塩かるびさんのレビュー一覧
レビュアーランキング | 533位 | (役に立った数:15件) |
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投稿数ランキング | 918位 | (総レビュー数:5件) |
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他のレビュアーも書かれていますが読ませる力のあるシナリオ、シンプルでありながらやりこみがいがあるゲームシステムとゲームバランス、何もかもが極めて高レベルです。
特にサブイベントを追いかけていくと自然にレベルが上がりスイスイ進める難易度調整が秀逸。ストレスフリーなのに作業感を持たせない、ゲーム作成で一番高い壁を非常にきれいに超えています。
RPGが好き、特にアイテムやイベントのコンプに目がない蒐集欲の塊のようなユーザーの痒い所に手が届く仕様が、製作者がRPGが好きなんだな、と確信できます。
次々と発生するクエスト、すなわち「目標」を絶えず提供して飽きさせず、気づいたらキャラクターが相当強くなっている。まさしくRPGのお手本のような作りに時間を忘れてプレイしました。
逆に言うと、ちゃっちゃと本筋進める、サブイベントの回収たるい、というタイプのひとは戦闘で苦労しそうです。サブイベントでエロシーンが増えていくのでエロゲを買ってエロを無視するひともいないとは思いますが…エロイベントをゲットしてから次のエロまで、割と間が空くのでせっかちな人は少々気をもむかもしれません。
ヒロインのスライム娘は様々なモンスター娘に姿を変えられますが人格はそのまま。多数のキャラクターが攻略対象になるギャルゲに慣れ親しんだ人にはエロシーンをややバリエーション不足と感じるおそれがあります。
天真爛漫でひたすら主人公ラブ、というキャラがツボなら問題ないでしょう。
ともあれ、エロ抜きでも成立しそうなくらいにRPGとしての完成度が高い作品。褒めるところが多すぎて絞れない程です。ゲーム好きを自認するひとは是非プレイしてみてください。
レビュアーが選んだジャンル
とにかくS・RPGとして非常に完成度が高いゲームです。
推奨レベルで挑むと「これ無理だろ!?」と思えるような難敵がまれにいますが弱点を調べてじっくり戦えばどうにかなったり、逆に相性を考えずに突っ込むとエースユニットが雑魚に致命傷を負わされたり。
非常に歯ごたえがある一方で回復アイテムの使用にターン消費しないので金に糸目をつけなければとたんにらくちんになるという抜け道があったり。
絶妙な難易度設定の中にも初心者のための配慮があり戦闘がとても楽しいです。
工房運営も新しいアイテムを手に入れるたびこれで何が作れるだろうとかこのアイテムを作るために〇〇を集めなければというガ〇トのアト〇エシリーズのような蒐集欲をそそられる魅力があります。
エロ要素ですか?えーと。
とにかくエロシーンに行き着くまで時間がかかります。人にもよるでしょうが戦闘とアイテム収集に耽溺していた自分は数十時間単位エロなしの健全ゲームタイムすごしてましたw
エロ目的で買う方は相当じらされることを御覚悟ください。
まじめでひたむきな正統派主人公と各ヒロインとの純粋ラブラブえっちまで、全裸待機してると確実に風邪をひく長い道のりを乗り越えてたどり着きましょう。
一応騎馬・槍・弓の3すくみによるちょっとした戦闘パートもありますがほぼおまけ、コンティニューするたび難易度が下がるので詰まることもなし、2週目以降はスキップできます。
ADV部分はメインシナリオが選択肢一切なしの一本道、幕間で各キャラのストーリーを追えますが誰のストーリーを見てもメインシナリオに変化は一切ないです。
分岐なしのビジュアルノベル作品、本編に影響しないサイドストーリーも読めます、といったところでしょうか。
ボリュームは十分、キャラも非常に多いので絵を見て惹かれた人、ゲーム性を特に求めない人ならお薦めできます。
2011年06月24日
負けるとHイベントがあるローグライクRPG。主人公が巫女さんで敵が妖怪なのですから必然Hシーンの大半は異種姦陵辱ものであります。
まずRPGとしてみますと、「〇レン」や「ト〇ネコ」の、特に後期作品の類に比べますとルールはややシンプル。しかしその分とっつきやすく、PCでローグライクをプレイするのは初めてですがマウスのみの操作でまったく問題なく快適にプレイできました。
しかしエロゲとしてみた場合は逆に特定の敵に負けなければイベントコンプできない、というのがストレスにつながる場合も。しかも、各イベントでCGこそ変わらなくても台詞は初回と2回目以降で違うので、同じ敵に2回はわざと負けなくてはいけない・・
手早くヌきたい、エロゲに複雑なシステムなんていらん、という人には向きませんがRPGとして立派に面白く成立してますのでシ〇ンやトルネ〇といったゲーム好きな方にはぜひお勧めしたいです。
Hイベントの傾向について言及しますと、陵辱シーンがメインですが治療と称した和姦とセットが基本です。ヒロインが明るく元気で前向き、RPG画面では不気味な妖怪もころころしたSDキャラで表示されますし作品全体の雰囲気は明るく、陵辱に付きまとう後味の悪さを緩和しようという意図が見受けられます。
Hも相手を痛めつけ、犯す側が一方的な満足を得るレイプより、無理やり異常な性交を強いられて、理性では嫌がっているのに身体は求めてしまう、という堕とす陵辱が大半になっています。ハードコアな陵辱を求める人には不満も残るかもしれませんがヒロインが余りにも痛々しいとプレイするのがつらい、というライトな陵辱スキーに最適かと。
2011年06月16日
調教メニューを選び好みのプレイをエスカレートさせていけるのはメインヒロイン・セレスティナ一人ではありますが固定のHイベントが2〜3あるだけのサブヒロインは7人ほど。
それぞれ巫女さん猫耳チャイナ妹系高飛車お嬢など。
メインヒロイン調教は意外や縛ったり叩いたりといったSM系はほとんどなし。せいぜい浣腸や放尿程度ではありますが、ファンタジーな世界観を生かしてスライムや触手、ゴーレム(人間にしか見えないが)による輪姦などあり。
ヒロインが最初から主人公に気があることもあり何も知らないお姫様に性の悦びを教える、というどちらかというと甘々なHが多く、ドSな人はがっかりするかも。個人的には痛いの苦手なので全然オッケーではありました。
ヒロインのパラメータや会話の選択肢でルート分岐しますがHシーン鑑賞モードで見たことのないイベントまで見れちゃうのは、意見が分かれるところかも。ただヌきたいだけならありがたいけど達成感が欲しい人は慎重に鑑賞してくださいね。