sipさんのレビュー一覧

ゲーム攻略中であり、まだクリアには漕ぎ着けていない。
だというのに「レビューを書かなければならぬ」という、メロスめいた意志が決意となって胸中に込み上げたのだ。

主人公は没個性キャラ系デザイン(好きポイントその1)であり、体型については痩せ型なのがはっきり分かる程度に描写されるが、顔については鼻から下くらいしか描写されない。まぁ端正な顔立ちをしているであろうとは分かるが、目元や髪型という「個性として強く目立つデザイン部分」を隠してくれるのは、没個性キャラを好む身分にはありがたい。

そしてこのゲームはCGとドット絵をシチュエーションごとに分けて採用している。あるエロシーンはドットだが、あるエロシーンはCGであるといった具合。片方しかないというのは良し悪しだろうが、個人的にはクオリティが十分過ぎるので気にならない。

更にドット絵は中々動く(好きポイントその2)のだが、特にゲームのパケ絵にもなっている白髪の女の子(名を魔女子さんという)をゲーム内の基本システムで呼び出せるようになった時が素晴らしい。おっぱいに重みを感じる。質量がそこにあるのを感じる。あまつさえ「抱きしめてもらう」と、なにかこう、胸の奥という表現では物足りないほど深いところから、俺はこの子に子種を捧げる為にここにいるのだなという気付きが芽生える。抱きしめてもらうとこの手のゲームによくある「射精可能な回数」みたいなのも回復するシステムで、これ即ち彼女に回復してもらい、それをそのまま捧げろということだ(確信)と理解するのである。永久機関が完成しちまったなァァ～～!!

はあ…たまらん…ちょっとプレイしてて気持ち良すぎる。いわゆるダンジョン内のファストトラベル可能な中継地点ごとに魔女子さんと会えるわけだが、俺は毎回抱きしめてもらっている。特に意味はない。探索中には射精なぞ滅多にしないからな。でも気持ち良い。皆もおっぱいに埋もれろ。

なんてこった…「使いやすすぎる」だろうが…!

こちらの作品はタイトル通り、オナホを題材としてメインに据えている。
不感症っぽい子がオナホとおまんこをリンクさせる魔法を使って、絶頂を体験しようとするシチュだ。
なので当然ながらオナホを使う「誰か」が存在することになる。

では、その「誰か」を作品内で明確に描写していないシーンがあったら…?
その「誰か」に対して自分を感情移入させて「使いやすい」ってことじゃないのか…?

具体的にはみなまで言うまい。
実際にオナホを所持している諸兄にオススメです。

まあ今更言うことでもない、分かりきってた。
もう完全に「実習」ではなく「実践」です。でも学生だから実習です。

すっかりスケベに慣れきった前作の学生三人組と、主人公を指導する先生と、プラスアルファのキャラがねちょねちょ性行為に励みます。概要ここまで。

絵柄的な意味で可愛い顔しときながらスケベな表情見せまくってくれるのが本当に良い所。
なお人気過ぎたせいか表紙を飾っている無表情キャラな先生も、前作からそうだけど「無表情を維持しつつも顔が紅潮する」とか「無表情なんだけどセリフはハートがついてる」とか、こういうキャラでしか接種できない栄養素を豊富に含有しているので健康に良い。DNAに素早く届くが、そのDNAをさっさと吐き出すハメになる。

一応ここから微ネタバレのアピールポイント。
やはりシリーズモノとなると変化を取り入れるのはよくある事であり、例えば今回なら無表情キャラとしての先生が変化球を取り入れてくる。普段クールなキャラが例えばお酒でふわふわになって目にハートまで浮かばせ始めたらお前はどうする…?そんな感じ。主人公の同級生であるメインヒロインたちも、片方は「温和そうなくせにこっそり生えっち誘っちゃう」とか「ギャルっぽいくせに主導権握ろうとしても逆にすぐポルチオスイッチ押されて発情させられちゃう」とか前作でのやり取りを踏まえた上でのステップアップ的にシチュが構築されている。あと流石メインヒロイン達なだけあってかページ数も多い。差分とか無しで本編125ページだよ?

あと今回はおまけもエロい。おまけもエロい。本当におまけもエロい。まあ直球エロというよりは「趣き深い」系のエロではあるけど、同人エロゲで良くあるエロステータス確認画面みたいなのが好きで、前はこうだったのに今はこう!的な前後の変化っぷりに興奮するタイプには大変有意義なおまけだと思う。エロい女しかいねぇな全く…。いや主人公がチートなのか。

某ゲームのバニーガール姉妹のいちゃこらちゅっちゅ本で、とりあえずこの二人(ともう一人のディーラー)が好きなら買って損はしない内容。

ブランとノワールはゲーム内でも「二人で一人」とばかりのキャラ付けや戦闘面での性能調整をされている。
これの何が重要かというと、いわゆる男が一人に対して女が二人以上のハーレム系シチュでは二人がちゃんと満足できるのか?(杞憂)みたいなのがメタ視点でノイズになってしまう事があると思う。
そこに対して、そもそもこの二人は「姉妹だからいつでも一緒、好きになる人も一緒」という価値観を持っているものとしてキャラ付けがなされており、遠慮容赦なく二人いっぺんに愛でる事が出来てしまうのだ。

しかもブラン(白)はスレンダー系で、ノワール(黒・褐色)はむっちり系という欲張りハッピーセット。男の子ってこういうのが好きなんでしょ?仮面ラ○ダーWみたいに二人で変身したら体型はどうなっちまうんだ!!

この本では二人がバニーガールであるのを有意義に活用し、いわゆる逆バニーコスも取り入れてくれている。ちゃんとサンプルページ見た?ハート型のシールぺりぺり剥がしてるシーン見た?えっちだよな?えっちだと思ったな?それなら買ったほうが良いよ。

姉妹だから好きな人だって一緒。という響きやシチュエーションにムラッと来るタイプには、先程も書いた通りの理由でとてもおすすめ。元ネタを知らなくてもおすすめ。ブランとノワールのショータイムです!(バースト2)ノワールとブランのショータイムです!(バースト3)

ふたなりもアクション性もガッチガチの本格派な2D横スクロールです。
アクションゲームはそれなりに得意なつもりでしたが、最初に操作方法など慣れるまで若干時間を要しました。

主人公が装備するのはドデカい剣に銃砲を取り付けたようなストロングスタイルの武器です。
見た目通りにメチャクチャ重いので通常攻撃の振りも遅く、いわゆる「後隙」が露骨に生じます。

ここで重要なのが銃撃コマンド。
画面下部のHPなどを表すUIに薬莢マークがずらりと並んでおり、これを消費して素早く銃撃が可能となります。
そして一番の特徴が、通常攻撃などのモーションキャンセル機能。
「通常を振る→銃撃」と繋げて後隙を完全に消し、また通常を振ったり、回避に転じたり出来ます。

更に、このゲームにはモーション中無敵という超優秀なダッシュと、成功時に短い無敵時間と弾薬フルリロード効果を得られる相殺(パリィ)が存在することです。
ダッシュには銃撃と同様のモーションキャンセルが備わっていますので、好きなだけ攻撃をして危険なタイミングはダッシュ無敵で回避に専念してもいいでしょう。

パリィは成功時に「次の通常ダメージを五倍にする」効果が存在し、攻防一体の立ち回りが成立します。
問題なのは、パリィにはモーションキャンセルが備わっていないことです。
つまり無闇矢鱈と武器を振り回していると、敵の攻撃タイミングがハッキリ分かってもパリィが出せません。
というわけで、銃撃コマンドによるキャンセルを利用します。

多数の敵にまみれて戦闘し、武器を振り回し、適宜銃撃でキャンセルし、敵の攻撃予兆が見えたらパリィ。
挙げ句の果てにはパリィそのものの後隙さえも銃撃でキャンセルして、無敵時間を最大限活用しながら位置取りを調整して五倍通常を叩き込み、それを銃撃でキャンセルして次の攻撃をパリィ…。

と、そんな感じでバチバチにアクションを楽しめます。
エロの事とかも語りたかったけど文字数が足りな

まず大前提として作品紹介にも明記されている通り、AI生成作品という区分である。
それ故に「とある立ち絵」があったとして「とあるエロシーン」の絵柄や細かい身体的特徴が少し変わっているような場合がある。
また「体位・表情の差分」というのも生成しにくいであろう都合上、基本的に一枚絵のみで進行する。

今時のエロ同人RPGは低価格帯でもLive2D的な技術でぬるぬる動いていたりするので、そのへんの物足りなさはあるだろうと思う。

また文章も擬音表現が多めであったりハート記号(絵文字系ではなく、単純な記号。中抜きor白塗りのハート)が用いられる事もあって、好きな人はとことん好きだが、人によっては合わない部分になりやすいだろう。

しかし、上記の事情を踏まえた上でも高評価できるゲームだった。
言うなれば「イラストが描けない・描く余裕がない」という時に、それをAIで丁寧に補完して作るという、非常に前向きな意味での「同人らしさ」があったからだ。

そう思える理由はゲーム部分にある。キャラクターはプレイヤーが初期設定を選び名前を付けて、スキルツリーや装備を成長させてゆくクリエイト制。主人公には主張の強い固有の人格などは基本割り振られておらず、エロシーンで少し喋るくらいである。別ゲーを引用するならダクソとかああいうゲームでキャラクリして遊ぶのに近い没入感を得やすい。装備品にはランダムに名前と補正が追加されるシステムで、ハクスラ的な楽しさもある。

スキルツリー部分はバランス調整が大雑把というか、ぶっちゃけ「スキルはいっぱい取れるシステムにしてるから主人公が対策用の魔法とか取って頑張ってね」系なので、ある一芸に特化したロールプレイで楽しむのは若干難しいかも知れない。

総合してまとめると、意欲的かつ前向きにAIを利用して作られた作品だった。女の子むっちむちだし細かい事気にならなければ余裕でヌけるよ(本質情報)

これをプレイする俺はオタクだ。
いや、普段からオタクだろ?とかそういう話ではない。
ギャルに優しくされる権利を得た非常に特殊なオタクなのだ。
それも巨根と、病気により過剰生産される精子を得た絶倫オタクだ。
俺は素質を備えていた。
どこまでも強くなれるという素質を───。

優しいギャルちゃんは主人公に「二週間」の貢ぎ期間を与えてくれる。
俺はその「二週間」で、クソ雑魚チ〇ポのオラオラ彼氏からギャルちゃんを寝取らねばならない。
だが、いくらセックスに関するステータスが高かろうと、そもそもお金を貢ぐという行為で信頼を勝ち取り、その信頼を利用して少しずつ彼女自身にも快感を覚え込ませ、心を完全に堕とす必要がある。

「二週間」が終わったらどうなるのか?
…次の「二週間」が始まるのだ。俺はギャルちゃんを寝取れなかったという不完全燃焼の悪夢から目覚め、新しい現実を生きるのだ。
オタクは無限に強くなる。最初は1・2回のバイトでひぃひぃ言ってベッドに転がり翌日を迎えていた俺も、最終的には「フッ軽」なんて単語ではあまりにも生易しい行動力を得て、常人の五倍働いては自販機でドリンクがぶ飲みして元気をチャージし、五倍単位で働くのを繰り返す。

クリアが近づくにつれ、そこに居るのは単なる「オタク」ではなくなる。貢ぎセックスの為に強靭な身体を得た、ループ系主人公属性さえ持ち合わせた最強のオタクだ。

決して勘違いしてはいけない、これはナヨナヨしたオタクが優しいギャルに甘やかされるゲームではない。明確な目的意識があり、バイトに励み、成長し続けられる向上心のあるオタクだ。
「筋肉に堕ちる。寝取りの為に。」

最後に立っているのは、イキリ散らかすくらいしか能がない男から金とセックスと一途な想いで女を奪い取る、超勝ち組系フィジカルつよつよオタクだ。

もう徹頭徹尾、常にエロい。
そのエロさたるや、Twitterなどで作者さんがサンプル分を数ページ紹介(fanboxなどでは先行公開も)していた分だけでエロ過ぎて何回もお世話になるほど。

特に保険の先生がエロい。無表情系で口調も事務的な丁寧語だというのに、語尾には的確にハートマークがついて劣情を煽り立てる。
更に言えば無表情系なキャラに徹していながらも、興奮に合わせてしっかり顔は赤く染まったりと、「無表情」であって「無機質」ではないという絶妙な塩梅。
信じられん…こんな精液根こそぎ搾り取る性能にステータス全振りしてるような人が保険医だと…?いやしかし保健体育ってエロの暗喩みたいなトコあるしな…そういう意味で考えるとまさしく保険医の証明なのかな…多分そうだな…生ハメ指導出来ないといけないしな…。

とにかく買った方が良い、本当に買った方が良い。
「サンプルだけでも満足しかねなかったクオリティだけど作者さんにお布施しちゃお!」という建前で手を出してみたものの、ハッキリ言って想定の10倍くらいは満足する。体感で言うと10倍では足りないくらいだけどデカすぎる数字を使うと伝わりにくくなるので10倍くらいにしておこうと思う。

デフォルメキャラに性的な魅力を感じるタイプにはもうホントにオススメのゲーム、というのはタイトルやサンプルだけでも分かるだろうけどプレイした身として更に強くオススメしたい。

特に「可愛い絵柄だからプレイも可愛い系」なんて収まり方をしておらず、むしろ基本的にマニアックなフェチが絡むというか、真っ当にえっちしてあんあん♪ってよりは、必ず何かしらの面白さをそれぞれが持ち合わせているという感じ。面白さというのは組み込まれたフェチの事だったり、純粋にギャグ的な意味だったりそれぞれではあるけど。

それにしても楽しげに、気持ち良さそうにえっちしてくれる子ばっかりだから非常に助かる。画面の前にもっちりしたゆるふわ系オナホを携えながら遊びたい。世界があまりにもぷにぷにしすぎている。最高か?

ゲームシステムとしてはあっさり系のおつかいクエストによるイベント回収がメインなので、少なくともプレイ開始直後に「ゲーム要素に手間を取られてえっちにたどり着けないよ～」みたいな心配は皆無。つーか速攻でチュートリアルとばかりにえっちが待ち受けてるしね…。

デフォルメキャラとえっちできる世界というタイトル通りなので、デフォルメキャラとえっちしたい人は買って下さい。としか言いようがない。強いて言うならノーマルめなえっちが好きな人だと、なんか結構性癖こじらせたシチュだな…?と面食らう可能性はあるので、そこに注意した方がいいかなぁといった程度。は～ぷにぷに。

あからさまなネタバレにならない程度に、作品内での変化をメインに言及させて欲しい。

このゲームはとにかく「妹!」という存在や属性に対する扱いとか演出がすごい丁寧なサークルさんの作品ながら、今作は特に味わい深い。

一番震えたのが「関係性が深まるごとに妹からも積極的にくる」ような変化で、ここ人によってはネタバレなので目を逸らして欲しい部分だけど「ワイプ演出として入る妹の動きが、明らかに兄へと身体を押し付けるものになっている」とか「そのまま選択肢もなく妹側から行為を始める」とか、そういう変化が生じ始める。いつも通りの事をしていたと思ったらそんな感じになっているという関係性の変化フェチ。あーだめだめえっちすぎます!雰囲気があま～～～～～～～い!!

「可愛い絵柄」「妹」「いちゃいちゃ」「生活感」「妹」「えっち慣れする過程」「お兄ちゃん」「妹」「コマンド制RPG」「妹」この辺のワードの中に好きなものがあれば是非買って欲しい。ホントにこのサークルさんは妹が大好きなんやな…って…。