レイトシーキンブs recensionslista

主人公(=視聴者)は、「お姉ちゃん彼女」のセリフから察するに相当に若い年齢設定のようで(自慰をしてるかしてないか微妙な時期らしい)そんな男の子の彼女にほぼ強引に収まって手籠めにしてしまうという、考えてみれば鬼畜なお姉ちゃんがヒロインです。それでも、紗藤さんの心から嬉しそうな笑い声(重要無形文化財に出願中)がヒロインを彩っているので癒されます。

流されまくっているはずのショタ君も、なかなか良いですしね。

ただ、シチュエーションから判断するに、お姉ちゃんは主人公の彼女になることが確定する前からペニバンを用意して持参していたにも関わらず、期待してた逆アナル部分は全体として時間も短く挿入より前戯の舐める方に力が入っていて、個人的には哀しかったです。

紗藤さんの下から目線で「言ってごらん?」「どうしてなの?」というにこやかに真綿で首を絞めるようなセリフは世界文化遺産だと思っていますが、そんな口調でねっとりと、おはようからおやすみまでアナル調教されちゃうような音声も聴いてみたいものです。

シチュエーション自体は作品の題名に言い表されているので、題名通りの「SMの初歩の初歩に目覚めるカノジョ」に萌えられるなら、買って損なしです。

もちろん、初歩の初歩なのでプレイ自体はゆるゆるソフトでハード嗜好には物足りないですが、カノジョが彼氏(視聴者)に首輪をつける場面(+視聴者の頭をナデナデ)や、ちょっとノリノリのスパンキングなど、意外と良いシチュエーションもあるので侮りがたし!

特に首輪装着シーンで無邪気に「これでアタシのモノだねー」と微笑まれる部分は、個人的に「使え」ました。

あと、おまけで入っていた4コママンガに大好きなペニバンが出ていて嬉しかったので、カノジョにねっとりじっくりとアナルを弄ばれて陥ちてしまう第二弾「彼女が逆アナル調教に興味を持ったらしい」や、カノジョが本当に覚醒してしまう第三弾「彼女に奴隷宣言をさせられるボク」などの続編にも、あくまで勝手に期待しております(ワガママだな!)

コンセプトは最強に萌えなのですが
やはり(ちゃんと注意書きされていますが)
シーン1と2が重複してるのが中だるみな印象。

シナリオ的には、天使が目覚めていく過程がやや弱い。
本来、シーン2ではここを強調して描くべくだったのでは。

また、天使っぽい人外な責めはほとんどありませんので
人外派の人は要注意(いるのか?)

ただ1作目にもあった「女の子が男を泣かせて嬉しがる」
シチュはちゃんと完備されていたのは評価が高いかと。

あと、「彼女が、実はあなたを好きだったら?」という部分で
「本当は貴方に抱かれたかったのに、Mな貴方には今後
抱かれることはないだろう」という見下し?セリフがあるかな
と思っていたらちゃんとフォローされていたのも好印象。

事務的に〜という意味でM心をくすぐられるのは
風紀委員編くらいなのが、個人的には惜しい。

ですが、風紀委員編は非常に良いです。
これだけでも値段分はあるかも。

欲を言えばナース編がもっとフェチっぽかったら
最高だったんですが。

題名になっている普通の女性、というより、ちょっとSな女性という感じではあります。
なんとなく責めも慣れているイメージなので。
ただ、あいかわらずこの声優さんは上手いので満足。
今度はじっくりアナルを調教されてしまうような続編が聞いてみたいです。