桃大好き的鑒賞一覽

絵のクオリティの高さは見ての通り素晴らしいの一言。
個人的にとても好み。

TSの原因は良くわからない。
ようするに、朝おん。(一応理由らしきものはあるが、凝った設定では無い)

一人称が僕であるので一人称俺派の人には少し残念かもしれない。
特筆すべきは、学校最終日までガクランを装備していると言う点。
スカート着用するも、そういう設定なら男子校にもスカートがあっておかしく無いと思わせる。

作品内容にあるように、いきなり本番ではなく、初日は観察、オナニーというのも話の流れ的に良い感じ。
本番への葛藤、男とすることへの葛藤は見られない。

シーンは、複数とオナのみ。
特定の友人も出てこないので、親友と二人っきりで♪ってのは無い。

最後に
とても重要なことを一つ『戻りません!』

性転換する薬は古今TS物でよく見られるアイテムだ。
が、この作品は一味違う。いや、二味違う。

一見、物語は普通に始まる。
拉致られる少年二人、後の怒涛のエロシーン。
性欲を抑えられない少年二人。
女の身体に溺れていく少年二人。
頭じゃわかっているはずなのに女の快楽に翻弄され
堕ちていく描写は素晴らしいの一言に尽きる。

だがしかし、薬は薬。効果が切れる。
作品内容とサンプル画像3からも判るとおりの展開を見せる。
TS属性持ち的にはあまり嬉しくない。

が、落ち込むこと無かれ。
タイトル「性転換する薬」は伊達ではないのだ。
買って読んだ後、初めてその意味を知るだろう。

TSするきっかけがスイッチと言うのは珍しい。
スイッチと言うアイテムの性格上、可逆TSになるところもいい感じ。

サンプルにあるように露出→親友と3Pだが
露出シーンはあっさりしている。
が、女になった身体を十分楽しんでいると言う感じは良く出ていた。

3Pのエロシーンは濃い。とてもエロい。
女の身体なのに男の性欲大爆発!どこまでもやっちゃいます!
感がひしひしと伝わってきて大変楽しめる。
TS的エロのエッセンスをギュッとまとめたような感じだ。

しかし、可逆TSのサガなのか、オチがTS的にバッドエンドに
なってしまったのが大変惜しい。
別のエンドが見たくなる。もしくは妄想したくなる。
それほど話は、直球かつ面白い作品であると思う。