Lista de reseña de かざみどり

2008年度で見事1位を獲得した作品に興味を持ちプレイしてみました。
まず印象に残ったのが、独特の淡い光と色使いです。
奥ゆかしいイメージのヒロインと和室でエッチというシチュエーションに加え、
そういった色使いや効果的な演出があったからより良い雰囲気が出たのだと思います。
48手は基本的に1シーンにつきひとつのループムービーがあり、
ヒロインが台詞でどういった手かを解説しつつ喘いでいく・・・といった流れになっています。
ひとつひとつが単調ではあるものの、動きの艶かしさや体位によってはほぼ大きな動きも無く
ただ重なっているだけに近いというシーンなどが逆にいやらしさを引き立てています。
フィニッシュシーンはひとつだけで、ちょっと射精描写が演出的で現実感がないのだけが残念ですが、
このゲームは48手を鑑賞する為の作品と割り切っていいと思います。

もし、万が一このゲームで48手全て(愛撫系以外)にフィニッシュまでついたとしたら、
正直なところ一般的な商業作品ぐらい(あるいはそれ以上)のお金を出してもいいかなと思います。
私はフィニッシュの描写にかなりの重点を置くタイプなので、普通だったらこのゲームに対する評価は
そんなに高くないはずなのですが、それでもおすすめにまで至ったのは結局のところクオリティに満足したからだと思います。
(余談ですが、オプションではアイマスクで目隠しをするとよりいやらしさが増したのが良かったです。)

梅麻呂3Dさんの作品は初めてプレイさせて頂きました。
値段が少々高めなので少し買うのに躊躇しましたが、結果として値段以上の作品に出会うことが出来ました。
3Dアニメーションがウリの作品で、選択肢らしい選択肢は殆ど無い為、純粋にムービーを楽しむ為の作品です。
プレイ内容はバックや騎乗位、フェラや3P(男1女2 or 男2女1)等々本当に多岐にわたります。
なんといっても驚かされたのは、その動きの複雑さと滑らかさです。
一つ一つの仕草が細かく、それでいて自然さを保つアニメーションは素直に感動してしまいました。
ヒロイン二人の性格ゆえにエッチの内容がとても濃厚なので、落ち着いたシーンに飽きた人にもいいかもしれません。
尚、ひとつのシーンにつきアングルが4箇所選べるようになっています。
単純にFront/Back/Side...というわけではなく、そのシーンにあった作者こだわりのアングルが楽しめます。
作者のセンスとそれを上手く表現する技術が合わさり、今まで見てきたどの作品よりも高いクオリティを感じました。

もし興味があるけど値段だけで迷っている人がいるのなら、この作品は絶対にオススメです。
お手ごろな作品にも良さは勿論ありますが、この作品は値段以上の内容を見せてくれました。
今までプレイしてきた3D作品のレベルを考えて購入すると、いい意味で裏切られる素晴らしい作品だと思います。

とある地方の総合病院に勤めることになった二人のヒロインをひたすら犯すゲームです。
1人につき3つずつシーンが用意されており、更に他2シーンが所謂丼モノとなっています。
まず一点注意しておく事は、説明文にあるプレイの数々は、どちらかのヒロインにしか
用意されていないという点です。
この子のこういうシーンが見たいと思って買ったら、そのプレイは用意されてなかった・・・
という結末を見ることになる可能性があるので一応気に留めて置いたほうがいいと思います。
自分はツインテールの子目当てで購入したのですが、実際彼女に普通に挿入するシーンは
妊娠後プレイのみで、通常はアナル挿入やディルドーでの処女喪失シーンなどでした。
そういったシーン自体はゲームの趣旨にも合っていましたし、それはそれで楽しめたのですが、
若干プレイ内容に偏りがあったようにも思います(もう一人のヒロインは普通に処女喪失もありましたし)。
また、用意されている3シーンは全て初日の出来事で、その後は既に後日談的な感じになるので、
もう少し時間をかけて調教する様子とかを描いても面白かったのではないかなと思います。

とはいえ、絵の可愛さやぶっかけた時の表現はとてもよかったので、
前述した感想は「後はそれさえあれば最高だった」というレベルの内容です。
アニメーションは顔の崩れ方が少し気になったものの、
平均的に見れば全く問題ないレベルだと思います。
また、個人的にツインテールの子が目当てだと前述しましたが、
キャラクターはしっかりと立っており、その点はとても満足出来ました。
たぶん、良かったからこそあとひとつ何かを求める評価になったのだと思います。

315円という限界の値段で注目される事が多い作品ですが、
実際プレイしてみると思いのほかしっかりと作られていて驚きました。
CG13枚+差分という枚数ですが、手抜きは一切無い上に、
シチュエーションにも拘っている為、全く持って315円で発売した理由が分からない程です。
手コキやクンニ、正常位や背後位などの基本要素はそろえている他、
タイトルを活かしてピアノを弾きながらなんていうシーンも揃えています。
どのシーンも充分に雰囲気が出ているだけでなく、ヒロインのあどけなさが上手く表現されている為、
そういった属性を持っている人や絵柄が気に入った人なら間違いなく後悔はしないと思われます。

ゲーム(作品)ですから、私達は勿論お金を払ってプレイをしているわけですが、
315円という低価格故になんだかサークルさんから頂いたプレゼントのような気さえしてきました。
次回作だけでなく、今までの作品もチェックしてみようという気にさせてくれる作品でした。

元ネタはかつて大ブームを巻き起こしたオンラインゲームのラ○ナロクオンラインで、
かつてのプレイヤーには懐かしく・・・と思いきや、別段ROネタを乱用してるわけでもないので、
一言でいうなら騎士の格好をした女の子とエッチする作品と言っていいと思います。

メインとなるシーンごとに動画ファイルが分けられており、あとはひたすら鑑賞するスタイル。
フェラやバックなどの行為ごとに其々10分前後の尺があるので意外とボリューム感はあります。
しかしひとつのシーンにつきひとつの絵を動かすループが基本ですので、
動き重視の人にとっては少々冗長すぎると感じてしまうかもしれません。
逆にこの作品がヒットする人は、ヒロインの台詞を楽しめる人だと思います。
基本的に男性キャラが台詞でヒロインをいじりながら、それに対してヒロインが
ツンデレっぽさを出しつつ応えていく流れになっています。
10分間同じシーンでただ喘ぐだけではなく、男性キャラとのかけあいがあったからこそ
ヒロインの魅力が増していたように思いますし、言ってしまえば楽しむポイントはそこだと思います。

低価格という点も魅力的ですが、作者のヒロインへの想いが素直に伝わってきたことから、
次回作も是非購入したいという気持ちになる作品でした。

サークル「くろふね」さんの第一弾ソフトながら、2008年度6位に輝いた作品なので気になってプレイしました。
まずウリである3Dに関してですが、女の子の柔らかさがしっかりと表現されており、
リアル且つ不自然さが極めて少ない出来のよい仕上がりといってもいいと思います。
アニメーションはループが若干単調ではありますが、その分各体位ごとに
様々なアングルを用意してカバーしています。

第一弾でこの出来を見せられると、次の作品もかなり期待が高まります。
その上で今回の気になった点をひとつ挙げると、体位を選択するといきなり
Hが始まっている状態からというのは少し盛り上がりに欠ける気がしました。
せっかく高いアニメーション技術を持っているようですので、次回作はHに入る過程もあるとより楽しめると思います。

ひとつの体位につき4〜5クリックしかしないというのは、個人的には斬新でした。
さっと見てしまえばものの数分で終わる尺ですので、ゲーム性やボリュームを重視する人にはやや不向きで、
逆に3Dのアニメーションが好きな人向けだと言える作品だと思います。
(ちなみに、お気に入りシーンはバックの時の揺れる髪がすごく綺麗だったところです。)

くろふねさんの次回作に期待しています。