きら★'s Review List

団地妻IIシリーズ第二弾。発売日に購入したくらい楽しみにしていました。

今回の保険外交員緒方さんは、優しく穏やかな印象。不倫は借金の肩代わりの代償という「提案」という形で、決定はヒロインの奥さんに委ねられているためでしょうか、不倫の背徳感はあまり感じませんでした。
緒方さんのねっとりしたとろけるような優しい態度で変えられていく、奥さんの身体とほぐされていくこころの変化のプロセスが丁寧に描かれています。CVの長門ゆきむら様の低音でエロくていいお声がぴったりです。あの低音でおねだりされたら逆らえる女性はいないんじゃと思うくらい甘くてセクシーでした。

　そして、緒方さんが不幸な奥さんを救い出すヒーローような気がし始めたのは、「みじめなセックス」のトラックを聞いてからです。旦那役の晴森ユーヤ様の演技がまたゲスくて素晴らしかった。夫がひどければひどいほど緒方さんの優しさが身にしみて、心傾く奥さんの心情に共感します。

その夜の顛末を(指示しておきながら)知った緒方さんの声音が明らかに変化するシーンは、何度聴いても萌えました。変えられていったのは奥さんだけではなく緒方さんもだったんではないかと思いました。

なお、隠語はそんなに多くはありませんでした。夜寝シリーズよりは多いかな程度です。

CVの方の演技もシナリオもおすすめです。

TR(タイムローター)を購入後初めて聴いた女性向け対応作品でした。
TRの中身のエクセルファイルを差し替えればすぐ対応されるし説明もついていますので、好奇心はあっても不安な気持ちがある方も大丈夫だと思います。ストーリーとシンクロして動くTRは、まるで本当に目の前に彼がいて弄ばれているような錯覚に陥りました。いつもはふわんねむねむになってしまうお声のCV想さまですが、ラスト近くに追い込まれていくプロセスの中で、初めて怖いと思いました。想様では聴いたことのないすごく冷たい、命令する声だったので。痛いとかすごく怖くて催眠にかかれないというほどではないです。こういうアイテムに興味はあるけどひとりはちょっと..という方にもお勧めしたいです。

サークル様の作品が好きで少しずつDLしています。今回はサークル様お初の非催眠音声作品であり複数のサークル様が発表される予定のシリーズの初公開作品ということで、とても楽しみにしていました。不倫というイケナイ関係・レトロでどこか隠避な響きを感じてしまう「団地」という舞台。ゾクゾクワクワクしながら聴きました。
米屋のバイトくんさぶちゃんは、さわやかで若くてはつらつとした筋肉ムキムキの純情な年下くん。告白も迫り方もとてもいちずで強引でかわいいです。でもHはなかなか激しめ。関係後の後悔する方はなんかもうピュアで泣けました。問題はBADEDルート的な方。さぶちゃんの印象ががらっと変わりゾクゾクしました。CV愛音録様の演技がまた必聴です。
さらに!旦那様の出てくるシークレットトラックに身もだえするはめになりました。CVの方の演技もお声もいいのですけれど、内容が。クリフハンガーな終わり方でした。思いも寄らない展開になりそうな作品です。

プロローグの「おいで」に今度の彼は背伸びしたいんだなーと感じました。年下彼なんだけれど他の方も言われているように、対等な関係だと思います。
話す一言一言がかわいくて、眠くなるどころか目が冴えて眠れなくなりました。夜寝も含めてこちらのサークル様の作品は全部聴いていますが、眠れなくなるのは初めてでした。
一番楽しかったのは、泥酔した彼女が帰宅してお世話を焼いてくれるトラック。ちょっと辛辣だったりかわいかったりくるくる変わる表情まで目に見えるようでした。
この作品のすごいところは、かわいいけれどかわいすぎない塩梅が絶妙なところだと思います。キャスティングの妙というか、CVの黒兵衛様の演技もそのあたりの加減が何度(5回以上聴きました)聴いても毎回萌えます。
03を全部聴き終えてから01から03のプロローグだけ通して聴いてみました。彼達の性格と立ち位置がこのトラックに集約されているように思いました。聴きくらべも楽しいシリーズです。どの彼氏も素敵でした。

最初のトラックのベタな甘さに思わず笑ってしまいました。
催眠パートはゆっくり指定の日数をかけて聴いてみました。zero様の柔らかく優しいお声に、何度も寝落ちしかけてしまいました。それほど心地良かったです。
最終日のラストに今まで秘めていた激しい感情を垣間見るところはありました(煽る大きな声の箇所だけちょっと怖かったですが)、優しく穏やかな南国の夜を味わうことができた作品でした。波音のSEも安眠を誘ってくれます。

終始、大切にされて愛されることの幸せな甘い気分を味わえる作品でした。
薔薇の香水があったのでちょっと使いながら聴くと、さらに世界に没頭できます。
俺ver.のヨハン・タチバナ様のちょっと鼻にかかった甘いお声の演技は、心身包み込まれるようなやさしさでした。
僕ver.のsky様のお声にはオネェ催眠の時以上にハスキーさがないのに驚きました。CVの方ってすごいなあと思いました。今まで聴いた中で、「俺」が似合う一番の低音ハスキーボイスだと思っていたので(あくまで私がです)、本当にびっくり。それに敬語で「僕」一人称はこの作品が初めてでドキドキしながら聴きました。
どちらのバージョンのおはようボイスも、幸せなあまりぽーっとなってしまいました。二日間楽しめます。
R18で優しく癒されたい催眠音声なら、現在一番おすすめしたい作品です。

最初に黒兵衛様の方を聴いたのですが、あれ?sky様と間違えてる?と思ったくらいお二人の今まで聴いた作品の印象と声が違っていてびっくりしました。

黒兵衛様の声は低音ハスキーでかなり年上ポジなオネェのように感じました。あとで幼なじみの設定で男性トラックがあるわけなのですが、オネェではそう思ってしまう包容力というか上から包んでくれる雰囲気がありました。
sky様の声は(今まで聴いた触手とマスカレードだけの印象ですが)すごいハスキーボイスの低音という印象とはほど遠く、ハスキー率ゼロに近くやさしい軽めのお声で同い年かそれに近いポジのオネェでした。幼なじみの設定はやきもきする所がとても可愛かったです。
オネェって親友もいいですねえ……。
雨が続くような時にゆっくり聴きたい作品だと思いました。

aki様の年下が聴ける!予告と視聴を聴いて楽しみにしていました。いつもよりやや高めで、そしてとても一途でかわいらしかったです。何度か聴くと怖いくらいの強い想いに圧倒されます。ヤンデレまでは行かない、深くて一途な恋心から来る言葉と態度に安心しながら聴いて、癒やされる作品だと思います。

冒頭の笛の音、美しい音楽からぐぐっと雅やかな世界に引き込まれました。光源氏の言葉や態度は優美な貴公子そのもの、でも満たされない虚無感や孤独や傲慢さも感じます。優しいけれど、ラブラブあまあまではない感じ。CVの愛音録様のゆるやかに紡がれる台詞は雅びな貴公子光源氏そのもののようで、うっとりしました。おまけのキャストトークは、光源氏→本来のキャスト様に戻っていく変化がとても楽しかったです。対になる下弦も楽しみです。

CV様の出演作品を探して見つけました。イラストも美麗でサンプルボイスも素敵だったのですぐDL。
最初、滅多にない派手なBGMにちょっと驚きましたが、とても物語に合っていると思いました。

エロ度はサークル様のご説明にあるとおり濃厚です。S気は少なめに感じました。滅びの気配をそこはかとなく漂わせながらも、艶めかしくうっとりと酔っているような声の演技に、聴いているうちに酔わされてしまいました。露骨な隠語は一つもなく、SEもよかったです。

確かにほぼその手のシーンなのですが、全編聴き終えてあまりエロばかりという印象はありませんでした。おそらく、物語がきっちり構成されて作り込まれているので、その手のシーンはその中にはめ込まれている(うまい言い方が思い浮かばないのですが)からではと。　ボリュームもすごくてこのお値段でいいのかしら、と嬉しいやら申し訳ないような気がしました。

おまけの夢の続き、の真田幸村との会話は切なくて。このあと、Vol.1も思わずDLしてしまいました。
フリトはすごい長いですねー。初めてこんな長いフリトを聴いたかもしれません。本編のシリアスとはかけ離れたフリト、楽しかったです。サークル様の新作が楽しみです。