第四弾です。

シリーズものなので前作までの流れを知らないと導入部分で戸惑うかもしれません。
元ネタを知っていたとしても独自の設定やオリジナルキャラがいるので世界観を把握するのは前作を知らないと難しいかもしれないです。

内容は3本のオムニバスでぜんぶ寝取られッぽい感じのお話です。ただ前作までのシリーズ同様雰囲気は軽めですね。最初は嫌がりつつも中盤には快楽に溺れてしまうお約束の流れです。こうやって書くとワンパターンなんですけど、不思議と飽きないです。
まあもしかするとここらへんは人によりけりなのかもしれませんが、前作の雰囲気が好きだった人は突然別物になってたりはしてないので安心できるポイントかもですね。

元ネタがあるものですが別に元ネタを知らなくても十分楽しめると思います。
シリーズものではありますが、基本的には一作ずつで話がまとまるのでお手頃なセットですしお試し感覚でとりあえず読んでみてもいいかもしれません。
内容も紹介文通りですね。陵辱モノですけどそこまでキツい描写はありません。ハードな展開を期待するとがっかりするかもしれませんが、紹介文にぐっと来た人ならじっくり味わえるはず。