粉末冷麦さんのレビュー一覧
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2012年12月09日
ずいぶん昔に本作のOVAを見たことがあります。
それで、和辻綾(桑島法子)の声を聞きたくて購入しました。
アニメでは和辻綾は際立ったメインヒロインでしたが、
ゲームではOVAと違って和辻綾の存在感が薄く、違いに少々戸惑いました。
ゲームはマウスのホイールが使えないなど、システムにやや古さを感じます。
とは言え声優は豪華ですし、アニメ風のCGも立ち絵・イベントともに枚数は大盛り。
品質は悪くないと思います。
モル○ンみたいなデザインの怪物戦闘機(というかマルチロール機)で
さまざまなミッションをこなしていくシューティングゲームです。
フライトシミュレータ的なリアルさよりもシューティングとしての
痛快さを重視したつくりで、あまり真剣にならずに遊べると思います。
敵はWW2末期の戦闘機らしきものが一応出てきますが、プレーヤ機が
圧倒的過ぎて歯が立たないために、列車砲とか空中戦艦とか
半ばお約束のキワモノを投入してきます。変な兵器好きにもお勧め。
シューティングは非常によい出来ですが、惜しむらくはキャンペーンの
ストーリーが甘いため、もしこんなトンデモ兵器が存在したら・・・
などのように、歴史のIF的な妄想を楽しむのには向きません。
あくまでよく出来たシューティングと考えたほうが良さそうです。
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2008年10月27日
現代伝奇物ですが、切った貼ったよりは人間模様がメイン。
ストーリーは大筋で4通りで、キャラの視点をプレーヤが
選べるため、都合12通りのエンディングがあります。
音楽、グラフィックスともに作りこみが非常に丁寧で、
センスが光っています。ただ、伝奇物と言いつつ
テキストには「熱さ」とか「クールさ」が少なめで、
内容に重さを求めると物足りないと思います。
どちらかといえば、ちょっとした息抜き向き。
話の区切りは明確で、各エンディングまで2〜3時間。
本家ページからおまけでリバーシも追加できるので、
本編が終わってもしばらく楽しめます。
2008年04月01日
シナリオは近未来SFテイスト。帝諜エージェントや世界規模のネットウィルス、震災後放置された旧都などにピンと来た方は楽しめるかと。全体の雰囲気は背景や音楽の演出などによってダークで淡く纏められており、ストーリと相まって非常に秀逸です。