退会さんのレビュー一覧

バイノーラル録音を使った音声作品はもう珍しくなくなってきましたが、その特性をフルに活かした作品となるとまだまだ発展の余地があると思います。
その点、この作品は「音の方向」や「音の距離」といった要素をふんだんに盛り込んでいます。
様々な環境音を「聴く」ことになる誘導では特にそれが感じられるはずです。時に退屈になりかねない誘導パートではどこか楽しさすら感じることができます。
声優さんの話し方もとても心地よく、本当に寄り添って気持ちよくしてくれている感覚になります。

タイムローターですが、少し斬新な使い方です。
意識しすぎると効果を感じられなくなってしまうのは催眠音声の常なので表現が難しいのですが、ローターなのにローターでないかのような使い方をしてきます。
この作品でタイムローターを初めて使う方、どうぞタイムローターの世界に沈み込む一歩を踏み出してください。
既にタイムローターが彼女という私のような方、今までにない使い方に感動してください。

女体化ものでHがなく良質な催眠音声って意外と少ないんですよね…
そんな中で出会えたこの作品、自分の心を解き放って女の子として気持ちよく眠ることができます。

序盤の方で、様々な言い方で「女の子になりたいんですよね」と言われるのですが、それに素直にうなずいているうちにすっと催眠に入ることができます。

翌日しっかり起きなければならない場合、エロありだと聞くのが難しいことがあります。
女体化してハードに犯される系統のものは大好きなのですが、どうしてもそうでない音声が欲しいときがある以上、この作品は手放せません。

多彩な調教を施すゲームにおいて、キャラクターが動くという要素は非常に重要な点です。
しかし、動きを求めると作品として高価或いは中途半端になってしまいがちです。
その点本作品はドット絵とその動きがかなり細かく設定されており、安価に幅広い動きを見ることができます。
服装のバリエーションもそれなりに多く、着衣での調教が好きな方にもお勧めしたい作品となっています。

もう一つの魅力として、マルチエンディングを満たすための分岐点をかなり最後の方にもってこれるという点があります。
全EDを見るために、いちいち序盤に戻る必要はないわけです。

コストやプレイ時のストレスといったハードルが低い良作といえます。

何から書いていいのやら…
まずは、やはり声でしょうか。
今回は「透き通った」という表現がしっくりくるような声です。
「お姉さん」の声なのはいつも通りなのですが、隠れた名旅館を連想させるような、そんな神秘的な声なので、えっちなサービスのときにもその雰囲気が壊れることがありません。
(個人的には今までで一番好きな路線です…)

また、宣伝文の通り環境音もすばらしいものがあります。
特に、トラック1の飲み物を注ぐ音に感動しました。
まるで目の前で中居さんが実際に注いでくれているかのようです。
引き戸を開閉する音や衣擦れの音など、感動したポイントをあげればきりがありません。

単なる癒しやエロにとどまらない、音声作品の中でも一つ頭抜けた作品です。

もう細かい説明は不要でしょう、伊ヶ崎さんの声が聴ける生放送風のラジオです。
R18前提なので最初から飛ばした放送で、実に良いです。
えっちな質問をできるコーナーでは、中の人の性癖を聞くという背徳感にあふれる内容も…

そして相変わらず男性受けの内容なので、紳士な皆様にはぜひともお勧めしたい作品となっています。

催眠音声を多く聞いているとだんだん導入部分で飽きるようになってくる、ということが人によってはあるかもしれないのですが、この作品ではそういったことが全くありませんでした。
先が気になるストーリーを聞いているうちに頭がぼーっとしてきて、気が付いたら落ちているという感じです。

そして、肝心の焦らしパートですが、自分がおかしくなってしまったのかと思うほど「イキたい」という言葉が頭の中をぐるぐるとまわっているのがわかります。
自分は結局口に出してしまいました…
2回目以降も楽しめるファイルが用意されているので、自分が望む限り狂い続けることができます。

大戦略シリーズは好みがわかれる作品だと思いますが、多種多様な兵器やシナリオ、腰を落ち着けてプレイするスタイルが好みの人は比較的楽しめると思います。
初代大東亜や最近話題になったパーフェクトのような難要素もなく、(稀に落ちますが)大戦略シリーズの中ではおすすめできる作品です。

大東亜3にはいくつか特徴がありますが、その一つが兵器の鹵獲です。
まず、現代大戦略シリーズと違い、航空機も根拠地から発進できます。つまり、敵根拠地の上空をおさえて占領を行えば、運次第では強力な航空機も比較的容易に鹵獲できます。自分は独軍で開始早々にランカスターを鹵獲して大暴れしました。この「鹵獲が楽しい」という要素は、コレクターとしての満足感を味わえるよい点だと思います。
また、鹵獲兵器を解析(細かい制約はあまりありません)にまわすことで、自国兵器の開発を進めることができます。あまり経験値のたまらないユニット(偵察車や初期軽戦車など)は開発も滞りがちなので、うれしい仕様です。もちろん、実戦投入したり普通に売却したりすることも可能です。

ところで、シナリオ自体は史実がモデルとなっていますが、マップでの敵配置などは多少ことなります。このあたりはAIにも左右されるのでなんとも言えないのですが…
とはいえ、エル・アラメイン周辺の対空陣地など攻略の要となる部分は比較的史実に寄せてあるので、そこまで不満に感じる点でもありませんでした。

おそらくコンシューマ版からの移植なので、PCに少しフィットしていないかな?という点もなくはないです。
(例えば、兵器の生産や売却の数を決めるとき、画面上に上下矢印などは出ないのですが、キーボードで直接数字を打ち込めば任意の数値にできます)
が、少なくとも半額セールのときなら買って損はない作品だと思います。自分は十分楽しめました。

触手に犯される・取り込まれる系の作品は多いのですが、なぜか少ないのが触手スーツ主体のものです。
常に自分に密着している衣服の内側がぬるぬるとうごめく触手、ということの素晴らしさは妄想力のたくましい人ほど共感していただけるのではないでしょうか。
四六時中、スーツと体の間を自由自在に責めのために動きまわるモノの良さをぜひお楽しみください。

日本戦争ゲーム開発さんのSRPG新作です。
形式こそ今までの作品と同じですが、やはり細かい点では異なります。

これまでの作品の中で、例えばリアル志向の強いものでは、
・相手の装甲がこちらの貫通を上回っていれば、殆どダメージが通らない
・歩兵などが陣地に籠るとどうにも砲撃があたらない
というものもありました。
　一方こちらの作品では(前作の赤軍少女旅団)でもそうですが、全般的にダメージが通りやすくなっています。
命中率が一定以上出ていれば、回避の高い非装甲ユニットにもダメージが入るので、ストレスをためることなく敵を撃破できます(もちろん、陣地や市街地で時間をかけて隠ぺいすれば、敵味方問わず撃破には手間がかかります)。
ヴィットマンやカリウスのシステムにハードルの高さを感じた方にも、無理なくプレイできる作品です。
　もちろん、シナリオによってはスペシャル勝利条件が設定されていたり、難易度も変更できたりするので、ゲームにやりがいを求めるタイプのプレイヤーが物足りないと感じることもないはずです。
　航空支援コマンドも、今までの空爆要請に加えて補給物資投下と航空偵察が追加されており、戦略に幅が出ています。

本作のもう一つの楽しさとして、独ソの兵器を両方使えることがあげられます(さらに、同盟国のイタリア兵器や、他の連合軍兵器も登場します)。
　ミリタリーに多少なりとも興味がある方なら、様々な兵器を戦列に並べられることの楽しさをきっとわかっていただけるのではないでしょうか。

このほか、史実解説や不謹慎に振り切れたシナリオ、おまけ戦闘など様々な要素がありますので、ミリタリーに興味のない方もまずはエロ目的ででもぜひお勧めしたい一作となっています。

なぜキャラクタージャンルに人妻があって妻がないのか、本気で残念に思うきっかけとなった作品です。

この手の作品は、相手が彼女だったり風俗嬢だったりなぜか一般の職業の方だったりするのですが、結婚した奥さんが相手という設定は、それだけで何かいいようのない落ち着きと安心感があります。
スリルやある種のわくわく感がないかわりに、全てを信じて浸れる良さがあるのです。

今回のこだわりは、やはりお風呂での2トラックでしょうか。
自分のことを大好きな奥さんとお風呂でイチャイチャするという、誰でも一度は憧れるシチュエーションです。
お風呂の反響音入りverもありますので、現実世界のソープに行くぐらいなら(行ったことはないんですが)、美央と毎日イチャラブした方がよほど身も心も癒されるのではないでしょうか。

密着されて体を洗ってもらう感覚を、目を閉じてバイノーラル音声に身を任せて、ぜひ味わってみてください。