もにょ的赏析一览

過去作を御存知の方であれば「デビルズオナニーゲームIII」にアニメ等が付いたような作品、と言えばほぼ誤解のない内容だと思います。

ホリーハンドの属性・スキルといった要素もありますがほぼオマケで、射精した場合に敗北差分がある訳でもないです。(ここも割と前作ライクです)
そのため、射精我慢ゲーム的な面白さに関しては、他の音声作品と比べ抜けてはいないかも。

ですが、圧倒的なのは音声の量。
前作は総再生時間100時間超えでしたが、今作も日常パート等を含めると劣らないと思います。(体感なので確実ではありませんが)
日常パート等を含めてフルボイスで、終盤は1ステージにつき30分以上の射精我慢を強いられます。勝てるわけがありません。

GREENWAYさん名物(?)の特徴的な淫語表現は、ゲーム前半こそ大人しいものの、後半ではちゃんと牙を剥きます。今作が初めてという方は、体験版をやっていても若干戸惑うかもしれません。

最大の問題点は、特定のシーンを再生できるようになる「管理者モード」の開放が最後も最後なこと。
合計数十時間のスキップできないゲームパートを聞いてから、やっと好みのシーンにアクセスし易くなります。好きそうなトラックだけ聞く、みたいなことはできません。実質音声作品なのに、全開放セーブデータが欲しくなるレベル。
管理者モードであっても、秒単位で再生位置を決められるわけではないため、他の音声作品と比べて明確に不便な点です。

説明画像に「管理者モード」の文字があったので希望を捨てずにやりましたが、最終盤は「マジかよ」って言いたくなる再生時間になります。
ヒロインが「開放者さん!」とシリアスな声で呼ぶのを相当な数聞くことになり、けして悪い声ではないのですが、コンプまですると耳に残るかも。

とは言え、GREENWAYさんらしさは非常に強かった作品です。お値段で手を出そうか悩む方は、過去作を参考にしてもいいかもです。