廃さん的鑒賞一覽

同タイトル通常版に「満月の夜だからエッチになっている」という設定を加えたアナザーストーリー・・・みたいです。
通常版の方を購入していないので聞き比べてはいません。ごめんなさい。

感想としてはとにかく落ち着きます。
静かに脈打つ鼓動を聴きながら攻められることになるのですが、落ち着きが得られすぎて18禁音声であるのに安眠用にも使えてしまいそうです。
攻め自体も非常にゆったりとしているので、エロよりも癒しの側面が強いかもしれません。
(エロ用途に使えないという意味ではないです)

小石川さんの声質・演技は落ち着くと同時に非常に澄んでいて、心音でぼんやりした脳にストレートに届きます。
それがまた心地よい感じです。

言葉攻めが二種類。それぞれがエコーのかかり具合で三段階に分けられています。
どちらも15分前後で手軽に聴ける上、責め方が上手くて確実に負けることが出来るのはいいですね。

癒し系の優しく厳しい責めももちろんいいのですが、いやらし系は乳首責め系の音声としてこれまで聴いた中でもトップクラスですね。
好きな方にはたまらないかと。

恋人ではないけど限りなくそれに近いぐらい中のいい後輩とラブホに入るわけですが、イチャイチャっぷりが半端ないですね。
恋人同士ではなく一日限定だからこそ普段は出来ないことをやっちゃおう感が上手く活かされています。

初々しさとちょっとした子供っぽさを持つ後輩と、柚木さんの声は非常に良く合います。
初体験での思わず出ちゃうようなあえぎもよいですし、翌朝の感じすぎてわけがおかしくなってる時の声もいいですね。
もちろん柚木さんなので耳舐めも素晴らしいですよ。

同人声優としてもはやレジェンドの域に達している感のある菜月お姉さんですが、本作ではその表現力を遺憾なく発揮しています。

菜月お姉さんと言えば舐め音の名手ですが、47分もの間重複なくひたすら色々な方法で口内音を聴かせるトラック1はほんと凄いです。
実際に行った行動リストがおまけとして収録されているのですが、これだけ色々な表現をしているのか!と感動すら覚えます。

トラック2がまた素晴らしく、音声作品なのに汗の臭いまで感じるような迫力と、バイノーラルマイクを最大限に活かした躍動感を感じます。
はっきりと表現する箇所・あえて語らない箇所の織り交ぜ方も上手く、想像力を全力で刺激してきます。

ピストン喘ぎは挿入から絶頂までひたすら突いて攻められる感じの内容で、体位によって声の聞こえ方が変わったりと非常にリアルです。
何も考えずに快楽を求めていく感じが良いです。

れろれろフェラはひたすら先っぽをれろれろされる感じで、ソフト寄りだけど聴いてて心地よい。Bの方はくわえ込んだり吸い付いたりする感じもあって結構違いがあるのがまた良いです。

アドリブだからこそ出来たことなのかもしれませんが、これだけの内容をアドリブで作り出せる菜月お姉さんはやはり凄いなと思います。
3年半前の作品だというのにバイノーラル収録のクオリティが非常に高いというのもポイント。
内容に対して値段も異常に安く、買って間違いない作品だと言えます。

後輩にひたすら誘惑され、最後には彼女すら売ってしまう展開。
篭絡されていく過程も良いですが、もちろん一番の聴きどころは最終トラックとなります。

あくまでもお金で売っての「寝取らせ」なので純粋な寝取られ作品と比べて絶望感自体は少ないのですが、罪のない彼女が本当に悲惨なことになるのを聴きながら後輩から言葉責めされることになり、背徳感は物凄いです。
しかも物語終了後も彼女は犯し続けられる運命にあるわけで、それを想像するだけでもゾクっとさせられます。
彼女が途中で快楽に負けている描写があるのが逆に救いとすら感じますね。

色々と強烈な作品でした。抵抗が無ければ聴いてみると良いかと。

前作と比べてバイノーラル収録になり、ハンドケアマッサージの時間は実に1.5倍以上になるなど完全にパワーアップしています。
相変わらずマッサージ音が心地よく、癒し作品として強力ですね。実際にされたら本当に気持ちよさそう・・・。

スペシャルメニューももちろん手がメイン。フェラチオは盛り上げるためのおまけ程度ですが、それで正解だと思います。
折角だから耳舐め手コキも欲しかった気はするけど満足。

なちゅさんの声は何度聞いてもいいですね。可愛らしく、聞き取りやすく、それでいてHシーンでは性欲をくすぐる感じ。
相変わらず安心して聴ける作品ですね。

ハンドマッサージという音声作品としては少々マニアックなプレイが行われる訳ですが、どこをどうマッサージしているかかなり事細かに説明してくれるので想像はしやすいですね。
オイルや爪切りの音が良くて結構癒されます。
なちゅさんの声は可愛らしくも安心感を与えてくれます。

性感マッサージはハンドケア専門店らしく手で色々なところを弄ってくれる感じ。
コンセプトが一貫していて、あまり無いテーマの割に安定感がある作品だと思います。

前作「相思相愛ロリータ」に続き、小さな女の子といっしょになる過程を描いた作品。「ロリータ」が「ロリイタ」になったことでなんかノスタルジックな響きになる不思議。

本作は3年前の話から始まり、心の中まであどけなかった女の子が再会した時に聡く、大人に近付いた様子をしっかりと感じさせられます。
ただ、3年前のエピソード含め少女としてまだ未熟な部分、庇護を必要とする部分がしっかりと描かれており、この点は最初から天使性が高かったまこちゃんよりも少女らしさが増したかもしれません。

また「はらませ」についてですが、前作では孕ませる事に対する抵抗を乗り越えて二人が真に繋がった結果として描かれたのに対し、今作では二人が一緒になるための一種の手段として描かれています。
この点も前作とは違っており、テーマが近いように見えて実は全く違った作品として成立しています。
この辺は非常に上手いと思いました。

相変わらず独特ながら読みやすいテキストも健在で、気付いたら読み進めてしまう感じです。
この類のゲームにありがちな「えっちシーンが薄い」ということも全くなく、そちらも読み応えがあります。
買って良かった作品です。

ポイントを稼いでできる事を増やしつつ、ひたすら妹ちゃんとえっちするゲームな訳ですが、ポイントは探索するだけでも結構手に入る上、ひたすら射精していればすぐ貯まるので攻略自体は非常に簡単です。
15分もあればフルコンプ可能でしょう。

このゲームの評価はとにかく妹ちゃんを可愛いと思えるかで分かれます。そして、恐らく大部分の方は妹ちゃんの魅力にやられることになります。

ドットアニメーションの種類は10種類程度。明記されていないようですがボイス付きです。どれも非常に可愛いです。
スキル習得をすると部屋の布団以外にも連れ出す事が出来るようになり、各場所固有のドットCGを見ることが出来ます。
連れ歩くときに妹ちゃんがお姫様だっこされるのですが、これがまた可愛いです。

ボリュームがあるわけでもない、深いゲーム性がある訳でもない、緻密なCGがあるわけでもないゲームですが、不思議と妹ちゃん可愛いだけで楽しめる。
そんな作品です。

有声音と無声音が混じった可愛らしい声がベースの方ですね。
一方で快感に対して抵抗なく素直に求めていく一面があり、特にインタビュー音声ではそれが非常に良い効果を出していると思います。
ある程度の台本指示はあるかとも思いますが、オナニー中の細やかな状況説明も良い感じ。

オナサポや台詞連呼に関しては演技慣れしていないたどたどしさがありますが、本作に関してはそれがマイナスになるというよりは親しみやすさに繋がっている気がします。
今後演技慣れをしていくとまた違った味が出るかと思いますので、頑張ってほしいですね。