あぱっち的赏析一览

正直なところ欠点はありますが、それ以上に得られるものがあった作品でした。

明るいノリの会話が多いかと思いきや途端に入る暗い展開の数々、徐々にスケールの大きくなっていく物語と練り込まれた設定、心に残るセリフとどんどんと引き込まれていきました。
また、物語の端々に入る毒舌というか民衆批判的なセリフはとても印象的な物が多く、色々と見つめ直すきっかけを頂けました。

凄く好きな作風でしたので、ぜひ次回作もプレイしたい所です。

終始軽めのノリで小気味よくプレイできました。
キャラ像がしっかりしており、会話パートはかなり楽しめました。
イベントとしては数が多い方ではなかったので、ここを全面に押し出したような作品をプレイしてみたいです。

メガネを選べるのはとても最高のシステムでした。
ぜひ今後とも採用していただきたい。可能であれば色も選択したいです。
これからもメガネっ子が活躍する作品をお願いします。なにとぞ

この作品の紹介も見て貴方はこう思わなかっただろうか?
(ああ、いつもの量産型の作品だな)と。
もしそう思ったのであれば、既に貴方は作者に騙されている。
このゴリッチュという作者は作品紹介ですら毎回嘘をつくのだ。

この神の目のアイオーンという作品はシナリオがとても良い。異常なほどに。
最初にシナリオの良さを感じる場面は戦闘イベントだろう。
戦闘とはバトルファックでは無く、拳と魔法で殴り合う生死を賭けた戦いだ。(精子を掛ける戦いではない)
しかも、その戦闘一つ一つが熱く興奮し読む手が止まらなくなる。
そして個々の動機付けがしっかりしているため、戦闘の理由や結果に涙することもある。
能力バトル物が好きという方にはオススメだ。

そして、ミスリードがとてつもなく上手い。
どれだけ身構えて深読みをしても騙されてしまう。
しかもそのミスリードの数が1度や2度では無いのだ、数えるのを途中で諦めてしまった。
物語のお約束や魅せ方などを巧みに扱いあの手この手で騙してくる。
(さすがにこの騙し方はズルじゃない?)と思う事もあったがちゃんと伏線があった。ふざけるな。
ともかく、叙述トリック好きには間違いなくオススメしたい。

これで最後になるが、
もし冒頭のように量産型の作品と思われた方は、騙されたと思ってプレイしてみてほしい。
絶対に騙されてしまうから。

ゴリッチュさんのゲームは今まですべてプレイしていたので即買

やはりストーリーは安定の面白さでした。
予想外の展開・切れのいいギャグ、同サークルの良さがいつも通り入っています。

ゲーム部分ですが総当りやあっちこっちに歩き回るなどが多く単調に感じました。
またエロもドットは豊富ですが一枚絵は少なめでした。(基本立ち絵差分)

今まで同サークルの作品をやってきた方にはオススメ出来るのではないかなと思います。
初めての方は「闇子さんが来た」がエロ・ゲーム・ストーリーすべてが綺麗にまとまっていたので、そちらで雰囲気をつかむと良いかもしれません。