Lista de reseña de ミッカベル

最初から読み始めたら田舎ちゃん2から始まって「あれっ?」と思ったのですが、このレビューを書いている時点では、第1話かもしれないし無関係かもしれない話が単話では販売されているみたいなので、なんらかの理由で本書には収録されなかったようです。

収録されている田舎ちゃん2～5も同じ女の子が登場するオムニバス作品といった印象の内容なので、飛ばして読んだから内容が理解できないというものではなく、気にしない人は特に問題にならないのかもしれません。
(この連作以外にも、未収録の話の続編かなと思うタイトルがありました)

えっちシーンはマニアックな印象を受けましたが、可愛い絵柄とのギャップが良いなと個人的に思いました。バリエーションが多いので「この作品に当てはまるジャンル」に何を選ぼうか悩んだほどです。

一方でマンガとしてのオチに超展開なものがあったり、最初に書いた通り未収録の話があったりと、それ以外の部分で気になる事が多い1冊でした。

注意点として厳密にはNTRではないですが(強いて言えば寝取らせなのかな?)、気にする人は気にすると思う話がありました。

ストーリー内容は概ねタイトル通りなので、タイトルと絵柄が気に入ったら手に取って損はないかと思います。
性欲強めの女の子が主人公で、総ページあたりのオナニーやエッチのシーンも多く、その合間にストーリーが進む印象でした。
主人公が時間が止まってほしいと願った瞬間、セリフのない大ゴマで見せるなど、いいなと思わせる演出もあります。

彼氏側もタイトルから想像していたよりはゲスキャラという訳でもなく、年相応に性欲を持っているだけという印象で嫌悪感は感じませんでした。

彼氏が引っ越してからの展開が描かれていないので、夏の思い出で終わってしまったのか、希望通り彼氏が主人公のものになったのか、そういったことを考える余韻がある終わり方で好きです。

出す必要があったのかと疑問に思う設定が多くて素直に設定が頭に入ってきません。
その一方で、ページを読み飛ばしてしまったのかと錯覚したほど、何度も見返してやっと展開を理解できたなど、マンガ作品として評価できないです。

「まじかるカナンReboot」という原作のゲームがあって、それをプレイしていないから置いていかれているのだと解釈していたのですが、どうもそんなゲームは存在しないようです(?)
コミカライズでは省くような小さな設定を出すだけ出してみて説明だらけにして、結局回収しきれないままになっている印象です。

原作のヒロインはほとんど添え物のような扱いでガッカリだし、「えっ、これで終わり?」と思うほどスッキリしない終わり方でした。
繰り返しになりますが、「まじかるカナンReboot」という原作のゲームがあってそのバッドエンドルートのコミカライズとかなら、まだかろうじて納得ができたのですが、そうではない(そんな原作はない)らしいです。
この作品が出版されたことを誰に文句をいえば良いのかわかりませんが、読者をからかうのはほどほどにして頂きたいです。

元ネタのまじかるカナンはたしかにプレイしたはずですが、昔すぎてほとんど内容を覚えてません。
でも「まじかるカナンを名乗ってほしくなかった、どうせならオリジナルの魔法少女モノでやってほしかった」という気持ちだけは確かです。

個人的に絵柄は元ネタより好きだったので、星+1で。

アクション+探索の変身ヒロインモノです。
8〜16bitゲーム機時代のレトロゲームにはまっていた方ならば是非。
反面18禁指定ながらそういった要素は薄い気がしましたが、チラリズムや恥ずかしがる仕草等をドットで堪能でき、
ライフが0になると愛(ライフ最大時に回復アイテムを回収すると増える)を消費して全裸で戦闘する敗者復活戦が始まり、服を回収する事でゲームオーバーを回避でき、その一方で裸中にダメージを受けると状況に応じて数種類の大きなカットインアニメが表示されるなど、ヒロインのピンチが好きな人にもオススメです。


○　良かった点
・方向キー+2ボタンの簡単操作。途中でいくつかの技を習得しますが、それらも簡単な操作で繰り出せます。
・敵がアイテムをよく落とす。ライフ回復やパワーアップ&変身(無敵化)が容易なのでアクションが苦手でもある程度はゴリ押しできます。
・パロディが豊富。主人公の元ネタとなった作品の会社のパロディが特に多く、わかると思わず笑みがもれました。
・全裸戦闘の要素すべて。詳しくは前述の通り。個人的にはここが本番だと思っています。

×　残念だった点
・変身状態でないと進めない箇所がある。裸状態で無理やり進み続けられる開き直った設計でも良かったと思う(特定の技で破壊する壁を、その技を所持して裸状態なら通常攻撃でも破壊できるとか)。もっとも変身状態が攻略の肝というのは原作リスペクトとして正しいとも感じます。

脱がしあいバトルを繰り広げてお金を稼ぎつつ、新しい剣闘士を集めてゲームを進行させます。
若干のシリアスさがあった前作と比べると(前作も特に暗くてカタい話ではないのですが)、ほぼ全編でほのぼのとした雰囲気やキャラクター間のかけあいを楽しめます。
単体でも楽しめるつくりですが、前作をはじめ同サークルの作品を遊んでいるとより楽しめると思います。

○　良かった点
・前作と同じく、難易度はいつでも変更可能で報酬やHシーン等の格差もないので、気軽に楽しみたい人にも、本格的に戦略を練ってバトルしたい人にも対応している。
・ゲーム進行に重要なヒントは色違いで表示されて遊びやすい。
・戦闘に勝って賞金を得る要素はあるが、ゲーム進行に必要な総額はあまり多くなく、さらに進め方次第で減額するので気負って集める必要が無い。
・登場するすべての剣闘士をプレイヤーキャラとして操作可能で、同キャラ戦を含め多くの脱がしあい戦闘パターンが楽しめる。
・CG観覧用の施設が最初から開放されており、1度見たCGや立ち絵はいつでも観覧できる。

×　残念な点
・剣闘士集めが中〜後半になってくると移動や説得の為のキャラクターチェンジが大変になってくる。設定的なこだわり等が無ければ、拠点に戻れるワープポイントがもっと沢山存在していたり、拠点からいくつかのマップにワープできれば遊びやすいと思った。
・設定的に仕方ない部分はあるが、あえて書くなら1でバラエティ豊かだったHシーンが今作ではぶっかけのみになってしまった。

基本は拠点で準備して選んだ相手と戦闘するのみだが、プレイヤー主導のタイミングでストーリーが進行する。
ダメージに応じて主人公も敵も装備が破損していくので、戦闘中の脱いで脱がせてが楽しく、脱げたときの喜びと観客が喝采するSEの一体感は異常。
奴隷剣闘士が題材だが暗さは感じにくく、全体的に気楽に遊べる作風。


○　良かった点
・いつでもロリっ娘モードとお姉さんモードの切り替えが可能で、立ち絵のあるキャラクター全員と戦闘後のCGまで変化する徹底ぶり。
・難易度はいつでも変更可能で報酬やHシーン等の格差もないのでプレイヤー毎に求める難易度で遊べる。
・装備でしかキャラクターを強化できないがゲームオーバーはなく、負けようが弱い敵を倒し続けようが一定のお金が手に入り、敵から盗むレアアイテムも最終的にほぼ確実に入手できるようになるので、勝てなくても装備を見直してアプローチを変えやすい。
・お金を渡せばイベントCGを開放してくれるキャラクターがいる。必要額も低くエンディングを含む全イベントを見る事が出来るので、どうしてもクリアできない場合でも全Hシーンを観覧できる。
・Hシーンも百合、異種姦、輪姦、軽めのリョナなど対戦相手に応じてバラエティに富んでいる。

×　残念な点
・ラスボスが登場した時点で全キャラクターといつでも戦えるので問題は少ないが、CGモードで敗北CGや売りの1つでもある各キャラの立ち絵差分も観覧したかった。